中国産冷凍ギョーザ問題については一日も早い真相解明が日中双方にとって必要であります。中国側としても一層捜査を強化するとのことであり、日中双方で捜査と協力をさらに強化していくことで一致しました。
■「一日も早い真相解明」とは何でしょう?事件が発生したのは今年1月の末ですぞ!もっと詳しく言えば福田ホイホイ訪中の1ヵ月後!あれから3ヶ月以上も経過しているのに、「真相解明」どころか基本的な事実確認さえ日中両国の捜査当局の間には成立していません。『週刊文春』5月15日号には、真っ当な捜査を続けている日本の警察に対して外務省が愚かしい圧力を掛けて胡錦濤訪日を実現するために口封じをした!という驚くべき暴露話が掲載されております。今頃から「一層捜査を強化」して、一体、何を調べるのでしょうなあ?「日中双方で捜査と協力」が出来ないからこそ、真相解明が進まないのですが、この道理が福田ホイホイ外交では認められないようです。嗚呼。
なおチベット問題については、胡主席より4日にダライ・ラマ氏側との接触、話し合いを行った旨の説明がありました。これに対し、私からは主席の決断と今回の話し合いは本格的対話に向けた第一歩として評価する旨申し上げるとともに、対話の継続を通じ、状況が改善し、国際社会の懸念を解消するように要請しました。
■「なお」とは何ですか?「なお」とは!?文字通りに理解すれば、大して重要ではない話を付け足す時の接続詞と思われる「なお」ならば、念のために補っておく話という事になります。世界中が大騒ぎしている大問題が、福田ホイホイ外交になると「なお」に続く程度の小さな問題になるようですなあ。この件で歴史的な訪中が台無しになっては一大事!と考えた北京政府が、来日直前になって打ち上げたアドバルーンに過ぎない「対話再開」を、ここまで手放しで絶賛されては、さすがの北京政府も面映ゆいかも?外交辞令も程度問題ですぞ。ホイホイ首相が「要請」するのは勝手ですが、問題はそれに対して胡錦濤主席が何と「応答」したか?でしょう。生返事しか聞かれなかったのでしょうなあ。福田首相はさっさと別の話題に移ってしまいます。
本年は日中平和友好条約締結30周年にあたりますが、この大きな節目の年が将来にわたり、末永く明記される日中関係発展の年にしていきたいと思います。胡主席は今回の訪日で東京のほか横浜、大阪、奈良を訪問され、各地で日本の文化、歴史、産業などにも触れるとともに、日本の国民各層と交流される機会を持たれますが、ぜひとも実りある滞在となりますよう心よりお祈りを申し上げます。以上です」
■異例の長期滞在となった今回の訪日なのに、肝腎の首脳会談は実質的に1回だけの2時間だったようです。穴ぼこだらけで懸案事項は残らず先送りになっている『共同声明』に署名するだけなら、半日の滞在で十分だったでしょう。やっぱり、パンダとピンポンで国民を愚弄して支持率を上げようと思っただけだったようですなあ。
■以下は記者との質疑応答です。
--新華社通信です。……北京では五輪がいよいよ開催される。アジアにおける20年振りの五輪でもある。私たちは、多くのアジアの国々から大きな支持をいただいている。この五輪に対してどのような期待を持っておられるか。……
■「大きな支持」とは何処の国からの話なのか不明です。核疑惑の北朝鮮やサイクロン被害を無視して変な国民投票を強行するミャンマーの事でしょうか?それともチベット人を虐めて点数稼ぎに熱心なネパール政府のことでしょうか?こんな乱暴な枕詞を聞き流していたら、大変なことになると福田首相は思っていないようです。北京五輪に「期待」する事は山ほどありますが、残念ながらそのほとんどは実現不可能な事ばかりですなあ。
■「一日も早い真相解明」とは何でしょう?事件が発生したのは今年1月の末ですぞ!もっと詳しく言えば福田ホイホイ訪中の1ヵ月後!あれから3ヶ月以上も経過しているのに、「真相解明」どころか基本的な事実確認さえ日中両国の捜査当局の間には成立していません。『週刊文春』5月15日号には、真っ当な捜査を続けている日本の警察に対して外務省が愚かしい圧力を掛けて胡錦濤訪日を実現するために口封じをした!という驚くべき暴露話が掲載されております。今頃から「一層捜査を強化」して、一体、何を調べるのでしょうなあ?「日中双方で捜査と協力」が出来ないからこそ、真相解明が進まないのですが、この道理が福田ホイホイ外交では認められないようです。嗚呼。
なおチベット問題については、胡主席より4日にダライ・ラマ氏側との接触、話し合いを行った旨の説明がありました。これに対し、私からは主席の決断と今回の話し合いは本格的対話に向けた第一歩として評価する旨申し上げるとともに、対話の継続を通じ、状況が改善し、国際社会の懸念を解消するように要請しました。
■「なお」とは何ですか?「なお」とは!?文字通りに理解すれば、大して重要ではない話を付け足す時の接続詞と思われる「なお」ならば、念のために補っておく話という事になります。世界中が大騒ぎしている大問題が、福田ホイホイ外交になると「なお」に続く程度の小さな問題になるようですなあ。この件で歴史的な訪中が台無しになっては一大事!と考えた北京政府が、来日直前になって打ち上げたアドバルーンに過ぎない「対話再開」を、ここまで手放しで絶賛されては、さすがの北京政府も面映ゆいかも?外交辞令も程度問題ですぞ。ホイホイ首相が「要請」するのは勝手ですが、問題はそれに対して胡錦濤主席が何と「応答」したか?でしょう。生返事しか聞かれなかったのでしょうなあ。福田首相はさっさと別の話題に移ってしまいます。
本年は日中平和友好条約締結30周年にあたりますが、この大きな節目の年が将来にわたり、末永く明記される日中関係発展の年にしていきたいと思います。胡主席は今回の訪日で東京のほか横浜、大阪、奈良を訪問され、各地で日本の文化、歴史、産業などにも触れるとともに、日本の国民各層と交流される機会を持たれますが、ぜひとも実りある滞在となりますよう心よりお祈りを申し上げます。以上です」
■異例の長期滞在となった今回の訪日なのに、肝腎の首脳会談は実質的に1回だけの2時間だったようです。穴ぼこだらけで懸案事項は残らず先送りになっている『共同声明』に署名するだけなら、半日の滞在で十分だったでしょう。やっぱり、パンダとピンポンで国民を愚弄して支持率を上げようと思っただけだったようですなあ。
■以下は記者との質疑応答です。
--新華社通信です。……北京では五輪がいよいよ開催される。アジアにおける20年振りの五輪でもある。私たちは、多くのアジアの国々から大きな支持をいただいている。この五輪に対してどのような期待を持っておられるか。……
■「大きな支持」とは何処の国からの話なのか不明です。核疑惑の北朝鮮やサイクロン被害を無視して変な国民投票を強行するミャンマーの事でしょうか?それともチベット人を虐めて点数稼ぎに熱心なネパール政府のことでしょうか?こんな乱暴な枕詞を聞き流していたら、大変なことになると福田首相は思っていないようです。北京五輪に「期待」する事は山ほどありますが、残念ながらそのほとんどは実現不可能な事ばかりですなあ。