大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

酷暑のメッカ大巡礼、死者1300人超に

2024年07月11日 | Weblog

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イスラム教徒にとって生涯に一度は行うべきと

される[五行]の一つにハッジ、大巡礼がある。

2024年のハッジの期間には、世界から180万人

以上が、サウジアラビアのイスラム教の聖地

メッカを目指す。

この大巡礼に参加した群衆を熱波が襲い、

6月23日までに1300人超が熱射病で死亡。

サウジアラビア国立気象センターによると、

6月17日にはメッカの聖モスクでは気温が

51・8℃まで上昇した。

この気温では、日差しを遮るものが無い

道路や広場では地面上の気温は70℃を超える

温度となり、息をするのすら苦しいことになる。

多くの人が熱射病で倒れ、犠牲者は更に

増加すると推測されている。

過去にも、大巡礼で多くの死者が出た大きな

事故が報告され報告されている。

1990年7月2日に、Al-Ma'aisimトンネルで

巡礼者の群衆の中で将棋倒しが発生し、

巡礼者1,426人が死亡。

特に、将棋倒しによる死亡事故が多発するのが、

メッカ近郊の[ジャマラート]と呼ばれる悪魔の

石柱に向けて石を投げる巡礼儀式が行われる場所。

1994年5月23日、儀式での投石中に270人が死亡。

 1998年4月9日、ジャマラート橋で発生した

将棋倒し事故で118人が圧死。 

2001年5月5日、儀式での投石中の事故で35人。

2003年2月11日、投石中の将棋倒しで14人。 

2004年2月1日、投石中の将棋倒しで251人。

2006年1月12日、投石中の将棋倒しで346人。

特に、2015年9月24日に発生した将棋倒し

事故では、ジャマラート橋に別方向から来た

2つの大グループが殺到して大規模な将棋倒しが

発生し、少なくとも2,181人が死亡している。

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