１１月６日に長崎県五島列島近海で不法操業
中の中国漁船２隻を海上保安庁の巡視船が
発見したが、漁船は逃走。
４時間半近い追跡の末、１隻を拿捕した。
船長を逮捕して、乗組員１１人全員を長崎に
移送して取り調べ、罰金３０万円の略式命令に。
今回は、衝突事故もなく、けが人なども出ず
スムースな決着になったが、拿捕に４時間余りも
要する能力しか備えていないとは情けない話だ。
韓国では、最近中国漁船の排他的経済水域
（ＥＥＺ）内での違法操業が続き、１１月中旬だけ
でも３０隻にも上る漁船を拿捕している。
過去には、韓国の海洋警察官が金属パイプなどで
殴られて重傷を負う事件も発生しており、違法
操業に伴う紛争が絶えない。
１１月１９日に、済州島沖で２隻を拿捕した際は
２５隻もの中国漁船が警備艇を取囲んで威嚇。
この紛争で韓国側に５人の負傷者が出ている。
沿岸部の汚染で漁場を失った中国漁民は一攫
千金を狙い、国籍表示を偽装し、武器を備えて
韓国や日本海沿岸部に進出し無法を働いている。
たまり兼ねて日韓で情報交換など共同で対処に。
「備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」です。
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