WIPE OUT 霞ケ丘不動産XVI

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価格の見直し

2011年02月27日 20時30分53秒 | 日記
今日は、午前中にマンションの売主様から突然の電話があり、その後20分ぐらいで来店されました。マンションを売出しているのですが、近況確認と価格見直しの相談でした。専任媒介契約を締結し、ちょうど3カ月が経つますが内覧者はゼロでした。売主様も、毎月の管理費や修繕積立金のランニングコストがかかり、空室での所有者としての管理責任も発生するという事で、売出価格を100万円ダウンすることになりました。先週は、土地を売出しているお客様との媒介契約更新の打合せの中で、売出価格を300万円ダウンの決断をされました。なるべくお客様の希望価格で成約したいのですが、現実はうまくいきません。お客様も時間だけが過ぎ現実を認識され、私達が言うまでもなく価格の引き下げを検討されます。売れないから価格下げるという事は、安易な選択肢だと思われるかもしれませんが、不動産だからと言っても他の商品と同じ原則です。付加価値を上げるという選択もありますが、リフォームなどを行うと先行投資になり、必ず売却できるという保証もありませんからリスクを負うことになってしまいます。そう考えると、現状で価格を下げた方が、資金的にも精神的にもリスクや心配を負いません。これらの選択には、方程式や公式はありませんが、どんな商品でもいくら古くても綺麗で清潔な方が、お客様には選ばれます。
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