米FRBは15年12月に利上げに踏み切った。
ゼロ金利時代に流入したドルは還流し始めた。
各国の企業は、金利上昇に備えて借入れたドルの
圧縮を急ぐが、中国の企業では対照的に債務を
膨らませていると専門家。
元高のデフレ圧力で返済が出来ず、金融機関には
潜在的な不良債権が積み上がっていると言う。
中国国有企業の債務総額は、2015年9月末で
77兆6828億元(約1476兆円)、前年比で11%増。
また、企業の高利回りの理財商品を含む国内の
債務証券発行額は15年3月末で4・7兆ドルに上り
前年より10%増えている。
統計では、企業の対外債務は1・3兆ドル(約156
兆円)と前年より21%と大幅に増えている。
企業へ流れ込んでいる資金は、叫ばれている
構造改善目的ではなく、資金ショートに備えた
後ろ向きの資金だ。
政府の相次ぐ利下げ支援で14年10月には金利が
4・35%まで下がったが、一方、製品価格指数は
13年末以降下落し続け15年10月には前年比で
マイナス7・4%にまで下った。
製品価格で見れば12%近い実質金利負担となる。
今後、米金利上昇に伴い中国国内金利が上昇
すれば、爆弾を抱えた企業倒産が各所で暴発する。
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