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2つ1組

※初めての方はこちら「プロローグ」「このblogの趣旨」からお読みください。

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『ぷよぷよ』というゲームはご存知でしょうか?

まぁ、「テトリス」と並ぶ「落ちゲー」の代表格ですから、いまさら説明も要らないと思いますが…

Wikiでのルール説明はこのようになっております。


 ←フィールド

  ←ぷよ

◎フィールドは横6マス×縦12マスの格子で構成される。格子の1マスにつき1個のブロック(ぷよぷよ略してぷよ)を置くことができる。(ただし、上方向は、画面外に1マス分だけぷよを置くことができる。また機種によっては2マス分置ける場合もある。)

◎上からぷよが2つ1組で落下してくる。プレイヤーはぷよを回転、横移動、高速落下のいずれかの操作を行う。

◎落下してきたぷよがフィールドの床やほかのぷよに衝突すると、その位置にぷよが固定される。「回転」すると固定を回避できるが、回せる回数に制限がある(機種により異なる)。ただし、初代ぷよぷよでは両側をぷよに挟まれていると回転できない。

◎固定されたぷよと同色の'ぷよ'が周囲4方向にいる場合、それらは互いにくっつく。

◎ぷよが4個以上くっつくと消滅し得点となる。

◎ぷよの消滅により上にあった'ぷよ'が落下する。このとき再びぷよが4個以上くっつくと消滅し、連鎖が起きる。

◎左から3列目が一番上まで埋まると"窒息して"ゲームオーバー。



さて、コレをふまえて…


僕が、「ぐわぁぁぁ…目が覚めましたっ!!」っていう体験をしてからというもの、価値観や世界観がすっかり変わってしまいました。


その変化を簡単にお伝えしますと、

『それまでの「足し算的思考」の人生から、「引き算的思考」の人生に180°転換した。』

みたいな感じです。


それはまるで、「おいおい!もしかして、人生って、ぷよぷよか?」というようなものでした。


それまでは、事あるごとに振ってくる色とりどりの「ぷよ(欲)」で、画面(心)をいっぱいにすることが、「幸せ」なんだと思い込んでいたんです。


このゲームの楽しさは、本当は「消すこと」にあるというのに、必死に「満たそう」としていた。


それがある日、偶然4つ並んだ「ぷよ(欲)」がパツンと消え…

それまでこだわっていた「欲」から開放されて、思いのほか「気持ちよかった」んですね。

で、

「あれ?もしかしたら…コレって、積み上げるんじゃなくて、消すことで得点が入るルールだったの?」

っていうことに気付いたんです。


それに気がついたらね、色んな宗教で出てきた、『欲を滅せよ。』っていう意味が分かってきまして。



「ぷよぷよ」のゲームフィールドを『心』だと思ってみてください。

そのフィールドに、「ぷよ」が2つ1組で落下してくるんです。


必ず、「2つ1組」なんです。


その一つが「欲」、そして、残るもう一つは…


「苦」だったんです。


この「2つ1組」の意味。

「欲」と「苦」がワンセットである意味は、『欲望』という言葉の意味を見てみると、お分かりいただけるかと思いますが…



続きは次回<(_ _ )>



←押してもらいたいと言う「欲」は、押してもらえないと「苦」になります。
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