11月14日は[世界糖尿病デー]で、この日に
合わせて世界で糖尿病に関する啓蒙活動が
繰り広げられる。
中国国家衛生健康委員会の統計では、2021年度
での成人の糖尿病の有病率が12・.8%と高く、
患者数は世界最多の約1億3000万人。
成人の8人に1人以上が糖尿病ということに。
糖尿病の発症には、暴飲暴食、特にでんぷん質、
糖類の取り過ぎが大きな要因になるが、不規則な
生活も影響する。
中国の専門医の話では、中国国内ではここ数年、
青少年の肥満や過体重が公衆衛生上の問題と
なっており、無糖だからと安心して、無糖
飲料を長期間継続して飲んだことで、反って
糖尿病を患う人が増え続けているという。
[無糖飲料といっても、甘い味がするものには
通常、人工甘味料が添加されている。人工
甘味料が含まれた飲料を長期間飲むと、体重が
増えてインスリン抵抗性がより明確になる
などの状況が現れてくる。糖尿病や心血管
疾患を引き起こすという点で、有糖飲料に
比べて害はより大きい]と説明している。
また、別の専門医は[『無糖』の食品は、血糖
値が上がらないというものではなく、ましてや
血糖値を下げられるものでもない。糖尿病は
今に至るまで、完治できない生涯型の病気だ。
一般論として、糖尿病と診断されれば理論上は
ひっくり返すことが難しく、一生、インスリン
治療を続けなければならなくなる]と警告する。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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