大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

トンガ沖噴火を上回ったピナトゥボ火山

2022年01月27日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



1月15日に発生したトンガ沖の海底火山

[フンガトンガ・フンガハーパイ]の大噴火では、

噴煙が高さが約20Km、半径約260Kmにも

広がり、吹き上げられた大量の二酸化硫黄

ガスを中心としたエアロゾルが成層圏に漂い

地上の気温を低下させ、冷害発生が懸念される。

1991年6月7日、フィリピンのルソン島西部に

在るピナトゥボ火山で大噴火をした。

この大噴火では、火山周辺で4月頃から小規模な

水蒸気噴火が繰り返えされていたことから、

政府は周辺の住民をあらかじめ避難させて

いたため、大規模な人的災害は免れた。

6月7日の噴火以降も、ピナトゥボ火山では

大噴火が相次ぎ、12日の噴火では噴煙柱が

高度25,000mまで上昇した。

更に、15日13時42分頃からは最大規模の

破局的な噴火が発生した。

折から、接近していた台風5号による降雨に

噴出された軽石や火山灰が混じり、ルソン島

各地に降り注いだ。

水を含んで重くなった軽石や火山灰が家屋の

屋根に堆積した重量や土石流などで多数の

家屋が倒壊し、500人以上が死亡した。

一連の噴火活動による噴煙が数年にわたり

成層圏に漂い、地上の日射量が減少し、世界

各地で異常気象が発生し、植物の生育に影響。

1993年(平成5年)に日本で発生したの記録的な

冷夏により、深刻なコメ不足騒動が発生した。

火山噴火による噴出物の量から噴火規模を

計る火山爆発指数(VEI)が、ピナトゥボ火山

噴火ではVEI6とされ、トンガの噴火はそれに

近い規模だったと専門家は評価している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなしです。

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