■あの選挙で大量に当選した議員の多くが、最初から「使い捨て」になる予定だったとしたら、760億円という言われる莫大な国家予算を投じて行われた総選挙は、馬鹿馬鹿しいほどの無駄遣いではないでしょうか?強力な支持者を持つ「復党組」が、本気で復讐戦を挑んだら、「金魚の糞」候補は木っ端微塵に砕け散って、「落選したらただの人」とは言われますが、それ以上に恥ずかしい経歴を持った小泉政権名物?の「負け組み」軍団として自民党史の「お笑い部門」に記録されることになりそうです。何だか哀れを誘う話ですなあ。
来年夏に参院選を控える参院執行部には「(今年)10月復党」を求める声もあり、早まる可能性もある。衆院選で造反組に敗れ、比例代表で復活当選した自民党新人議員らとの選挙区調整は、復党後に検討する考え。既に自民党内には無所属組と統一会派を組む構想も出ている。平沼赳夫元経済産業相(66)や野田聖子元郵政相(46)ら造反組は20日の会合で、自民党と交渉する窓口を平沼氏に一本化し、復党は13人一括とする方針を確認。昨年10月の郵政民営化法案可決時も無所属でただ1人反対票を投じた平沼氏だが、安倍氏から「早く(自民党に)帰ってきてほしい」と、長時間にわたって説得を受けるなど、安倍氏と政策的な考え方が近いことから、13人の代表として前面に立った形だ。
■結局、青木参議院幹事長の一言で潰された「院内統一会派」構想でしたが、安倍総理大臣の腹案はこれだったのです。参議院選挙には何の役にも立たない旬を過ぎた「小泉チルドレン」ですから、選挙の鬼と言われる青木さんの眼中にはその影さえも無いでしょう。本当は、「竹中大臣と一緒に束になって辞職してくれていたら…」と心の中では思っているに違いありません。政権与党にとって、選挙の役に立たない者は、ゴミ芥(あくた)も同然なのですが、その冷厳たる現実を「小泉チルドレン」達にはまったく分からないのですなあ。坊っちゃん、嬢ちゃん、近所のオジサン、オバサンみたいな候補を「刺客」に仕立てたマスコミ利用は見事なものですが、所詮は忍者が使う煙幕か播きビシみたいな使い捨ての道具でした。人権も何も有ったものではないですなあ。
一方、中川秀直政調会長は24日、テレビ各局の討論番組で「無所属議員が院内会派をつくれば、閣外協力や法案ごとの部分的な協力もあり得る。その中で議論が積み上がる」と、復党を模索する考えを示した。その条件として「参院選のための数合わせではなく、大義が必要」と指摘。その上で(1)郵政民営化に反対しない(2)安倍政権の公約を支持する――ことを挙げた。なお安倍氏は、25日にも幹事長ら党3役人事を決定する。
スポーツ日本 2006年09月25日
■こうして「筋か情か」のヤクザまがいの奇怪な議論が2箇月も続いたのでしたが、その間の小泉チルドレンの右往左往振りは滑稽でもあり、痛々しくもありました。
自民党の衆院当選1回議員でつくる「83会」は31日、国会内で開いた総会で、郵政民営化に反対して離党した無所属議員の復党問題への対応を議論したが、同会としては統一行動をとらない方針を確認した。総会では復党反対派が「83会有志」として活動していることに反発が噴出、復党容認論も飛び出した。……このため反対派も会としての統一行動を断念したが、復党反対の急先鋒である小野次郎氏は記者会見し、近く反対派による「復党問題を考える議員連盟」(仮称)を発足させる意向を明らかにした。すでに署名数は当選2回以上の議員5、6人を含めて約40人に上るとされ、今後、署名活動を拡大させる構えだ。
■「署名活動」などと聞きますと、市民運動みたいですなあ。権力の無い庶民が「お上(かみ)」にお願いする最後にして最強の手段が「署名活動」で、何よりもそれをマスコミが取り上げてくれるのを期待して頑張るのが市民運動というものでしょうなあ。新人議員ではあっても、何だか議員としての自覚と申しましょうか、プロ意識と申しましょうか、何か大切なものを大きく欠いている人達の集まりのような印象が有ります。それも「仲間割れ」とは、とほほな「有志会」であります。まあ、自ら「金魚の糞」であることを宣伝しているような、恥ずかしい話です。
来年夏に参院選を控える参院執行部には「(今年)10月復党」を求める声もあり、早まる可能性もある。衆院選で造反組に敗れ、比例代表で復活当選した自民党新人議員らとの選挙区調整は、復党後に検討する考え。既に自民党内には無所属組と統一会派を組む構想も出ている。平沼赳夫元経済産業相(66)や野田聖子元郵政相(46)ら造反組は20日の会合で、自民党と交渉する窓口を平沼氏に一本化し、復党は13人一括とする方針を確認。昨年10月の郵政民営化法案可決時も無所属でただ1人反対票を投じた平沼氏だが、安倍氏から「早く(自民党に)帰ってきてほしい」と、長時間にわたって説得を受けるなど、安倍氏と政策的な考え方が近いことから、13人の代表として前面に立った形だ。
■結局、青木参議院幹事長の一言で潰された「院内統一会派」構想でしたが、安倍総理大臣の腹案はこれだったのです。参議院選挙には何の役にも立たない旬を過ぎた「小泉チルドレン」ですから、選挙の鬼と言われる青木さんの眼中にはその影さえも無いでしょう。本当は、「竹中大臣と一緒に束になって辞職してくれていたら…」と心の中では思っているに違いありません。政権与党にとって、選挙の役に立たない者は、ゴミ芥(あくた)も同然なのですが、その冷厳たる現実を「小泉チルドレン」達にはまったく分からないのですなあ。坊っちゃん、嬢ちゃん、近所のオジサン、オバサンみたいな候補を「刺客」に仕立てたマスコミ利用は見事なものですが、所詮は忍者が使う煙幕か播きビシみたいな使い捨ての道具でした。人権も何も有ったものではないですなあ。
一方、中川秀直政調会長は24日、テレビ各局の討論番組で「無所属議員が院内会派をつくれば、閣外協力や法案ごとの部分的な協力もあり得る。その中で議論が積み上がる」と、復党を模索する考えを示した。その条件として「参院選のための数合わせではなく、大義が必要」と指摘。その上で(1)郵政民営化に反対しない(2)安倍政権の公約を支持する――ことを挙げた。なお安倍氏は、25日にも幹事長ら党3役人事を決定する。
スポーツ日本 2006年09月25日
■こうして「筋か情か」のヤクザまがいの奇怪な議論が2箇月も続いたのでしたが、その間の小泉チルドレンの右往左往振りは滑稽でもあり、痛々しくもありました。
自民党の衆院当選1回議員でつくる「83会」は31日、国会内で開いた総会で、郵政民営化に反対して離党した無所属議員の復党問題への対応を議論したが、同会としては統一行動をとらない方針を確認した。総会では復党反対派が「83会有志」として活動していることに反発が噴出、復党容認論も飛び出した。……このため反対派も会としての統一行動を断念したが、復党反対の急先鋒である小野次郎氏は記者会見し、近く反対派による「復党問題を考える議員連盟」(仮称)を発足させる意向を明らかにした。すでに署名数は当選2回以上の議員5、6人を含めて約40人に上るとされ、今後、署名活動を拡大させる構えだ。
■「署名活動」などと聞きますと、市民運動みたいですなあ。権力の無い庶民が「お上(かみ)」にお願いする最後にして最強の手段が「署名活動」で、何よりもそれをマスコミが取り上げてくれるのを期待して頑張るのが市民運動というものでしょうなあ。新人議員ではあっても、何だか議員としての自覚と申しましょうか、プロ意識と申しましょうか、何か大切なものを大きく欠いている人達の集まりのような印象が有ります。それも「仲間割れ」とは、とほほな「有志会」であります。まあ、自ら「金魚の糞」であることを宣伝しているような、恥ずかしい話です。