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ヒント

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( ̄(ェ) ̄ ) ))) 「ねぇママァ、おなか減ったよぉ…」

州 ̄ 台  ̄州 「あら、もうこんな時間だったのね。そろそろ夕食の準備をしなきゃ。」

( ̄д ̄ ) 『それでは、私はこの辺で失礼します…。本当にありがとうございました。』

州 ̄ 台  ̄州 「え?もうお帰りになるの?もっとしっかり休養しなきゃだめよ。ゆっくりしていって。」

ヾ( ̄д ̄;) 『いえいえ。旦那様もお帰りになるのですから、こんな小汚い坊主が居てはご迷惑でしょう。おいとまさせていただきます。』

州 ̄ 台  ̄州 「そうは言っても…。この後の事は考えられているの?まさか、苦行に戻るなんてことはないですよね。」

( ̄д ̄;) 『まさかまさか。もう苦行はこりごりです。…とはいえ、この後どうすれば良いかは、まだ分かりません。』

州 ̄ 台  ̄州 「まだ真理を追求されるのですか?」

( ̄▽ ̄ ) 『ええ。私はどうしても心の問題を解決したいのです。』

州 ̄ 台  ̄州 「え?心の問題って…何か悩み事でも?」

ヾ( ̄▽ ̄ ) 『いえいえ。悩み事と言うワケではありませんが、老いや死など、人間の持つ根本的な苦悩を滅したいのです。苦行もそのために長く続けてきたのですから、無駄にはしたくありません。』

州 ̄ 台  ̄州 「ん~。そのお話、どうも解せませんわ。」

( ̄д ̄ )? 『何がです?』

州 ̄ 台  ̄州 「幸せって、そういうことなんですか?」

( ̄д ̄;) 『え?』

州 ̄ 台  ̄州 「自然の摂理に逆らうことが、幸せを得る道なんですか?」

( ̄д ̄;) 『摂理に逆らう?』

州 ̄ 台  ̄州 「だってそうでしょう?人が老いることも、亡くなることも、当たり前の事じゃないですか。それを老いないようにとか、死なないようにと頑張ったところで、どうやったって逆らえないじゃないですか。」

( ̄д ̄;) 『いや、まぁ、そうですけど…』

州 ̄ 台  ̄州 「でも、苦行林のサドゥーさん達は、必死にそれを耐えようとしていらっしゃる。バッカみたい。」

( ̄д ̄;) 『バ、バカって…』

州 ̄ 台  ̄州 「うん。バカですよ。やっぱり。全然今の幸せを噛みしめずに、自然の摂理に逆らうことにばかり注力してるんですから。」

( ̄д ̄;) 『…。』

州 ̄ 台  ̄州 「わたし、こう思うんです。幸せは、心を鍛えている時ではなく、リラックスして、心に余裕のある時に感じるものなんじゃないかって。あれこれと、自分を虐めて忍耐力をつけることよりも、老いや死も、そのまま受け入れてしまうことの方が、よほど強い心なんじゃないかって。」

Σ( ̄д ̄;)ハッ!

州 ̄ 台  ̄州 「無駄に自分を苦しめるより、良い心で楽しく生きる事の方が大切だと思うの。」

( ̄д ̄;) 『そうですよね…。僕、とても大事な事を見失っていたようです。ありがとう。大切なことを気付かせていただきました。』

州* ̄ 台  ̄*州 「あら、やだわ。わたしったら、森の神様を相手に偉そうな事を…。」

ヾ(_ _;) 『いやいやいやいや!偉そうだなんてとんでもない!』

州* ̄ 台  ̄*州 「でも、何かのお役に立てたなら何よりですわw」

( ̄▽ ̄ ) 『本当にありがとうございます。梵天様が言っていた、「焦らなくていい」という言葉の意味が、見えたような気がします!』

州 ̄ 台  ̄州 「真理、見つけてくださいね。」

( ̄▽ ̄ )ノ” 『はい!ホントに、ありがとうございました!』



そして、シッダッタは、スジャータのもとを離れガヤー村へと向かいました。



←逆らわずに。


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約束

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( ̄▽ ̄;) 『神様に会ったなんて話…馬鹿げてますよね…。』

州 ̄ 台  ̄州 「いえ~。とっても興味深いですわ♪」

( ̄▽ ̄;) 『あの時はホントにフラフラだったので、幻覚を見ていたのかもしれません。』

州 ̄ 台  ̄州 「例えそれが幻覚だったとしても、そのお陰であなたは今こうして生きておられるのですから、素晴らしいことじゃないですか。」

( ̄▽ ̄;) 『ははは。…ホントにそうですね。あなたに助けていただいたのも、神様のお導きがあったからかもしれません。』

州 ̄ 台  ̄州 「私も、神様はいると思いますよ。」

Σ( ̄д ̄ ) 『そうですか。』

州 ̄ 台  ̄州 「実は私も、神様にお願いを叶えてもらったことがあるんです。」

( ̄д ̄ ) 『へ~!続き、聞かせてください。』

州 ̄ 台  ̄州 「実はね、私、長いこと子宝に恵まれなかったのよ。それで、いつも森の神様の所へお願いに通っていたの。」

( ̄д ̄ ) 『その夢が叶ったんですね。』

州 ̄ 台  ̄州 「ええ。お陰様で元気な男の子を授かりました。主人もステキな人だし。ホントに幸せな毎日♪」

( ̄▽ ̄ ) 『それは良かったですね。』

州 ̄ 台  ̄州 「でね。私、その時神様と、一つ約束をしたんです。」

( ̄д ̄ ) 『どんなお約束を?』

州 ̄ 台  ̄州 「私に子供を授けてくれるなら、今後ずーっとおまつりしますからって。」

( ̄▽ ̄ ) 『あはは。それは何とも現金な取引ですね。』

州 ̄ 台  ̄州 「ふふふ。そうですね。でも、約束は約束だから、毎週ちゃんとお参りに通っているの。」

Σ( ̄д ̄ ) 『あ、もしかしたら…』

州 ̄ 台  ̄州 「そう。あの時あなたが倒れていたのは、私がいつもお参りにいっていたご神木の下だったの。だから、てっきり本当に神様が現れたのかと思ってびっくりしたのよw」

( ̄▽ ̄ ) 『あははは!そうだったんですかぁ。』

…バタバタバタバタ…

州 ̄ 台  ̄州 「あら、噂をすれば…。坊やが起きてきたわ。」

…バタバタバタバタ…

( ̄(ェ) ̄ ) ))) 「ママァ、おなか減ったぁ…」


Σ( ̄д ̄;)ハッ! 『に、似てる!』

州 ̄ 台  ̄州??? 「どうなさいました?」

ヾ( ̄д ̄;) 『あ、いや…。すみません、なんでもないです…』



←幻覚?


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梵天

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皆様、プチアンケートへのご協力ありがとうごさいました。

あれなんですね。結論としては、先日のブログメンテナンスデーを境に、gooブログのシステム変更で画像表示されるようになったと、そういうことみたいですね。

と、いうことで、まずは過去記事のメンテナンスを行いたいと思います。( ̄^ ̄)ゞ





それでは、昨日の続きです。


スジャータ♪ スジャータ♪ 白いひろがりスジャータ♪

  コーヒーにスジャータ。スジャータが○○時をお知らせします。


のラジオCMでおなじみ、名古屋製酪株式会社(略称: 名酪、めいらく)のコーヒーフレッシュ「褐色の恋人 スジャータ」は、死にかけのお釈迦様にスジャータが乳がゆを提供して命を救ったという、このエピソードを元にネーミングされています。


いまさらですか、そうですか。





州 ̄ 台  ̄州 「調子はいかがです?シッダッタさん。」

( ̄ー ̄ ) 「はい。お陰様で、だいぶ回復させていただきました。」

州 ̄ 台  ̄州 「そう。それはよかった。ところで…」

( ̄ー ̄ ) 「なんです?」

州 ̄ 台  ̄州 「お会いした時、修行を終えられたとおっしゃっていましたが、苦行を通して、何かを達成されたのですか?」

( ̄▽ ̄;) 『あ、いや、それが…。こんな事、お話しても信じてもらえるかなぁ…』

州 ̄ 台  ̄州 「え?なになに?面白そう。是非聞かせて。」

( ̄▽ ̄;) 『実は、修行中、何度か死にかけまして…。その時、梵天様にお会いしたんです。』

州 ̄ 台  ̄州 「梵天様って…あの?」

( ̄▽ ̄;) 『ええ。ヒンドゥー教でいう所の「ブラフマー」、創造神です。』

州 ̄ 台  ̄州 「へーー! それでそれで?」


…(シッダッタ回想シーン)…


(  ̄ω ̄) 「シッダッタ、シッダッタ…」

( ̄▽ ̄;) 『え…?』

(  ̄ω ̄) 「断食などおやめなさい…」

( ̄▽ ̄;) 『な、なんですか藪から棒に…』

(  ̄ω ̄) 「断食などおやめなさい…」

( ̄▽ ̄;) 『いえ。そういうワケにはいきません。僕は悟りたいのです。ですから、まだまだ頑張ります。っていうか、あなた誰?』

(  ̄ω ̄) 「私に名前などありません。ただ、人間界の皆は私をブラフマンと呼んでいるね。」

Σ( ̄д ̄; )エェッ!? 『ぼ、梵天様!?』

(  ̄ω ̄) 「断食なんて続けていたら、死んでしまいますよ。」

( ̄▽ ̄;) 『で、でも…僕は本当に悟りたいのです。だから…』

(  ̄ω ̄) 「ホントに強情な人ですね…。分かりました。あなたがそこまで拒むなら私にも考えがあります。」

( ̄▽ ̄;) 『な、何をしようと言うのです…』

(  ̄ω ̄) 「あなたが食事をしなくとも、私はあなたの全身にある、毛穴という毛穴から、栄養をたっぷり注ぎ込みます。」

( ̄▽ ̄;) 『な…。そんなことしたら、断食の意味ないじゃないですか…。それに…、僕が丸々つやつやとしてきたら、「あいつは隠れて何か食べているに違いない」などと、嘘つき呼ばわりされてしまいます。』

(  ̄ω ̄) 「だから。もう断食はおやめなさい。大丈夫。あなたは、今生で、ちゃんと悟れる予定ですから。」

( ̄▽ ̄;) 『え…。やっぱりそうなんですか!? でも、それにはどうすれば…』

(  ̄ω ̄) 「焦らなくても大丈夫ですよ。」
(  ̄ω ̄) 
(  ̄ω ̄)  スー…
(  ̄ω ̄) 

ヾ( ̄д ̄;)ノ 『ああ!梵天様!梵天様ーーー!!』




( ̄▽ ̄;) 『と、いうワケで、苦行を止めることにしたのです。』

州 ̄ 台  ̄州 「そうでしたかぁ…」


← 州 ̄ 台  ̄州 「コーヒーに、スジャータ。スジャータが順位をお知らせします。」


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命拾い

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《プチアンケート》

先日、久しぶりに自分のblogを携帯で確認したところ、いつの間にやら画像を見ることが出来るようになっていました。

以前は見えなかったんですけどね。

これってキャリア側の対応なんでしょうか。それとも、gooブログのシステム変更があったんですかね?

ちなみに、僕が使っているのはソフトバンクモバイルの端末なのですが…

携帯電話でご覧の皆様、どうなんでしょう? 画像表示出来てます?

皆さんが閲覧可能であるなら、もう少し画像を使用したエントリを増やしても大丈夫かな、とも思いまして…

それに、もし見えているなら画像が見られない方のために入れていた、隠しテキストも取っ払っちゃった方が良さそうですし…

携帯電話でご覧の皆様、もしよろしければ皆さんの閲覧環境をコメント欄で教えてください。

よろしくどーぞ。


*****


さてさて、これまでにないほど、随分と長い連載となってしまった仏教シリーズ。

大丈夫ですか? そろそろ飽きてませんか?

もう少し、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。


と、いったワケで、今日も続きをいきますよぅ。


|木|
|木|
|木| 台  ̄州 ジ‐… 「あ、あのぅ…」


Σ( ̄д ̄; ) ビクッ 『わ!びっくりした!』

州 ̄ 台  ̄州  「あなた……人間?」

( ̄д ̄; ) 『は?』

州 ̄ 台  ̄州  「あなたは、人間ですか?」

( ̄д ̄; ) 『も、もちろん人間ですが…』

州 ̄ 台  ̄州  「ホントに?」

( ̄д ̄; ) 『え? 何に見えてるんですか?』

州 ̄ 台  ̄州  「いえ、肌は真っ黒ですし、身体は人間離れした細さですし…。何だか木の枝のようで…」

( ̄ー ̄; ) 『木の枝!? あぁ、ははは。確かに…言われてみればそうですね…』

州 ̄ 台  ̄州  「それほどヒョロヒョロだというのに、やけに神々しさがあるものだから…。てっきり、森の神様かと思っちゃいましたわ。」

( ̄ー ̄; ) 『ははは…こんなにフラフラじゃ、なんとも頼りない神様ですね…』

州 ̄ 台  ̄州  「こんなところで、何をなさってましたの?」

( ̄ー ̄; ) 『実は長い間断食苦行をしておりまして…つい先ほど、見切りをつけたところなのです。』

州 ̄ 台  ̄州  「修行僧さんでしたの。」

( ̄ー ̄; ) 『はい…。修行を終え、沐浴していたら…気を失いかけまして、そのまま倒れてしまいました…体力が、相当衰えているようです…』

州 ̄ 台  ̄州  「まぁ!それは大変!それじゃ、こんな事している場合じゃないわ!すぐに私のお家へいらして。しっかり休養なさってくださいな。」

<(_ _;)> 『これはこれは…かたじけない…。お言葉に甘えさせていただきます。』

州 ̄ 台  ̄州  「大丈夫?立って歩けますか?」

( ̄ー ̄; ) 『あ…いや…お恥ずかしい…。正直、歩くどころか、立つことすらままなりません…。』

州 ̄ 台  ̄州  「そうですか…じゃあ、私の背中に乗ってください。おぶっていきますわ。」

<(_ _;)> 『ありがとう…。ありがとう…。』

州 ̄ 台  ̄州  「いぇ。ほんと、びっくりするほど軽いですね。これなら全然苦じゃありません。w」


沐浴後、倒れてしまったシッダッタですが、運良く通りがかった女性に助けられ、命拾いをします。


州 ̄ 台  ̄州  「え~と。森の神様…」

( ̄ー ̄; ) 『あ、すみません。申し遅れました…わたくし、シッダッタと申します…』

州 ̄ 台  ̄州  「シッダッタさん。お食事はできますか?」

( ̄ー ̄; ) 『う~ん…食べたいのはやまやまですが…随分と長い間断食していたので、普通の食事は無理だと思います…。多分、消化できません。』

州 ̄ 台  ̄州  「そうですよね…三平師匠の餃子でも、と思いましたが…そういうワケにもいきませんわね…。さて、どうしようかしら…。」

( ̄ー ̄; ) 『いえ、どうぞお構いなく。』

州 ̄ 台  ̄州  「そうはいきません。このままじゃ、ホントに死んでしまいそうですもの。何か、消化しやすくて、栄養のあるものを… そうだ!牛乳でおかゆを作りましょう。」

( ̄▽ ̄; ) 『あ。それなら食べられるかも…』

州⌒ 台 ⌒州  「ね。」

( ̄▽ ̄; ) 『何から何まで、本当にありがとう…。ごめんなさい、お名前をまだ聞いておりませんでした…。』

州 ̄ 台  ̄州  「あぁ、そうでしたね。私は、スジャータと申します。どうぞ、松嶋菜々子と呼んでください。」

( ̄д ̄; ) 『…はい?』



←この画像、見えてます?

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遭遇

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( ̄⌒ ̄;) 『む~。』

( ゜ д゜) 「王子、どうされました。」

( ̄⌒ ̄;) 『コンダンニャさん…』

( ゜ д゜) 「はい?」

( ̄⌒ ̄;) 『僕、決めました。』

( ゜ д゜) 「何を?」

( ̄⌒ ̄;) 『もうやめます。』

(;゜ д゜) 「え?」

( ̄⌒ ̄;) 『苦行、もうやめます。』

(;゜ д゜) 「ええ?」

( ̄⌒ ̄;) 『何度も死にかけるほど断食をしました。冬は、雪が降り積もる極寒の中での座禅も行いました。身体もほら、見てください。筋肉もすっかりなくなってしまい、もう、立ち上がることすらままなりません。これ以上身体を軽くするのは不可能です。それでも、悟りに至ることはできません。心が清らかになるということもありません。いま、私は一つの結論を出しました。苦行では、悟れません。』
 
(;` д´)ノ″ 「いやいやいやいや!ここまで頑張ってこられたというのに!ここでやめるなんて、なんてもったいない!」

( ̄д ̄ ) 『ここまで頑張ってきたからこそ言うのです。苦行は無意味です。勿論、我慢強さを身につけるということはあるかもしれません。ですが、それと悟りを得るということでは別な話です。こんな事を続けていても、真理は得られません。ただただ身体を衰弱させるだけです。』

ヾ(;` ー´)ノ″ 「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」

ヾ(;` ゝ´)ノ″ 「私たちは、王子が悟る事を信じたからこそ、全てを投げ捨てて出家してきたのです!」

ヾ(;` ∀´)ノ″ 「王子が悟ってくれなければ、我々がこれまでご一緒させていただいた意味もなくなってしまいます!」

ヾ(;` ω´)ノ″ 「そ、そうだ!話が違う!」

( ̄д ̄;) 『いや、そう言われても…元々僕が頼んだワケでもないですし…』

ヾ(`д´)/(`-´)/(`ム´)/(`∀´)/(`ω´)ノ″ 「なんだとこの野郎!!」

( ̄д ̄;) 『こ、この野郎って…逆ギレされてもなぁ…』

(;` д´) 「せっかく悟れる運命を持つ人だったのに…。ここで諦めちゃうなんて…。あぁ、これでもうお仕舞いだ…。」

(;` ー´)チッ 「もういい。がっかりだよ。」

(;` ゝ´) 「こんなヘタレほっといて、俺たちだけで苦行続けようぜ。」

(;` ∀´) 「苦行を続けていれば、きっといつかは悟れるんじゃー。」

(;` ω´) 「ま、そういうワケだから…」

ヾ(`д´)/(`-´)/(`ム´)/(`∀´)/(`ω´)ノ″ 「アバヨ!!」

( ̄д ̄;) 『え?いっちゃうの?』


そうして逆ギレしたサトレンジャーの5人は、更なる苦行を求めて、王子の元を離れサルナート(鹿野苑)へ旅立ってしまいました。


(;` д´)チッ 「がっかりだよ。王子があんなヘタレだったなんて…」

(;` ー´) 「しっかり苦行を続けて見返してやりましょう。」

(;` ゝ´) 「あぁ。あいつより先に悟ってやる。」

(;` ∀´) 「ところで、王様との約束は?」

(;` ω´) 「その話は…もう忘れよう…」


一方その頃…

苦行に見切りをつけたシッダッタは、長い間責め続けてしまった自分の身体を清めるため、苦行林の傍にあったネーランジャー川で沐浴をすることにしたのです、が…


~~~(;_ _)O パタ... 『あぁ…やばい…本当に…死んじゃうか…も…』


衰弱しきっていたシッダッタは、沐浴後、川辺の木のもとで倒れこんでしまいました。







その時です。

シッダッタの姿を、林の影からそっと覗き見る人が…



|木|
|木|
|木| 台  ̄州 ジ‐…



←いやいやいやいや!ここまで読んでこられたというのに!ここで押さないなんて、なんてもったいない!

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