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静電気

※初めての方はこちら「プロローグ」「このblogの趣旨」からお読みください。
※「極楽飯店」の第一話はこちらから。

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鬼は~外! 福は~内!(吹き替え版ジャッキー・チェンの声で)(←分かる人だけ分かってくれればそれでよしとします)


と、いうことで。節分も終わりましたね。

2012年も既に12分の1が経過いたしましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


僕はと申しますと、最近少々「ドアノブ恐怖症」気味になっております。

それから、車の乗降でドアに触れるときも、ちょっとドキドキします。

そう。

毎年この乾燥した時期になるとやってくる「静電気くん」に悩まされておりました。

ご存じの方はご存じかと思うのですが、僕ってほら、帯電しやすいんですよ。

なもんだから、「パチッ」の威力が結構すごくてね、静電気のせいで爪が割れた経験もあります。

痛いって。さすがにそれは痛いって。


小学生ぐらいの時には、セーターの袖の間でゴシゴシ擦った下敷きを友達の頭の上に持っていって、髪を逆立てたりなんかしてね、いい遊び相手だったんですけど、痛い経験を繰り返すごとに、ただの迷惑なヤツに格下げになってしまいました。

で、そんなこんなで静電気のことを思っていましたら、「カチッ」っとスイッチが入りましてね、「あ、これってカルマの性質とそっくりじゃん」ということに気がつきました。


色々な説明の仕方はあると思いますが、「カルマ」とは「あらゆる記憶の集積(また、それに伴う行動指針)」みたいなものです。

もう少し言い方を変えると、僕たち人間が継承しつづけている「思い込み」や「未消化な感情」が束になったもの、とでも言いましょうか。

それらのエネルギーが、意識の次元において、本来の流れに逆らおうとする力(摩擦や抵抗)が加えられると、そこに「反発」や「吸引」などといった作用が生まれます。

※この「摩擦や抵抗」とは、潜在意識の流れに逆らおうとする力のことです。それは、目の前にある現実に対しての拒否反応(受け入れたくないという気持ち)や抵抗、事実とはことなる極端に歪曲された解釈などによって生まれます。

※潜在意識と顕在意識の間に矛盾があれば「摩擦」となり、逆に、同じベクトルに向いていればそこに抵抗はありません。


とにかく、潜在意識の波に逆らうと、摩擦が生まれます。


セーターと下敷きを摩擦すると、そこに電荷が生じて帯電が始まるのと同じように、意識のレベルでもまた、摩擦による帯電が始まります。


で、そこに吸引力が生まれるんですね。帯電した物体に、埃や塵が吸い寄せられるのと同じような感じです。


それがね、厄介なんですよ。


【カルマの摩擦・抵抗によって、吸引力が生まれる】

          ↓↓↓

【その吸引力が、周りにあるカルマを吸い寄せる】

          ↓↓↓

【カルマが巨大化する(円滑な流れが閉ざされる)】

          ↓↓↓

【円滑な流れが閉ざされることで、摩擦や抵抗が生まれる】


というループが出来上がるんですね。摩擦が新たな摩擦を生むという悪循環。


でも、「帯電中」ってのは、そんなに問題じゃないんです。

問題なのは「放電」。「バチッ!」っていう、あれです。

つまり、「カルマの解放」ですね。だから、「カルマの解放」には「痛み」がついてまわるという。

こまめに放電する人と、思いっきり帯電してから一気に放電を迎える人では、その痛みも違いますよね。


で、方法によっては、痛みを伴わずに放電することも可能じゃないですか。静電気って。

それと同じ事が、カルマにおいても言えるわけです。


摩擦を繰り返さないことで、帯電を防ぐ。そして、静かに放電されていくのを待つ。

思考がアタフタと騒ぐと、そこに「意識の摩擦」が生まれます。

それを抑えてあげること。

それが、「瞑想」です。


新たなカルマを生まず、いまあるカルマを解放していく。

          ↓↓↓

カルマが解放されると、潜在意識と顕在意識のギャップが無くなっていく。

          ↓↓↓

すると、「本来の流れ」がわかりやすくなり、後に、その流れに乗ることが出来る。

          ↓↓↓

(アナタの想像以上に)人生が円滑で楽に、豊かになっていく。



と、いうことで。

摩擦と抵抗のない人生に向けて、次回は「深呼吸」のお話をしてみたいと思います。




【インフォメーション】

「もっと あの世に聞いた、この世の仕組み」を連載中、電子文芸誌『月刊アレ!』の2月号(vol.6)が配信となりました。



今回は、このエントリ同様「カルマ」についてのお話をしています。


( ̄д ̄ ) 「ねぇ雲さん、以前話してくれた『魂の漂白』のことなんだけどね、あれっていうのは、具体的に、『何を』『どう』漂白すればいいっていう話なの? なぜ魂は黒くなったの? で、その『黒さ』って、いっ
たい何なの?」
 
(  ̄Д ̄) 『ああ。それはいわゆる「カルマ」のことだよ。つまり、「魂の漂白」は「カルマの解放」を意味する』

なんて感じのものです。

関心をお寄せ頂きましたら、ダウンロードのほど、よろしくお願いいたします。



【トークライブのお知らせ】

このライブでも、あたらしい試みにチャレンジしてみたいと思っています。

また、先日の「月イチ☆」で初披露した瞑想ワークショップも合わせて開催するつもりです。

ご来場の際に「500mlペットボトル(空でもOK)」をご持参ください。


雲黒斎講演会 in 福岡

【日時】 2012年2月11日(祝・土)14:00(開場 13:30)

【会場】 春日クローバープラザ 508研修室AB
   福岡県春日市原町3丁目1-7(JR春日駅すぐ)

【参加費】 お一人様3,000円

【お申込み方法】
氏名、希望枚数、連絡先電話番号をお書きの上、下記メールアドレスへお申し込み下さい。

un.kokusai.fukuoka@gmail.com

【主催】 雲黒斎講演会 in 福岡実行委員会



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