大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国のダム建設 メコン川流域の環境破壊

2020年10月20日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




インドシナ半島のメコン川流域に住む6000

万人の人々にとってメコン川は母なる川である。

メコン川は、中国のチベット高原に源流を発し、

中国の雲南省を通り、ミャンマー・ラオス国境と

タイ・ラオス国境、更にカンボジアとベトナムの

6ヶ国を流れる全長4200㎞の国際河川。

上流の中国国内では、瀾滄江と呼ばれ、流域に

11の巨大ダム建設が計画され、数基が完成。

だが、中国はダム関連資料を公開しない。

下流域のタイとラオス、カンボジア、ベト

ナムの4カ国は、河川利用の調整に備え

国際組織・メコン川委員会を設置している。

2019年、メコン川下流に当たる流域諸国で

流水量が激減し、本来の水位よりも最大で

3mも水位が下がる深刻な干ばつが発生した。

中国が、メコン川上流に建設したダムで大量の

水を堰き止めてことが原因だったが、中国の

外交部は、雲南省も深刻な干ばつに見舞われ、

中国の一連のダム貯水量は史上最低レベルに

まで低下したと主張。

米国の調査会社が、中国雲南省の「湿潤」

状態の衛星測定結果では、2019年5月から

10月にかけての雨季には実際の同地域の平均

降水量と融雪量の合計が、例年の平均を少し

上回っていることが明らかにされた。

だが、中国外交部は、下流域諸国のために

中国国内が干ばつで苦しんでいるにも拘らず、

中国は全力を尽くして理にかなう水量を

放流したが、瀾滄江のダム建設が下流域の

干ばつの原因とする説明は不合理と反発。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。