ボイラーが壊れて思ったこと。

2010年12月17日 | 住まいづくり
金曜日帰宅したら、父がお風呂場とキッチンを往復している。「どうかしましたか」「お風呂の自動お湯張りができない」と言う。ならば追い焚きなら可能かなと、いろいろ試していた様子である。

 まあシャワーなら使えるから・・・・ということにした。会社の熊谷さんも帰宅した後だし・・・・。

 土曜・日曜を挟むから仕方がないわ、と諦めムード。しかし取扱説明書を読んでもそこには無い「エラー」番号である。

 24時間対応してくれるサービスセンターに電話したら、いとも簡単に「部品」がダメと告げられた。それは建てられた工務店さんでも直らないところなので、と言われてしまった。

 休日といえどもサービスマンは見えてくれ、アッという間に直った。自動お湯張りのボイラーが入った時、私は自分が浦島太郎であったと思った。その位便利に変わってきていたのである。しかし便利は高くつくと相場は決まっている。

 お客様に何かと不具合が起きたとお電話をいただくと、とりあえず、お客様の工事担当か、水廻りなら設備担当の熊谷さんが駆けつける。熊谷さんで直る場合もあるし、メーカーのブラックスボックスで手の出しようも無いものも多い。また取扱説明書を読まない方もおられるから、内容を把握してメーカーに手配をする。

 お客様との日程の調整もして・・・・・修理が終わると終了した旨と原因や修理内容が送られてくる。これが修理履歴としてお客様のカードに残こすのである。

 先日その修理代をお支払いに見えたお客様が、ここに書いてある諸経費ってなんですか?と聞かれた。素直に当社の経費分を乗せさせていただきました、とお答えしました。「直らなかったのにですか?」と言われて・・・・私絶句。「は・・・・」

 「自分で手配すればこれはかからないですよね」「そうですね」とお答えしました。

 本当のところメーカーの修理代は高い、部品代の他に技術料に出張料と付くから。
メーカーが1度見に来て、それから部品の手配をしてというとますます高くなる。せめてそうならないように「来ても直らない」と評価されても・・・・とりあえずお困りのお客様には駆けつける。

 問題の諸経費、我が社の分は消費税を入れて525円・・・・実を言えば私はしばし落ち込んだのです。

 建てた時から始まるお付き合い、お客様のホームドクターとしての気概なくして、と心を慰めました。もっとも初めての経験でしたけど。

依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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