2015年にノーベル生理学・医学賞を中国本土で
生れ育ち、教育を受けて研究成果上げた生粋の
中国人の屠 呦呦(と・ゆうゆう)氏が受賞した。
中国の古墳,馬王堆から出土した古文書の解読に
より見つかった漢方薬の青高素(チンハオス),
アーテミシニンの分析,合成により抗マラリア薬が
産出された功績による受賞だ。
アーテミシニンの開発が果たして中薬(中国の
伝統薬)研究の成果なのかどうかについては、
中国国内で現代医薬研究の成果とすべきとの
意見も出て議論が起きている。
理由は、中国国内での純粋の中薬研究により
産出されたと言うより、世界各国の研究者や
医療機関が関与して産出されたからだ。
中国国内で2014年に国家食品薬品監督管理
総局の薬品審査報告で、販売が認可された新薬
149種類のうち中薬はわずか11種類のみだった。
また、中国中央電視台(CCTV)は中薬に関する
特許の99.7%が中国にないと報じている。
日本では漢方薬として研究が進み、韓国では
高麗薬として共に古くから伝統的に使用されて
来た過程で、日本と韓国の特許保有割合が
計70%を超えているとしている。
さらに、近年では中薬の「秘方」(秘伝の処方)が
大量に流失し、外国のみならず中国国内でも
外国産の中薬が特許申請されるなど、外国企業に
とっての「お金のなる木」になっていると伝えて
中薬の本家であるべき中国の危機を訴えている。
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