大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

砂漠でソーラー発電 緑が戻って来る

2022年01月22日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




太陽光発電大国は、中国と米国。

いづれも広大な砂漠や荒野の活用が主。

中国の内モンゴル自治区の北西部にあるクブチ

砂漠
は、年間の日照時間が3100時間に上る。

この豊富な太陽光資源を利用した砂漠対策が

進められており、太陽光パネル設置の下を

甘草やジャガイモ栽培などの農地やヒツジや

ヤギの飼育地にする計画。

2010年頃から計画が進められており、2021年

末ごろには完工し、パネル設置面積が約67

平方Km,太陽光発電設備容量が1000MW,

原発1基分相当の容量になる。

同じように広大な砂漠が存在するアフリカ大陸。

やはりここでも太陽光や風力を利用した

大規模な発電施設が計画されている

最近発表された米国の大学の研究レポートには

太陽光パネルなどを砂漠に設置すると、意図

せずして降雨量の増加と緑化に貢献することに

なるとの研究結果が発表された。

モンゴル平原などで、過放牧になると牧草が

激減して地表の反射能(入射光に対する反射

光の比。アルベド)が増加し、降雨量を減らし、

その結果植生が減少する。

それとの逆に、大規模なソーラー施設は地表の

反射能を低減するので、反射能・降雨量・

植生のフィードバックメカニズムが反対方向に

はたらくのではないかという仮説を立てた。

研究チームが、サハラ砂漠および隣接する

サヘル地域に大規模なソーラー・風力発電

施設が設置された場合を想定し、植生の変化を

伴う気候モデルを使って気候への影響を

シミュレートした。

その結果、サハラ砂漠の降雨量は2倍以上、

サヘル地域の降雨量は年間最大200mmから

最大500mm増加することが明らかになった。

また、植生も面積比で20%増加するという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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