「 ユダヤ古代誌 」 その5

2016-06-25 19:29:03 | 

 モーセが、ある儀式を行っていた時のこと。祭壇の上の犠牲獣の中から突然火が起こり、たまたまそこにいた大祭司アロン ( モーセの兄 ) の息子のうちの二人が焼け死んだ。
 これは果たして、神が起こしたことだったのか。ヨセフスはこれ以上は何も書いていない。あるいは・・・・・・。「 人身供犠 」 を遠回しな表現で書いているのか。

 砂漠をさまよううちに、ユダヤ人の中からモーセに対立する勢力がしばしば出てくる。そんな時、モーセは神に祈り、敵を始末してもらう。「 大地が割れて人びとを飲みこんだ 」 とか、「 火焔が上から吹きつけて人びとを焼いた 」 とか。
 実際には反対勢力を生き埋めにしたり、火あぶりにしたりして殺したのを、神のわざだと書いているのではないか。

 何しろ、昔の話だ。よくわからんのにゃ。
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