現代に生きる呪術

　「金枝篇」のフレイザーによれば、呪術の根本には二つの法則があるという。まず、「類似の法則」。類似のものは、同一のものである。憎い相手に似せてわら人形を作り、五寸釘を打ち込めば、相手は苦しんで死ぬ。そして、「伝染の法則」。憎い相手が着ていた衣服には、彼の生命が伝染している。なので、衣服の切れっ端をわら人形につけて五寸釘を打てば、効果は倍増する。

　このような呪術の法則が現代にも生きていることが、東京五輪の開会式をめぐるゴタゴタで、明らかになった。過去のコントが問題視されて開会式の演出を解任された、小林賢太郎氏の件だ。

　「類似の法則」。コントでホロコーストを扱うことは、ホロコーストを行うことに等しい。

　「伝染の法則」。そのようなコントを作った小林氏が手がけた東京五輪の開会式には、彼の邪悪さが伝染しており、忌むべきものである。

　進歩的と思われる人々の言動の根底には、昔ながらの呪術がある。2021年の今でも、これは確認できるのにゃ。

　

録画していた

「空手バカ一代」を見たのだが・・・。

　穴を発見してしまった。アメリカ行きを決断した主人公が飛行機酔いに苦しむ場面が出てくるが、これはおかしい。確か、主人公は特攻隊の生き残り、つまり飛行機乗りという設定だったはずだが。

　まあ、いいのにゃ。現代のアニメでは許されないタイトルが拝めたにゃ。

国際政治の陰部

　あー、もったいない！　濁点が余計だ！　「チンコだけにマラソン」というネタが、消えてしまったにゃう！！

MXで

「空手バカ一代同窓会」だと。

　アニメ「空手バカ一代」が再放送中だが、ブームになってるのかにゃ。それにしても、このメンバーはすごい。これが最初で最後かも。高森城さんは、たしか、梶原一騎先生の息子さんだったか。

　極真空手のファンなら永久保存モノなのにゃ。

過去の

しょうがい者に対する暴力行為を90年代に音楽誌で語っていた小山田圭吾氏が炎上。「90年代には彼を容認する局面があった」とする太田光氏も炎上。

　「その当時の現状を追認しろ」、ということなのだろうか。だとしたら、2021年現在で、小山田氏の行為がネットで叩かれるのも仕方がない、ということになる。

新宿で

PSYCHOSISの「ドグラ・マグラ」を観る。原作・夢野久作、脚本・高取英、演出・森永理科。

　森永理科にゃんこの演劇グループ。月蝕、万有、梁山泊・・・の連合軍。スタッフも知ってる人たちが多い。旗揚げ公演という感じが全然しないのにゃ。なので、敢えて厳しくチェックすると・・・。

　身体表現が、いつもよりおとなしめかにゃ。音楽は、シーザーさんの曲は一曲だけ。ほとんどがEUROさんの曲を編集したもの。この点は、評価したい。あと、主宰者の黒衣は微妙かにゃ。劇の中に完全に入るか、演出に徹するか、どちらかにした方がいいかにゃ。

　上演時間は1時間40分。月蝕版よりも短くなってる。言いたいことは全部言ったぞ、的な。ネットでも公開されるらしいが、「ドグラ・マグラ」に興味がある人は観るといいにゃ。まあ、退屈はしないだろうにゃ。

　来年7月に次回公演だと。いいねえ。アングラ演劇は、着実に次の世代に引き継がれている。シーザーさんも、金さんも、そして、高取さんも、きっと喜んでいるにゃ。

50代問題

　ご覧の通り、50代は後回しにゃ。でも、下半身は10代後半のままだから、きっと大丈夫にゃう。ワーッハッハッハッ！！

読売が、エロい 2

　これ、ワシも考えた。「精子を提供するので会いませんか」って。でも、実際にヤル人がいるとはビックリにゃう。

読売が、エロい 1

　バ、バカボンパパ？　最近この手の投稿が多いのにゃ。

改憲が遠のいた

　西村大臣の発言は、痛い。憲法改正で緊急事態条項ができたら、金融機関との取引が合法的に止められてしまうケースも出てくるのでは。そう思ってしまった国民は、多いだろう。このままでは、憲法改正は国民投票で間違いなくハネられてしまう。

　改憲派の顔である安倍前総理が、動くべきだ。甘ったるい抽象論ではなく、飲食店への補償がスムーズに行くようなシステムを作って、実行する。これをやらないと、改憲は仲間内だけの放言で終わってしまうだろう。

　

お願い

　「しろうとずかん」も、ぜひお願いしたい。

めっ！

　ある新聞の人生相談に、こんな投稿が。アブノーマルって・・・。

　もしかして、露出系かな。白昼堂々、タワマンのベランダでセックス、とか。

　新聞に投稿するのも、プレーの一環なのかもしれないにゃ。