78 こなた百までわしゃ九十九まで 髪に白髪の生ゆるまで(7・7・7・5調)
18世紀中ごろにはやった小唄だそうだ。婚礼などの祝いの席で人気があったようだ。
平均寿命が50歳を切るような江戸時代に詠われた歌だ。
昨日は、96歳で亡くなった方の葬儀であった。
気が付いたら、今では、百歳近傍まで生きながらえることが珍しいことではなくなった。
江戸歌謡が詠った夢の世界が現実になってしまったわけだ。
さてこれが、喜ばしいことなのであろうか。
後期高齢者としては、心穏やかとはいかない。
18世紀中ごろにはやった小唄だそうだ。婚礼などの祝いの席で人気があったようだ。
平均寿命が50歳を切るような江戸時代に詠われた歌だ。
昨日は、96歳で亡くなった方の葬儀であった。
気が付いたら、今では、百歳近傍まで生きながらえることが珍しいことではなくなった。
江戸歌謡が詠った夢の世界が現実になってしまったわけだ。
さてこれが、喜ばしいことなのであろうか。
後期高齢者としては、心穏やかとはいかない。