大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

習近平 アフリカへ窮余の600億ドル拠出

2018年09月19日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



8月3日に、北京で開かれた「中国アフリカ協力

フォーラム」首脳会合で、習近平は今後3年間に

アフリカ諸国の発展に備えて600億ドル(6・6兆

円)を拠出すると3年前と同額の拠出を発表した。

2017年末までの中国のアフリカ向け総投資

残高は1000億ドルを超えており、中国企業

3500社が進出している。

ここへ更なる600億ドルの追加投資を行うのだ。

専門家の分析では、6月末現在,3兆1100億

ドルの外貨準備を有し、余裕を備えている

ようには見えるが実態は逆だと指摘している。

流入する外貨を全て中国人民銀行が買上げる

制度で、中国当局は輸出による貿易黒字拡大と

海外からの対中投資に力を入れる一方、海外

外貨持ち出しは厳しく、現在は禁止に近い。

だが、最近でも3000億ドル前後の資本が当局の

規制をかいくぐって流出しているという。

一方、保有外貨減少に備えて国有企業なども

対外債務を膨らませており、主要な対外資産

から負債を差し引いた残額は今やゼロだという。

米トランプ政権は年間で3800億ドルの対中貿易

赤字削減に備えて、2000億ドル分を一挙に

削減すべく制裁関税を掛けている。

更に、中国から全輸入品を対象にする方針も

打ち出しており、対米輸出に大きく依存する

中国にとっては、資金の余裕どころか赤字に。

習近平の目指す活路は、一帯一路構想の下、

アフリカから国有企業が、港湾や高速道路、

鉄道などインフラを融資付きで受注する。

融資するのは中国の国有商業銀行であり、

工事に従事する労働者の大半は中国人。

投資には外貨は使わず、決済は全て人民元で

あるが、アフリカ側から受け取るのはドル。

安倍総理は、一帯一路に協力すると言って

いるようだが、一体何を考えているのか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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