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あの世に聞いた、この世の仕組み
十二因縁
※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。
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今年の夏休みはあれですかね。
やっぱり、「子供と一緒に映画館に行って、今話題の『崖の上のポニョ』に涙する予定です!」という方も多いんですかね。
でも。
僕は知っている…
日々お母様方を涙させているのは、「崖の上のポニョ」ではなく、「ベルトの上のポニョ」であることを!
♪ポーニョ ポーニョ ポニョ おなかんとこ~
♪すごーい しょくよーく やってきたー
♪ポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだ~
♪まんまる おなかの…
Σ(; ̄Д ̄) はっ! 殺気!
…
サクッ! ←(; ̄Д ̄)―《《《 ≡≡≡
…
おとなしく続き書きまーす。
…
さて、サトレンジャーに説法をすべくサルナートへ向かったシッダッタ。
その道中、シッダッタは、自らの苦を解決する道が正しかったかどうかを「十二因縁(じゅうにいんねん)」の形で確認しながら歩んだそうです。
今日はその「十二因縁」のお話。
これ、お釈迦様の説く『原因と結果の法則』とでも言いましょうか、人間が「苦」を感じる原因・メカニズムを、12段階に分け、それらを順に分析したものです。
訳によっては、「十二縁起(じゅうにえんぎ)」と言われることもあります。
では、その12段階の項目を順に見ていきましょう。
《過去世》
1.「無明(むみょう)」:物事がどのように存在しているのか、正しい認識をもっていないから
2.「行(ぎょう)」:誤った認識によった行為(業)がうまれ
3.「識(しき)」:行為の結果が意識の中に蓄積され
《現世》
4.「名色(みょうしき)」:蓄積された意識によって、次の人生における心身が作られ
5.「六処(ろくしょ)」:肉体の形成に伴い、5つの感覚器官(目・耳・鼻・舌・身)と心が生じる
6.「触(そく)」:その感覚器官が対象と接触し
7.「受(じゅ)」:接触によって生まれた「心地よい」「苦痛」などの印象が心を動かし
8.「愛(あい)」:「心地よい」と感じたものをより求める欲望(煩悩)がうまれ
9.「取(しゅ)」:欲望の対象に執着が生じ
10.「有(う)」:意識に蓄積された業と執着によって、次にどう生まれ変わるかが決まり
《来世》
11.「生(しょう)」:新たに生まれ変わり
12.「老死(ろうし)」:生まれた瞬間、再度老いと死の苦しみに向かって流されていく
…
つまりは、ぐるぐると生まれ変わりを繰り返しながら、延々と苦しんでいると、そういうことですね。
生まれる事も苦、老いも苦、死も苦、結局、「人生そのものが苦」ということがはっきり分かりました。だから、本当に苦を滅するには、この輪廻転生から抜け出すほかにありませんと、そういうことなんです。
世の中には「生まれ変わりたい」と切望している方が沢山いるかと思います。
それは、「今よりもっと幸せになれそうだから」という希望を持ってのことだとは思いますが、「残念ながら、生まれ変わったところで、幸せになることはできませんよ。だってどんな環境に身をおいても、人生そのものが苦なんだから。」という話なんですね。
こういう話をすると、「いやいやいやいや!そんなことはないだろう。人生は苦ばかりじゃないさ。幸せな人だっているじゃないか!」と思われるかもしれませんが、その言葉はこうやって返されてしまうんです。
「今幸せだとしても、その幸せはいつまで続けられますか?人間には老いや死がつきものなのですから、結局、いつかは失ってしまうのではないですか?幸せを失うということは、苦ではないのですか?」と。
「人間誰もが共通して思っていることがあります。それは、“幸せになりたい”という願いです。“幸せになりたい”と願うということは、逆に言えば“今に不満がある”ということです。不満があるということは、苦ですよね?」と。
だからこそ、「生まれ変わりの輪から脱することが出来るように生きましょう。」というのがシッダッタがたどり着いた答えなワケですが、どうでしょう?分かります?
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今年の夏休みはあれですかね。
やっぱり、「子供と一緒に映画館に行って、今話題の『崖の上のポニョ』に涙する予定です!」という方も多いんですかね。
でも。
僕は知っている…
日々お母様方を涙させているのは、「崖の上のポニョ」ではなく、「ベルトの上のポニョ」であることを!
♪ポーニョ ポーニョ ポニョ おなかんとこ~
♪すごーい しょくよーく やってきたー
♪ポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだ~
♪まんまる おなかの…
Σ(; ̄Д ̄) はっ! 殺気!
…
サクッ! ←(; ̄Д ̄)―《《《 ≡≡≡
…
おとなしく続き書きまーす。
…
さて、サトレンジャーに説法をすべくサルナートへ向かったシッダッタ。
その道中、シッダッタは、自らの苦を解決する道が正しかったかどうかを「十二因縁(じゅうにいんねん)」の形で確認しながら歩んだそうです。
今日はその「十二因縁」のお話。
これ、お釈迦様の説く『原因と結果の法則』とでも言いましょうか、人間が「苦」を感じる原因・メカニズムを、12段階に分け、それらを順に分析したものです。
訳によっては、「十二縁起(じゅうにえんぎ)」と言われることもあります。
では、その12段階の項目を順に見ていきましょう。
《過去世》
1.「無明(むみょう)」:物事がどのように存在しているのか、正しい認識をもっていないから
2.「行(ぎょう)」:誤った認識によった行為(業)がうまれ
3.「識(しき)」:行為の結果が意識の中に蓄積され
《現世》
4.「名色(みょうしき)」:蓄積された意識によって、次の人生における心身が作られ
5.「六処(ろくしょ)」:肉体の形成に伴い、5つの感覚器官(目・耳・鼻・舌・身)と心が生じる
6.「触(そく)」:その感覚器官が対象と接触し
7.「受(じゅ)」:接触によって生まれた「心地よい」「苦痛」などの印象が心を動かし
8.「愛(あい)」:「心地よい」と感じたものをより求める欲望(煩悩)がうまれ
9.「取(しゅ)」:欲望の対象に執着が生じ
10.「有(う)」:意識に蓄積された業と執着によって、次にどう生まれ変わるかが決まり
《来世》
11.「生(しょう)」:新たに生まれ変わり
12.「老死(ろうし)」:生まれた瞬間、再度老いと死の苦しみに向かって流されていく
…
つまりは、ぐるぐると生まれ変わりを繰り返しながら、延々と苦しんでいると、そういうことですね。
生まれる事も苦、老いも苦、死も苦、結局、「人生そのものが苦」ということがはっきり分かりました。だから、本当に苦を滅するには、この輪廻転生から抜け出すほかにありませんと、そういうことなんです。
世の中には「生まれ変わりたい」と切望している方が沢山いるかと思います。
それは、「今よりもっと幸せになれそうだから」という希望を持ってのことだとは思いますが、「残念ながら、生まれ変わったところで、幸せになることはできませんよ。だってどんな環境に身をおいても、人生そのものが苦なんだから。」という話なんですね。
こういう話をすると、「いやいやいやいや!そんなことはないだろう。人生は苦ばかりじゃないさ。幸せな人だっているじゃないか!」と思われるかもしれませんが、その言葉はこうやって返されてしまうんです。
「今幸せだとしても、その幸せはいつまで続けられますか?人間には老いや死がつきものなのですから、結局、いつかは失ってしまうのではないですか?幸せを失うということは、苦ではないのですか?」と。
「人間誰もが共通して思っていることがあります。それは、“幸せになりたい”という願いです。“幸せになりたい”と願うということは、逆に言えば“今に不満がある”ということです。不満があるということは、苦ですよね?」と。
だからこそ、「生まれ変わりの輪から脱することが出来るように生きましょう。」というのがシッダッタがたどり着いた答えなワケですが、どうでしょう?分かります?

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道中
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あの日、更なる苦行のためにサルナート(鹿野苑)へ向かったサトレンジャー。
シッダッタが苦行をやめたことで愛想を尽かし、そそくさと去ってしまった人たちですから、今更訪ねたところでまともに取り合ってくれないかも知れません。
それでもシッダッタは、5人の元へ向かいました。
その理由は、彼らにしっかりと恩を感じていたからなんです。
「王子はいずれ確実に悟る。その暁には、最初に教えを説いてくださるはず…」
彼らはそう言って、常に王子の傍で色々な面倒を見てくれていました。
現金と言えば現金な考えではありますが、それでもシッダッタは、彼らに大きな恩を感じていたんです。
だから、真理を得た今、シッダッタは、しっかりとした足取りで彼らの元へ向かいました。
…と、サルナートへ向かうその道中…
(´・ω・`)v─~~ 「おや、これはこれは…」
Σ( ̄д ̄ ) 『あ!』
(´・ω・`)v─~~ 「またお会いしましたね。たしか…シッダッタさん、でしたか。」
( ̄▽ ̄ ) 『ええ。そうです。どうもどうも。』
(´・ω・`)v─~~ 「この前お会いした時とは随分雰囲気が変わってますね。すっかり立派になられて。どこかで良い師匠に巡り会われたんですか?」
( ̄д ̄ ) 『いえいえ。師匠はおりません。独学なんです。』
(´・ω・`)v─~~ 「ほ~。独学ですか。」
( ̄д ̄ ) 『はい。独学のすえ、とうとう全てに打ち勝ち、悟りを開きました。』
_(*´-ω -)ノ彡☆バンバン!! 「はっはっはっはっ!なんとまぁ!悟りを開いたとな。」
( ̄д ̄ ) 『いや、冗談ではありません。僕は、悪しき性(さが)を克服しました。真理を得たのです。』
(´・ω・`)ノ” 「はっはっは。なるほど。そうかも知れないね。じゃ、そう言うことで。アディオス・アミーゴ!」
ヾ( ̄Д ̄;) 『え、ちょっ…! アディオス・アミーゴって…。話聞いてくれないんかいっ!』
…
( ̄⌒ ̄;) 『梵天様…。やっぱり布教ってのは、一筋縄ではいきませんなぁ…。』
折角のチャンスにも恵まれず、さらっとかわされてしまいました。
シッダッタ、記念すべき布教失敗第一号です。
一方その頃、サルナートでは…
(|||= д=) 「みんなぁ…どぉ…? 悟れそう?」
(|||= _=) 「あ…いや…」
(|||= ゝ=) 「いったいどこまで苦行すれば、悟れるんですかねぇ…」
(|||= ∀=) 「っていうかさ、苦行で悟り開いた人っているの?」
(|||=ω=) 「いや、それを言っちゃぁ…」
…
(|||= д=)(|||= _=)(|||= ゝ=)(|||= ∀=)(|||=ω=)~3
…
やっぱり、さっぱり、全然悟れてないんじゃー。
←一筋縄ではいきませんなぁ…。
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あの日、更なる苦行のためにサルナート(鹿野苑)へ向かったサトレンジャー。
シッダッタが苦行をやめたことで愛想を尽かし、そそくさと去ってしまった人たちですから、今更訪ねたところでまともに取り合ってくれないかも知れません。
それでもシッダッタは、5人の元へ向かいました。
その理由は、彼らにしっかりと恩を感じていたからなんです。
「王子はいずれ確実に悟る。その暁には、最初に教えを説いてくださるはず…」
彼らはそう言って、常に王子の傍で色々な面倒を見てくれていました。
現金と言えば現金な考えではありますが、それでもシッダッタは、彼らに大きな恩を感じていたんです。
だから、真理を得た今、シッダッタは、しっかりとした足取りで彼らの元へ向かいました。
…と、サルナートへ向かうその道中…
(´・ω・`)v─~~ 「おや、これはこれは…」
Σ( ̄д ̄ ) 『あ!』
(´・ω・`)v─~~ 「またお会いしましたね。たしか…シッダッタさん、でしたか。」
( ̄▽ ̄ ) 『ええ。そうです。どうもどうも。』
(´・ω・`)v─~~ 「この前お会いした時とは随分雰囲気が変わってますね。すっかり立派になられて。どこかで良い師匠に巡り会われたんですか?」
( ̄д ̄ ) 『いえいえ。師匠はおりません。独学なんです。』
(´・ω・`)v─~~ 「ほ~。独学ですか。」
( ̄д ̄ ) 『はい。独学のすえ、とうとう全てに打ち勝ち、悟りを開きました。』
_(*´-ω -)ノ彡☆バンバン!! 「はっはっはっはっ!なんとまぁ!悟りを開いたとな。」
( ̄д ̄ ) 『いや、冗談ではありません。僕は、悪しき性(さが)を克服しました。真理を得たのです。』
(´・ω・`)ノ” 「はっはっは。なるほど。そうかも知れないね。じゃ、そう言うことで。アディオス・アミーゴ!」
ヾ( ̄Д ̄;) 『え、ちょっ…! アディオス・アミーゴって…。話聞いてくれないんかいっ!』
…
( ̄⌒ ̄;) 『梵天様…。やっぱり布教ってのは、一筋縄ではいきませんなぁ…。』
折角のチャンスにも恵まれず、さらっとかわされてしまいました。
シッダッタ、記念すべき布教失敗第一号です。
一方その頃、サルナートでは…
(|||= д=) 「みんなぁ…どぉ…? 悟れそう?」
(|||= _=) 「あ…いや…」
(|||= ゝ=) 「いったいどこまで苦行すれば、悟れるんですかねぇ…」
(|||= ∀=) 「っていうかさ、苦行で悟り開いた人っているの?」
(|||=ω=) 「いや、それを言っちゃぁ…」
…
(|||= д=)(|||= _=)(|||= ゝ=)(|||= ∀=)(|||=ω=)~3
…
やっぱり、さっぱり、全然悟れてないんじゃー。

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人選
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梵天様にお願いされ、「梵天様がそこまで仰ってくださるのなら」と、布教を決意したシッダッタ。
決意したとはいえ、ある問題が残されていました。
( ̄д ̄;) 『さて…。教えを説くのはいいけれど…。いったい、誰に話せばいいのやら…。』
…
人はなぜ生きるのか。
そもそも、「生きる」とは何なのか。
真の幸せとは…
…
やっとの思いで発見できたその答え。この真理。
はたして、まともに聞く耳を持ってくれる人がいるだろうか…
ましてや、聞いたところで理解できるのだろうか…
( ̄⌒ ̄;) 『むーー。僕の話を理解してくれそうなのは…』
…
Σ( ̄д ̄ ) 『お!そうだ!』
…
そうしてシッダッタが向かったのは、かつての恩師、アーラーラ・カーラーマ先生、ウッダカ・ラーマ・プッタ先生のもとでした。
( ̄▽ ̄ ) 『せんせーい!いらっしゃいますかー?おひさしぶりでーす。シッダッタですがー。アーラーラ・カーラーマせんせーい!』
( ・∀・) 「どちらさまです?」
( ̄д ̄;) 『あ、私シッダッタと申します。あなたは?』
( ・∀・) 「はい、アーラーラ・カーラーマ先生の弟子でございます。」
( ̄д ̄;) 『あ、あのう…先生は?』
( ・∀・) 「先日お亡くなりになりました。」
Σ( ̄д ̄;) 『え?亡くなられた…そうでしたか。それは失礼いたしました。』
…
( ̄⌒ ̄;) 『むー。お亡くなりになっていたか…。では、ウッダカ・ラーマ・プッタ先生の所を訪ねるとしよう。』
…
( ̄▽ ̄ ) 『せんせーい!いらっしゃいますかー?おひさしぶりでーす。シッダッタですがー。ウッダカ・ラーマ・プッタせんせーい!』
( =ω=) 「どちらさまです?」
( ̄д ̄;) 『あ、私シッダッタと申します。あなたは?』
( =ω=) 「はい、ウッダカ・ラーマ・プッタ先生の弟子でございます。」
( ̄д ̄;) 『あ、あのう…先生は?』
( =ω=) 「先日お亡くなりになりました。」
Σ( ̄д ̄;) 『え!?ウッダカ・ラーマ・プッタ先生も亡くなられた…それは失礼いたしました。』
…
( ̄⌒ ̄;) 『むー。布教ってのも、なかなか上手くいかないもんだねぇ…。さて、どうしたもんかな…』
…
Σ( ̄д ̄;) 『よし、迷っていても仕方がない。あそこに行ってみよう。とはいえ…話、ちゃんと聞いてくれるかなぁ…。』
…
そうしてシッダッタが向かった先はサルナート(鹿野苑)。
サルナートと言えば…
\(`д´)人(`-´)人(`ム´)人(`∀´)人(`ω´)/ 『セイヤッ!!』
ええ。あの時、例の5人が向かった所です。
←セイヤッ!!
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梵天様にお願いされ、「梵天様がそこまで仰ってくださるのなら」と、布教を決意したシッダッタ。
決意したとはいえ、ある問題が残されていました。
( ̄д ̄;) 『さて…。教えを説くのはいいけれど…。いったい、誰に話せばいいのやら…。』
…
人はなぜ生きるのか。
そもそも、「生きる」とは何なのか。
真の幸せとは…
…
やっとの思いで発見できたその答え。この真理。
はたして、まともに聞く耳を持ってくれる人がいるだろうか…
ましてや、聞いたところで理解できるのだろうか…
( ̄⌒ ̄;) 『むーー。僕の話を理解してくれそうなのは…』
…
Σ( ̄д ̄ ) 『お!そうだ!』
…
そうしてシッダッタが向かったのは、かつての恩師、アーラーラ・カーラーマ先生、ウッダカ・ラーマ・プッタ先生のもとでした。
( ̄▽ ̄ ) 『せんせーい!いらっしゃいますかー?おひさしぶりでーす。シッダッタですがー。アーラーラ・カーラーマせんせーい!』
( ・∀・) 「どちらさまです?」
( ̄д ̄;) 『あ、私シッダッタと申します。あなたは?』
( ・∀・) 「はい、アーラーラ・カーラーマ先生の弟子でございます。」
( ̄д ̄;) 『あ、あのう…先生は?』
( ・∀・) 「先日お亡くなりになりました。」
Σ( ̄д ̄;) 『え?亡くなられた…そうでしたか。それは失礼いたしました。』
…
( ̄⌒ ̄;) 『むー。お亡くなりになっていたか…。では、ウッダカ・ラーマ・プッタ先生の所を訪ねるとしよう。』
…
( ̄▽ ̄ ) 『せんせーい!いらっしゃいますかー?おひさしぶりでーす。シッダッタですがー。ウッダカ・ラーマ・プッタせんせーい!』
( =ω=) 「どちらさまです?」
( ̄д ̄;) 『あ、私シッダッタと申します。あなたは?』
( =ω=) 「はい、ウッダカ・ラーマ・プッタ先生の弟子でございます。」
( ̄д ̄;) 『あ、あのう…先生は?』
( =ω=) 「先日お亡くなりになりました。」
Σ( ̄д ̄;) 『え!?ウッダカ・ラーマ・プッタ先生も亡くなられた…それは失礼いたしました。』
…
( ̄⌒ ̄;) 『むー。布教ってのも、なかなか上手くいかないもんだねぇ…。さて、どうしたもんかな…』
…
Σ( ̄д ̄;) 『よし、迷っていても仕方がない。あそこに行ってみよう。とはいえ…話、ちゃんと聞いてくれるかなぁ…。』
…
そうしてシッダッタが向かった先はサルナート(鹿野苑)。
サルナートと言えば…
\(`д´)人(`-´)人(`ム´)人(`∀´)人(`ω´)/ 『セイヤッ!!』
ええ。あの時、例の5人が向かった所です。

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梵天勧請
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チャース。チャッチャチャーッス。
ちょっくら実家に帰ってましたー。4日ブリにただいまーー。
ってことで遅くなりましたが続きでーっす。
…
12月7日、午後8時
あの世とこの世の全ての様子を見渡せる「天眼通(てんげんつう)」を得
同日、午後10時
全ての人々の過去世を見通す(アカシックレコードのアクセス方法)「宿住智(しゅくじゅうち)」を得
12月8日、午前4時
この世における苦悩の原因と、その連鎖における仕組み、またそれらを完全に滅する解脱への智慧(縁起・十二因縁)を得て「仏陀(ブッダ)」となったシッダッタは、しばらくの間、ひとり、その境地を楽しんでおりました。
ヽ(ヽ(`ヽ(`Дヽ(`Д´ヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ´)ノ)ノ
ヽ(ヽ(`ヽ(`Дヽ(`Д´ヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ´)ノ)ノ
ヽ(ヽ(`Дヽ(`Д´ヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ´)ノ)ノ ワ
ヽ(`Д´ヽ(`Д´ヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ´)ノノ
ヽ(`Дヽ(`Д ヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ´)ノ ア
ヽ(`Дヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ)ノ
ヽ(`ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ)ノ ァ
. ヽ(ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノノ
ヽ(ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノノ ァ
ヽヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ ・
ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)Д´)ノ ・
ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)Д´)ノ ・
ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´) ´)ノ
…
おかえり…
おかえり、シッダッタ…
Σ( ̄д ̄ ) 『その声は…』
(  ̄ω ̄)
(  ̄ω ̄) スー…
(  ̄ω ̄)
(  ̄ω ̄) 「おかえり、シッダッタ。」
( ̄▽ ̄ ) 『梵天様…』
(  ̄ω ̄) 「ようやくここへ辿り着けましたね。おめでとう。」
( ̄▽ ̄ ) 『ありがとうございます。』
(  ̄ω ̄) 「さて、シッダッタ。尋ねておきたい事があるんだ。」
( ̄▽ ̄ ) 『なんでございましょう?』
(  ̄ω ̄) 「ここへ辿り着くまでの道のりを覚えているかい?」
( ̄▽ ̄ ) 『もちろんですとも。』
(  ̄ω ̄) 「確認のため聞かせてくれないか。ここへ辿り着くまでの方法を。」
( ̄▽ ̄ ) 『はい。とてもシンプルなことでした。この世の全ては移り変わるものであり(諸行無常)、一切が我がモノでない事を知れば(諸法無我)、迷いや苦しみのない安らぎの境地に辿り着けます(涅槃寂静)。』
※この「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」の3つを合わせて仏教の根本教理『三法印(さんぼういん)』といいます。
(  ̄ω ̄) 「うむ。その通り。ではシッダッタ、早速だがその教えを広く説いてはくれまいか。迷い、苦しむ人々を、ここへ導いておくれ。」
( ̄д ̄;) 『えー。いやですよぅ。』
(; ̄ω ̄) 「そ、そんなキッパリ…」
( ̄д ̄;) 『そりゃそうじゃないですか。入院患者は、病気が治れば病院を出て家へ帰るでしょう?せっかく病気が治ったというのに、わざわざ病院に戻るなんておかしいですよ。それと同じ事じゃないですか。ようやく輪廻という苦悩から脱する事が出来たというのに、何だってその中に戻らなきゃならんのです?僕はこのまま涅槃に帰ります。』
(; ̄ω ̄) 「い、いや…言ってることはもっともなんだけど。そうなんだけど、そこをなんとか、お願いしますよぉ…」
( ̄д ̄;) 『いや、そうは言っても、こんな話、説いたところで、相手が聞く耳を持ってくれないと思いますよ。僕だってこれだけ苦労したんですもの。この真理は人間にはわからないし、言っても意味がない。言う必要もない。うん、言っても無駄だ…。まさに、馬の耳に念仏です。だって彼らは、苦悩を自ら望んでいるんですから。』
(;TωT) 「折角正しく悟りを開いた者が現れたというのに、説法する熱意も意欲もない…。あぁ…いよいよこれで世界は滅びる…。」
( ̄д ̄;) 『そんな大げさなぁ。』
(; ̄ω ̄) 「なぁシッダッタ、聞いてくれるか。君の例えの通り、人間達はある意味病気だ。なのに、彼らは私たち医師(神)の話を聞いてくれないんだよ。いや、やはり聞く耳を持たないと言ったほうが良いかな…。だからこそ、君に説いて欲しいんだ。」
( ̄д ̄;) 『どういうことです?』
(; ̄ω ̄) 「患者が本当に聞いてくれるのは、医師の話じゃないんだよ。」
( ̄д ̄;) 『???』
(; ̄ω ̄) 「同じ話でも、医師の口から話されるのと、自分と同じ病気を完治させた者から話されるのとでは、訴求力が違うと思わない?私はこうしてこの病気を完治させました、と、その本人から実例を聞いた方が勇気づけられるとは思わないかい?」
( ̄⌒ ̄;) 『んーー。確かにそうですね。』
(; ̄ω ̄) 「でしょ、でしょ。だからさ、お願いしますよ。ちゃんと、聞く耳を持ってくれる者もいるはずだからさ。シッダッタだって、導いてくれる人がいたら、もっと楽だったと思うでしょ?」
( ̄ー ̄;) 『梵天様がそこまで仰ってくれるのですから…。わかりました。やりましょう。』
完全に悟りを開き、生存欲すら滅してしまったシッダッタは、ピッパラの木の下で瞑想を続けたまま、あの世に帰ろうと(そのまま死んでしまおうと)思っていましたが、こうして梵天様に教えを説くことを促され、この世に戻ってきました。
( ̄д ̄;) 『さて…。教えを説くのはいいけれど…。いったい、誰に話せばいいのやら…。』
←皆様のお力で、このblogを導いてください<(_ _ )>
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チャース。チャッチャチャーッス。
ちょっくら実家に帰ってましたー。4日ブリにただいまーー。
ってことで遅くなりましたが続きでーっす。
…
12月7日、午後8時
あの世とこの世の全ての様子を見渡せる「天眼通(てんげんつう)」を得
同日、午後10時
全ての人々の過去世を見通す(アカシックレコードのアクセス方法)「宿住智(しゅくじゅうち)」を得
12月8日、午前4時
この世における苦悩の原因と、その連鎖における仕組み、またそれらを完全に滅する解脱への智慧(縁起・十二因縁)を得て「仏陀(ブッダ)」となったシッダッタは、しばらくの間、ひとり、その境地を楽しんでおりました。
ヽ(ヽ(`ヽ(`Дヽ(`Д´ヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ´)ノ)ノ
ヽ(ヽ(`ヽ(`Дヽ(`Д´ヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ´)ノ)ノ
ヽ(ヽ(`Дヽ(`Д´ヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ´)ノ)ノ ワ
ヽ(`Д´ヽ(`Д´ヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ´)ノノ
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ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)Д´)ノ ・
ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´) ´)ノ
…
おかえり…
おかえり、シッダッタ…
Σ( ̄д ̄ ) 『その声は…』
(  ̄ω ̄)
(  ̄ω ̄) スー…
(  ̄ω ̄)
(  ̄ω ̄) 「おかえり、シッダッタ。」
( ̄▽ ̄ ) 『梵天様…』
(  ̄ω ̄) 「ようやくここへ辿り着けましたね。おめでとう。」
( ̄▽ ̄ ) 『ありがとうございます。』
(  ̄ω ̄) 「さて、シッダッタ。尋ねておきたい事があるんだ。」
( ̄▽ ̄ ) 『なんでございましょう?』
(  ̄ω ̄) 「ここへ辿り着くまでの道のりを覚えているかい?」
( ̄▽ ̄ ) 『もちろんですとも。』
(  ̄ω ̄) 「確認のため聞かせてくれないか。ここへ辿り着くまでの方法を。」
( ̄▽ ̄ ) 『はい。とてもシンプルなことでした。この世の全ては移り変わるものであり(諸行無常)、一切が我がモノでない事を知れば(諸法無我)、迷いや苦しみのない安らぎの境地に辿り着けます(涅槃寂静)。』
※この「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」の3つを合わせて仏教の根本教理『三法印(さんぼういん)』といいます。
(  ̄ω ̄) 「うむ。その通り。ではシッダッタ、早速だがその教えを広く説いてはくれまいか。迷い、苦しむ人々を、ここへ導いておくれ。」
( ̄д ̄;) 『えー。いやですよぅ。』
(; ̄ω ̄) 「そ、そんなキッパリ…」
( ̄д ̄;) 『そりゃそうじゃないですか。入院患者は、病気が治れば病院を出て家へ帰るでしょう?せっかく病気が治ったというのに、わざわざ病院に戻るなんておかしいですよ。それと同じ事じゃないですか。ようやく輪廻という苦悩から脱する事が出来たというのに、何だってその中に戻らなきゃならんのです?僕はこのまま涅槃に帰ります。』
(; ̄ω ̄) 「い、いや…言ってることはもっともなんだけど。そうなんだけど、そこをなんとか、お願いしますよぉ…」
( ̄д ̄;) 『いや、そうは言っても、こんな話、説いたところで、相手が聞く耳を持ってくれないと思いますよ。僕だってこれだけ苦労したんですもの。この真理は人間にはわからないし、言っても意味がない。言う必要もない。うん、言っても無駄だ…。まさに、馬の耳に念仏です。だって彼らは、苦悩を自ら望んでいるんですから。』
(;TωT) 「折角正しく悟りを開いた者が現れたというのに、説法する熱意も意欲もない…。あぁ…いよいよこれで世界は滅びる…。」
( ̄д ̄;) 『そんな大げさなぁ。』
(; ̄ω ̄) 「なぁシッダッタ、聞いてくれるか。君の例えの通り、人間達はある意味病気だ。なのに、彼らは私たち医師(神)の話を聞いてくれないんだよ。いや、やはり聞く耳を持たないと言ったほうが良いかな…。だからこそ、君に説いて欲しいんだ。」
( ̄д ̄;) 『どういうことです?』
(; ̄ω ̄) 「患者が本当に聞いてくれるのは、医師の話じゃないんだよ。」
( ̄д ̄;) 『???』
(; ̄ω ̄) 「同じ話でも、医師の口から話されるのと、自分と同じ病気を完治させた者から話されるのとでは、訴求力が違うと思わない?私はこうしてこの病気を完治させました、と、その本人から実例を聞いた方が勇気づけられるとは思わないかい?」
( ̄⌒ ̄;) 『んーー。確かにそうですね。』
(; ̄ω ̄) 「でしょ、でしょ。だからさ、お願いしますよ。ちゃんと、聞く耳を持ってくれる者もいるはずだからさ。シッダッタだって、導いてくれる人がいたら、もっと楽だったと思うでしょ?」
( ̄ー ̄;) 『梵天様がそこまで仰ってくれるのですから…。わかりました。やりましょう。』
完全に悟りを開き、生存欲すら滅してしまったシッダッタは、ピッパラの木の下で瞑想を続けたまま、あの世に帰ろうと(そのまま死んでしまおうと)思っていましたが、こうして梵天様に教えを説くことを促され、この世に戻ってきました。
( ̄д ̄;) 『さて…。教えを説くのはいいけれど…。いったい、誰に話せばいいのやら…。』

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成道
※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。
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( ̄▽ ̄;) 『いやぁ…。まったく、スジャータさんの言うとおりだな。僕は大変な勘違いをしていたようだ。努力のベクトルが、全然違う方に向いていたな。これは、しっかり頭を冷やさなくちゃ…。よし、久しぶりに瞑想して心を落ち着けよう。』
その時…
(-ω-` ) ))) ( ̄.. ̄ ) ))) トコトコ・・
Σ( ̄д ̄;)フオッ!! 『あ、あなた達は!!!』
(´・ω・`)v─~~ ( ̄.. ̄)??? 「何か?」
Σ( ̄д ̄;) 『(やっぱり一人減ってる…)』
(´・ω・`)v─~~ 「どうされました?」
( ̄д ̄;) 『あ、私、シッダッタと申します。もう5・6年も前の話になるのですが、実は僕、あなたに憧れて修行の道に入ったのです。その節は、どうも…』
(´・ω・`)v─~~ 「はぁ、そうですか。それはそれは。…で?」
( ̄д ̄;) 『え、いや、その…特に用事があるというわけではないのですが……あ、そうだ!ちょうど良かった!あ、あの、僕これから座禅組もうと思ってるんですけど、どこか落ち着ける場所とかご存じですか?』
(´・ω・`)v─~~ 「座禅?」
( ̄.. ̄) 「落ち着ける場所ねぇ…。」
(´・ω・`)v─~~ 「今日は日差しも強いし、あそこのピッパラの木陰はどうだい?涼しいんじゃないかな。」
( ̄▽ ̄;) 『あ、あの木陰ですね。な、なるほど。確かに快適そうです…。ありがとうございました。』
( ̄.. ̄) 「いえいえ。どういたしまして。」
( ̄▽ ̄;)ノ” 『そ、それじゃ、失礼します…。』
…
さて、素直に勧められたピッパラの木の下で、瞑想に入ることにしたシッダッタ。
( ̄Д ̄) さて、と…
( )
'`""~`'~~`'"`""`"`"``'`""~`'~`
うん。確かにここは落ち着くな。ここでゆっくり考えてみることにしよう。
苦行には意味がない。その証拠は、スジャータさんの言うとおりだ。僕は、自然の摂理に逆らっていた。老いることも、死ぬことも、それは、人間である以上、当たり前のことなんだ。それを受け入れず、抵抗しようとしていたのは、他でもない。この僕自身だ。当たり前の事を、ありのまま受け入れる事こそが強さ…。自分に都合の悪いこと、イヤなことを遠ざけようとするからこそ、そこに苦悩が生まれるんだ。いや、拒んだから苦悩が生まれたのではない。拒むという心その物が苦悩なんだ!いま、ハッキリと分かったぞ!苦悩の原因は「文句」だ。「つまらない」「忙しい」「寂しい」「煩わしい」「退屈だ」「うるさい」「暑い」「寒い」「多い」「足りない」「まずい」「汚い」「醜い」「大きすぎる」「小さすぎる」「痛い」「かゆい」「わからない」「間違っている」「ダメだ」「合わない」「もっとああなれば…」「もっとこうであれば…」、そうやってなんだかんだと文句をいう心の癖が苦悩なんだ。その文句はいずれいじけや怒り、貪りとなり、さらに苦悩を広げていく…その癖が抜けない限り、どんな環境に身を置いても幸せにはなりえない。環境を変えようと頑張るのではなく、その思いを堪えようと我慢するのではなく、目の前にあるものを、そのまま受け取ることに努力することが必要なんだ。過去に囚われ後悔することなく、未来に憂うことなく、「今」に帰ることが大切なんだ。「今」を見る、「今」を聞く、「今」を嗅ぐ、「今」に触れる、「今」を味わう、「今」を感じる…。「今」って何だ?……「今」は…『すべて』だ!
( )
O
o
(`Д´)
( )
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(; ̄Д ̄)ハッ! 『そうか、僕は本当に大きな思い違いをしていた…。無我を経験し、自分は宇宙の一部、その歯車の一つなんだと分かったつもりでいたけどそうじゃない!宇宙そのもの、その全てなんだっ!!全てが私…いや、その私すらない、ただ、存在が存在するだけ…これまでも、これからも、ただ存在しているだけ…』
あれ?
Σ( ̄Д ̄) キ…
Σ( ̄Д ̄) キ…
Σ( ̄Д ̄) キ…
Σ(*`Д´*) キッ
…
ヽ(`Дヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ)ノ
ヽ(`ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ)ノ
. ヽ(ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノノ
ヽ(ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノノ
ヽヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)ノД´)ノ
ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)Д´)ノ
ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´)Д´)ノ
ヽ(`Дヽ(`Д´)`Д´) ´)ノ
ヽ(ヽ(`Д´)`Д´)´)ノ
ヽヽ(`Д´)`Д´)´)ノノ
ヽヽ(`Д´)`Д´)´)ノノ
ヽ(`Д´)`Д´)´)ノ
ヽ(`Д´)`Д´)ノ
ヽ(ヽ(`Д´)´)ノ
. ヽヽ(`Д´)´ノノ
ヽ(ヽ(`Д´)ノ
ヽ(`Д´)ノノ
ヽ(`Д´)ノ キターーーー!!!
( )
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家出をしてから、ジャスト6年。12月8日未明。
シッダッタ35歳にして、真の目覚めです。
←どこまでキタ?
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( ̄▽ ̄;) 『いやぁ…。まったく、スジャータさんの言うとおりだな。僕は大変な勘違いをしていたようだ。努力のベクトルが、全然違う方に向いていたな。これは、しっかり頭を冷やさなくちゃ…。よし、久しぶりに瞑想して心を落ち着けよう。』
その時…
(-ω-` ) ))) ( ̄.. ̄ ) ))) トコトコ・・
Σ( ̄д ̄;)フオッ!! 『あ、あなた達は!!!』
(´・ω・`)v─~~ ( ̄.. ̄)??? 「何か?」
Σ( ̄д ̄;) 『(やっぱり一人減ってる…)』
(´・ω・`)v─~~ 「どうされました?」
( ̄д ̄;) 『あ、私、シッダッタと申します。もう5・6年も前の話になるのですが、実は僕、あなたに憧れて修行の道に入ったのです。その節は、どうも…』
(´・ω・`)v─~~ 「はぁ、そうですか。それはそれは。…で?」
( ̄д ̄;) 『え、いや、その…特に用事があるというわけではないのですが……あ、そうだ!ちょうど良かった!あ、あの、僕これから座禅組もうと思ってるんですけど、どこか落ち着ける場所とかご存じですか?』
(´・ω・`)v─~~ 「座禅?」
( ̄.. ̄) 「落ち着ける場所ねぇ…。」
(´・ω・`)v─~~ 「今日は日差しも強いし、あそこのピッパラの木陰はどうだい?涼しいんじゃないかな。」
( ̄▽ ̄;) 『あ、あの木陰ですね。な、なるほど。確かに快適そうです…。ありがとうございました。』
( ̄.. ̄) 「いえいえ。どういたしまして。」
( ̄▽ ̄;)ノ” 『そ、それじゃ、失礼します…。』
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さて、素直に勧められたピッパラの木の下で、瞑想に入ることにしたシッダッタ。
( ̄Д ̄) さて、と…
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うん。確かにここは落ち着くな。ここでゆっくり考えてみることにしよう。
苦行には意味がない。その証拠は、スジャータさんの言うとおりだ。僕は、自然の摂理に逆らっていた。老いることも、死ぬことも、それは、人間である以上、当たり前のことなんだ。それを受け入れず、抵抗しようとしていたのは、他でもない。この僕自身だ。当たり前の事を、ありのまま受け入れる事こそが強さ…。自分に都合の悪いこと、イヤなことを遠ざけようとするからこそ、そこに苦悩が生まれるんだ。いや、拒んだから苦悩が生まれたのではない。拒むという心その物が苦悩なんだ!いま、ハッキリと分かったぞ!苦悩の原因は「文句」だ。「つまらない」「忙しい」「寂しい」「煩わしい」「退屈だ」「うるさい」「暑い」「寒い」「多い」「足りない」「まずい」「汚い」「醜い」「大きすぎる」「小さすぎる」「痛い」「かゆい」「わからない」「間違っている」「ダメだ」「合わない」「もっとああなれば…」「もっとこうであれば…」、そうやってなんだかんだと文句をいう心の癖が苦悩なんだ。その文句はいずれいじけや怒り、貪りとなり、さらに苦悩を広げていく…その癖が抜けない限り、どんな環境に身を置いても幸せにはなりえない。環境を変えようと頑張るのではなく、その思いを堪えようと我慢するのではなく、目の前にあるものを、そのまま受け取ることに努力することが必要なんだ。過去に囚われ後悔することなく、未来に憂うことなく、「今」に帰ることが大切なんだ。「今」を見る、「今」を聞く、「今」を嗅ぐ、「今」に触れる、「今」を味わう、「今」を感じる…。「今」って何だ?……「今」は…『すべて』だ!
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(; ̄Д ̄)ハッ! 『そうか、僕は本当に大きな思い違いをしていた…。無我を経験し、自分は宇宙の一部、その歯車の一つなんだと分かったつもりでいたけどそうじゃない!宇宙そのもの、その全てなんだっ!!全てが私…いや、その私すらない、ただ、存在が存在するだけ…これまでも、これからも、ただ存在しているだけ…』
あれ?
Σ( ̄Д ̄) キ…
Σ( ̄Д ̄) キ…
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家出をしてから、ジャスト6年。12月8日未明。
シッダッタ35歳にして、真の目覚めです。

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