年の初めに。

2008年01月04日 | 日々のこと
元旦の朝、聞くとも無しに聞いていたラジオで、東京家政大学の名誉教授の樋口恵子先生が、超高齢化社会について話されていた。75歳以上が10%を超え、65歳以上が21%を超えた社会。昨今年金問題にしても、医療費問題にしても終末的な雰囲気で語られるが、彼女はそれを踏まえた上で、「働きなさい」と激をとばされた。

 超高齢化社会は少なくとも今世紀中は続くものらしい。わたしの中で、私たちの年代がクリァーすれば、「どうにかなるんじゃあない」と、たかをくくってきたがどうもそんな生易しいものではないようだ。

 働けば年金の不足も補えるしとのこと。・・・・わたしの先輩達はこの所、年金の受給予定額を聞いて・・・・ショツクを受けている。・・・私はショツクを受けたくないからまだ聞かない。

 90歳から100歳まで生きるという前提にたてば、まだまだ長い人生だ。毎朝、今日は何して過ごそうかと考えるより、やることあったほうがいいに決まっている。

 定年延長で若い人の職を奪うという話もあったが、それもまもなくで、労働力の不足は目に見えてくるだろう。
暮に、定年退職のご挨拶に見えてくださった方が多かった。確実に大量退職の時代が来たのだと実感した。

 樋口先生のお話はお金だけの問題だけではなく、生きがいと社会貢献であろう。
団塊世代が新年を迎えるにふさわしいお話であった。と感心していて、初日は隣の屋根の上から出たので、間に合わせた。

 暮からのお客様も今日最後のお客様が帰られて、ようやく私のお正月休み。
それでも今年は「駅伝」を横目に、「朱蒙」も時々楽しんだし、「風と共に去りぬ」も何十年ぶりに再会できた。

 新しい年が始まりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
                            依田 美恵子

 
 
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