2020年5月上旬、WHOアフリカ地域事務局
長は、アフリカのサハラ砂漠南部地域で
早急に対策を取らねば、1年後には8万3000人
~4400万人が死亡する恐れがあると警告した。
それから2ヶ月、アフリカ大陸での感染者の
半数近くが集中する南アフリカのラマポーザ
大統領が、[嵐がやって来た]と述べて危機感を
あらわにし、国民に対策の徹底を訴えている。
7月12日に、全世界の感染者数は1255万人に
達し、死亡者は56万人を数える。
この内、アフリカについては感染者が46万人、
死者数は8000人だとWHOは報告している。
アフリカ大陸で、経済発展が著しく、医療
環境の整備も進んでいる南アフリカ共和国は、
大規模な検査を展開している数少ない国だ。
同日での、南アフリカの感染者数は26万人と、
アフリカの55%を占め、死者数は約3900人。
WHOの報告では、南アフリカでも地域に
よっては、信頼性を備えた包括的なデータが
存在せず、6月10日には検査キット不足で、
6万3000件の未処理検体が滞っているという。
新規感染者は、このところ、毎日13000人の
ペースで増え続けている。
アメリカ、ブラジル、インドに次ぐ新規感染
者の増加規模になっている。
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