備えよ常に! 備えあれば憂いなし
3年間に及ぶコロナ規制措置で、封じ込めの
苦難に耐え忍んだ若年層は、封鎖解除後には
習近平の期待や方針とは相いれない怪物に
変貌してしまった。
彼らが学んだことは、指導者層への深い
恨みと不信、自分は自分が守らねばという
内向きへの防御姿勢、節約生活だった。
旅行は、夜行便で、寝泊りは駅舎。
土産物は買い控え、遊興費は倹約。
消費者層は総じて倹約志向を強めてしまったが
取分け消費を引っ張って来た若年層が倹約、
節約に生活様式を替えてしまったことが大きい。
都市部では、政府が高齢者向けに支援する
安価な食堂に若者が殺到し、ファッション性の
高い衣装から代替品へ、また軍服も人気とか。
昨年の11月の[独身の日]の大型セールでは、
売上が前年度から2%の伸びに止まった。
6月18日に行われた、ECコマースを記念した
独身の日に次ぐ大型セールも不発。
若者がECコマース市場からも姿を消した。
今後の半年間に支出を増やすと回答した人の
割合は45%と50%を割り、モノにお金を
使おうとする消費者心理は低下の片側通行。
今年後半の小売売上高も2~3%程度の伸びに
止まるとされ、GDPに占める消費の割合は
3割程度に落ち込み、李強首相が大見えを
切った5%成長はとても無理だとの指摘。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?