少年王者舘の

2011-08-30 17:53:44 | 演劇

「超コンデンス」を観る。

 10年前の「コンデンス」と内容は基本的に同じだが・・・・・・。ラストが変わった。「吉田くん」は、果たして「いる」のか、「いない」のか。今回は「いる」、というニュアンスだった。

 上演時間が30分ほど延びたが、快楽度からいったら短い前回の方が上か。

 中盤の「王者舘ダンス」。音楽が変わって、パワー・ダウンした感じ。あれは、変えてはいけないポイントだろう。

 でも、中村榮美子たまが相変わらず美しかったから、いいのにゃ。

 
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トゥーキュディデースの

2011-08-25 19:55:40 | 

「戦史」を読み終える。岩波文庫。

 ペルシア戦争で、ギリシアの自由を守った、とされるアテーナイ。その話には続きがあった。それまでペルシアに税金を納めていた小アジアやエーゲ海の数多くの都市の支配権を奪い取り、今度は自分たちに「年賦金」を納めるように、支配体制を組み替えたのだった。そのような都市が離反を試みると、アテーナイは容赦のない弾圧を行う。

 さらにアテーナイ人は、巨額の年賦金だけでは満足できず、今度はスパルタを始めとするペロポネーソス同盟との軋轢が激化する。あげくの果てにシケリア征服を目指して失敗し、致命的な打撃を被ることになる。

 アテーナイは、まるで、かつての大日本帝国のようだ。シケリアで捕虜になった人々の悲惨な収容所生活の描写は、シベリア抑留を連想させる。

 また、テルモピュライの戦いから100年も経たないのに、アテーナイに対抗するためにスパルタがペルシアと同盟を結ぶのには驚かされる。イメージと全然違うのにゃ。

 侵略戦争と防衛戦争、さらには公と私は、果たして本当に区別可能なのか? この本に出てくるさまざまな立場の人々の弁論を読むと、それがわからなくなる。見た目が上品か下品か、程度の違いしかないようにも思えてくるにょ。
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「ダンタリアンの書架」

2011-08-20 18:58:18 | アニメ・ゲーム

を見る。

 にゃあ。薔薇水晶?
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「DJCDテイルズリング・ヴェスペリア」を

2011-08-15 19:23:20 | アニメ・ゲーム

夏コミで買う。

 中原麻衣、鳥海浩輔、森永理科、竹本英史の4氏が、カロル、リタ、ジュディス、パティの物真似に挑戦しているのにゃ。だれが、だれを演じているかはヒ・ミ・ツ。レアなのにゃ。
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「ダンタリアンの書架」

2011-08-06 17:14:16 | アニメ・ゲーム

を見る。

 うにゃうっ!? し、使徒?

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トゥーキュディデースの

2011-08-04 18:43:32 | 

「戦史」を読む。岩波文庫。

 世界史の教科書にも載っているこの本は、現在絶版中。なんとか古本屋で買えたのにゃ。まあ、いずれ復刊するだろうけど。

 ポリスの理念を高らかに謳い上げ、アテーナイ市民にペロポネーソス同盟との戦争の正当性を説くペリクレース。美しく力強い言葉だが、直後に疫病が襲い、アテーナイは大混乱に陥る。そして、高邁な理想は市民から忘れ去られ、ただただ利益だけが追求されるようになる。

 アテーナイの民主政が、戦争に拍車をかける。新たに台頭してきた市民たちが権益を求めて、対外遠征を際限なく繰り返すのだ。

 やはり、言葉よりも事実の方が強いのか。この頃からソクラテスを始めとする哲学者が続々と登場するが、それは哲学が一般市民から遊離し、少数のエリート(社会的な身分ではなく、哲学体質かどうかという意味での)だけのものになってしまったことを意味するのではないか。

 ヘロドトスと対照的に、リアリズムに徹したトゥーキュディデース。特に海戦の描写が見事だ。彼のような鋭敏な知性の持ち主が、現代に現れたら・・・・・・。たとえば、中央卸売市場の移転問題について、こう断言するのではないか。「築地です」、と。
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