節水型トイレの落とし穴

2010年12月09日 | 住まいづくり
住宅エコポイントに節水型トイレと高断熱浴槽が加わった。業界にとっては応援には違いない。

 昨年春、トイレのリフォームをなされたお客様、節水ということよりも、膝の高さに合わせてと機種を選ばれた。高さから行くとその機種しかなかったからである。「トイレの改修はこれで3回目よ」とおっしゃられた。

 ところがである、3月程して、「小」だと流れが悪いというお話をいただいた。つまりペーパーが残るという。

 いつぞやメーカーの実験を見ていて、水量と距離の問題を目の辺りにしていたから、私は「小」を使うという認識がなかった。

 設置した当時は確かに流れた。原因は築30年からであるから配管か、もしくは地区全体の水圧が下がったかであろうと思われた。

 水道企業団にお問い合わせをしたら、水圧が下がることもあるのだそうである。

 ・・・・誰が責任取ってくれるのよ・・・・・。

 「大」を使えば全然問題はないのだけど・・・・「エコの時代でしょう」とおっしゃられた。

 そしてちょうど「ハイブリット」が発売された。

たぶん・たぶん・・・・メーカーにそのようなクレームがいっぱいだったんじゃあないかしらと、私は想像した。

 結局ハイブリットに交換された。

 節水型は確かにエコかもしれない、しかし落とし穴があることを知っていて欲しい。

                   依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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