ＳＵＮＴＥＣＨの名をしばしば聞く

自宅から会社までの最初の信号機のところにある看板が、「ＳＵＮＴＥＣＨ」と変わったと認識したのはつい最近のこと。進行方向の横面だから、とにかく意識してみないと・・・・おまけにアルファベットだからしっかり読まないと。以前は「ＭＳＫ」だった。我が家から1ｋもしないところに会社がある。

　10年近く前、やっぱり就職氷河期だった。知人が息子さんが「ＭＳＫ」を選んだんだけどと話してくれた。

　「これからの10年で10倍の市場をもつのは太陽光よ」と社長の持論を披露し、私が防犯協会の配布物をお届けしている範疇で「一番元気な会社よ」と話したことがあった。

　あれから本当に10年、太陽光の市場の伸びは停滞時期もあったが、10倍どころではない今や押しも押されぬ日本の産業の牽引力になった。


　「ＭＳＫ」にいたっては、幾多の変遷をへて、いまや世界の「ＳＵＮＴＥＣＨ」になった。

　あの時の言葉が背中を押してくれたと暫く前に思いがけなく礼を言われた。
ご子息はりっぱに活躍されている。

　本当に、しばしばこの「ＳＵＮＴＥＣＨ」の名前を聞くことが増えた。

　ＮＨＫで朝6時43分からの放送で、中国のＭ＆Ａの成功例の一つとして「レナウン」「オギハラ」と共に名をあげていた。
　
　レナウンは衣料・オギハラは車の車体だとか。技術が外に出て行く、それ以上に雇用の喪失だろうと、苦い思いでその解説を聞いた。

　県内の大学・短大の内定率がまだ50％に届かないというニュースを聞きながら、この国の若者はどうすればいいのだろうか。

　かと思えば中国でも高学歴の就職難だという。

　世の中がスピードがつきすぎたせいなのだろうか。ゆったりのんびりとした世界にはもう戻れないだろうか。

　依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅　中島木材の家

【 中島木材のホームページは こちら 】

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