台風19号(ハギビス:1919)は、10月12日から
13日にかけて、中部地方から関東、東北地方に
甚大な洪水被害をもたらした。
丁度、収穫期であった稲をはじめ、リンゴや
野菜など農産物だけでも1300憶円を超えると
試算されている。
政府は、今回の台風19号による災害について
[非常災害]と[激甚災害]に指定することにした。
[非常災害]は、2013年(平成25年)の東日本
大震災を受けて作られた、大規模災害復興法に
よるもので、[非常災害]として指定された
災害は、被災した自治体からの要請に基づいて
道路などの復旧工事を国が代行できる。
災害復旧に備えた大規模な工事での自治体の
負担軽減が期待できる。
これまでに宮城県、福島県、長野県、群馬県、
神奈川県の5つの県の道路について、国が
復旧工事を代行することが決まっている。
この法律に基づき[非常災害]として指定された
災害は熊本地震に続き2例目となる。
[激甚災害]に指定されると、土木施設や農業
施設、公立学校などの復旧に備えた費用のほか、
図書館などの公共施設や私立の学校などに
ついても支援の対象となる。
今回の災害の[非常災害]と[激甚災害]への
指定は11月1日に公布・施行される。
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