水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

摘蕾・摘果

2008-04-21 09:54:55 | 雑感(1)日常
 先週の土曜日(おととい)、中学校の同級生のお誘いを受け、山梨県・勝沼に出かけた。種々の感銘を受けた一日であった。

 残念ながら、桃の花の盛りは過ぎていたが、梨やりんごの花の白さが目にまぶしかった。摘蕾・摘果、施肥、など果樹栽培の細部を伺うことができ、興味が尽きなかった。
がしかし、その一方で、この種の労働集約型農業の衰退を目の当たりにすると、日本の根幹がボロボロになっていることがよくわかり、今後が心配にもなる。
今の日本社会は全体として、目先の収穫ばかりを気にし、摘蕾・摘果に代表される「品質の維持・向上」を忘れているのではないだろうか。

 奥さんのご実家のリフォームは、百年以上経過した大黒柱や梁から圧倒されるような力を感じられ、見事だった。

 そして、その家の中に設けられた音楽ホールでの友の歌は、確かに我々の心身を揺さぶった。

 あと何年、まともでいられるか。日々を大事にしよう。

 
 

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