北品川で

2014-08-29 01:03:23 | 演劇

モメラスの「色は匂へど、」を観る。それにしても北品川は、ここって都内なの、と言いたくなるほど暗い町なのにゃ。明るいのは駅周辺だけにゃ。

 劇は、現代と江戸時代が交錯する構成。現代がストイックな演出なのに対して、過去はノリノリのエンターテイメント路線。「月蝕メソッド」が炸裂しているのにゃ。それは、ついには現代を侵食したりもする。ワシの好みがどっちなのかは、言うまでもないにゃ。

 森永理科のおいらんが、せりふといい所作といい、見事というか完璧だ。特に、せりふ。たとえ取るに足りない内容でも、彼女が発するとそれは、煌めきながら空間を漂い、優雅に消えていく。これは、劇場でしか体験できない。万有引力の高橋優太との相性も、ぴったりにゃ。

 ラストは、二つの要素をうまくまとめたな、という印象。だが、次はどうする? 独自の表現を目指すのか、それとも、エンターテイメント路線(高取英が言うところの、芸能路線)で行くのか。まあ、キャスト次第で、また観るかもにゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

USTREAMで

2014-08-27 19:14:48 | アニメ・ゲーム

「あにみー」を見る。

 カラオケで、合唱曲「絶対運命黙示録」を独唱する小見川千明。

 ・・・・・・むう。お、鬼にゃ。ウテナ鬼にゃうっ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

備忘録

2014-08-25 18:13:57 | 

 「夢の中で車に轢かれることは、セックスを象徴する」(フロイト「夢解釈への補遺」)。

 ・・・・・・わかったぞ! そのココロは、「カラダとカラダのぶつかり合い」、ということにゃ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天狗で

2014-08-24 17:49:00 | 

瑞泉の炭酸水割りにゃ。前の御物城よりも上品な味だけど、これはこれでいいにゃ。

 夏もそろそろ終わりにゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グランチャイナで

2014-08-18 17:00:28 | 

飲み放題。90分1300円。それ以後もソフトドリンク飲み放題なのにゃ。生ビールはセルフサービスにゃ。

 今日は、ジョニー・ウィンターのために飲むぞ!  ワーッハッハ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フロイト全集11」 その4 おわり

2014-08-14 19:37:34 | 

 「民話の中の夢」。

 タイトル通り、ヨーロッパ各地の民話に出てくる夢を、心理学的に分析したもの。たとえば、こんなお話が。

 ユーゴスラヴィアの民話。「ある男が眠っていると、聖ペテロが現れて、彼を天国へと連れて行ったそうな。二人は天国を歩き回ったが、やがて美しい木立にたどり着いたんだと。どの木にもランプが吊るされているのを見て、男は不思議に思い、これは何かと聖ペテロに尋ねた。すると彼は、これは命のランプで、ひとりひとりの人間に割り当てられており、油が尽きてランプが消えるとその人間も死ぬ、と答えた。男は聖ペテロに頼んで、自分のランプを見せてもらったが、油が今にもなくなりそうだった。そこで男は、聖ペテロがその場を離れた隙に、隣にあった自分の妻のランプに指を突っ込んで、油を自分のランプに垂らし始めた。そこへ聖ペテロが戻ってきて、ぎょっとした拍子に目を覚ましたんだとさ。気がつくと、男は妻のまんこ(※原文ママ)に指を突っ込んでは、自分の口に入れてしゃぶっていたそうな。どっぴゅんぱらりのぴゅっ」。

 心理学に興味がない人でも楽しめて、ナイスにゃ。ヨーロッパのキリスト教の実態もわかるし。

 あと、女性器を数字で表すとどうなるかという普遍的なテーマを扱っている、ウクライナの民話もなかなかのモノだが、ちょっと紹介できないのにゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フロイト全集11」 その3

2014-08-13 19:49:24 | 

 『「横暴な」精神分析について』。

 神経症の原因は、性的な欲動とそれに対する過剰な抑圧との、葛藤だという。だから、セックスに関する考え方が変わらない限り、いくら電マを勧めてもムダなのだ、とフロイトは言う。

 ・・・・・・み、耳が痛い。痛いにゃう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フロイト全集11」 その2

2014-08-12 20:23:30 | 

 「原始語のもつ逆の意味について」。

 言語学者アーベルの論文からの引用。「古代エジプト語のかなりの数の単語は、正反対の二つの意味を持っている」。このことから、アーベルは主張する。「あらゆる概念は、その対立概念と双子の対をなす。人間は、最も古く最も単純な概念についても、対立するものとの対比においてしか獲得しえず、後から一方の概念だけを考えることを学んだ」。

 人間の夢もこれと同じだと、フロイトは言う。夢の中ではひとつのものがそれと反対のものを意味することがある。「人間の心は極端から極端へと動く」というユングの主張も、ここから説明できるかもしれない。

 たとえば大日本帝国は、実にスムーズに日本国へと移行したが、逆のパターンも当然ありうるだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フロイト全集11」

2014-08-11 17:42:33 | 

を読む。岩波書店。

 なぜこいつかというと、「魔女とキリスト教」の上山安敏先生に多大な影響を与えたという、「偉大なるかな、エペソス人のディアナ」が収録されているからにゃ。でも・・・・・・。

 実際に読んでみて、びっくりしたにゃ。長さはたった3ページで、内容も論文というよりはエッセーなのにゃ。エペソスでは古代から現代に至るまで女神に対する信仰が続いているが、オウピス、アルテミス(ディアナ)、マリア、と女神の名前は変わっても、その実態は変わっていない、というもの。確かに、現代の人間の心の奥底には古代的な要素が残っている、と指摘している点で、上山先生と共通しているが、それにしても短い。

 できる人は、それでも大きな意味を見つけるのにゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再編集

2014-08-07 18:20:44 | Weblog

 「実際に起こらなかったことも、歴史の裡である」。「歴史は言葉でできている。そうである以上、何度でも編集し直すことができる。国家権力は、自分たちに都合のいいように歴史の再編集を繰り返してきたが、同じことを個人がやってもかまわないのだ。それが、一度きりの人生を楽しく過ごすコツだ」(寺山修司「幸福論」)。

 この引用自体、意識的にか無意識的にか、再編集されているかもしれない。

 朝日新聞にも、歴史を再編集すべき時が来たらしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下目黒へ 2

2014-08-06 19:59:14 | 

 2丁目近辺を歩いてみたけど、だいぶ様子が変わったなあ。一軒家がなくなって、マンションだらけにゃ。町並みから個人の顔が、消えたのにゃ。だが・・・・・・。

 こいつだけは、昔のままにゃ。重力に逆らい、空へ向かって勃・・・・・・、いや、屹立する尖塔。それは、限りない生命力の象徴。

 目黒エンペラーを見て涙が出てくるとは思わなかった。まさに、目黒のチン守にゃう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下目黒へ

2014-08-05 18:06:01 | 

 恵比寿へ行く用事があったので、ついでに下目黒へ。ワシが昔、住んでいたところにゃ。

 目黒川沿いに歩いていく。桜の木陰が続いて、快適にゃ。20年くらい前のこの季節、このあたりはひどいニオイがしたものだが、今はそんなことはない。川が浄化されたのにゃ。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンデーモーニングへの批判

2014-08-03 22:26:24 | Weblog

 「抑止力で戦争が防げた例は、歴史上ない」。

 いや。アメリカとソ連がある。それに、歴史に残るのは戦争のような派手な出来事ばかりで、抑止力のおかげで何事もなかった場合はまったく記述されない。

 この番組の出演者は、昔の大日本帝国の頃の気分が抜けていないのではないか。何の準備がなくとも、その気になれば中国などひとひねりだ、と考えているように見受けられる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すき家の

2014-08-02 07:25:56 | Weblog

社員の残業時間が109時間、か。

 25年前にワシが新聞記者をやっていた頃の残業時間も、それくらいだった。ワシが勤務する支局にはタイムカードなんてなかったが、給与明細には残業時間が書いてあったので、びっくりした記憶があるにゃ。今は、そんなことはないのだろうが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする