水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

師走

2009-12-01 08:59:52 | 雑感(1)日常
 今日から12月。月日の経過が早い。加齢とともに、下り勾配がどんどんきつくなる、坂道をヨタヨタ走り下っているようだ。あちこちガタがきているのに止まらない、って感じ。

 朝起きて、「今日から、先生も走る月だぜ」、と言ったものの、はて、なぜ12月が師走なのか?

 だって、うらぶれた暇そうな僧侶を「師走坊主」というではないですか。この表現は、師走を経をあげるために僧侶が東奔西走する意、つまり、僧侶は12月が忙しいはず、ということと矛盾する。

 調べると、どうも、12月を「しはつ」と呼んだことが先にあって、「師走」という漢字を当てたらしい。「しはつ」の語源は、「年果つ(としはつ)」、「四極(しはつ)」、「為果つ(しはつ)」などが考えられるらしい。

 また、漢字の意味からは、「師馳す(しはす)」が師走の前にあった、という説もあるらしい。


 数時間かけて結局、「師走」の語源が明確には解明されていない、ということがわかっただけだった。疲れた。