8月から9月へ

2017-08-31 18:35:51 | 下ネタ

 8月ジャーナリズムは終わった。これからは、9月ジャーナリズムだろう。

 いつもの8月。戦後70年以上になるのに、よくもまあ、新しい戦争ネタを発掘できるものだ。無能な国家のせいで、戦争の犠牲になる国民。このような過ちを繰り返さないために、自衛隊の装備の拡充に努めるべきだ、防衛費が過去最大になるのも仕方ない。このように考える日本人も多いだろう。

 だが、いつまでも新しいネタを小出しにできるわけでもないだろう。これからは、8月ではなく、9月だ。8月15日に戦争が終わって、どうやら生き延びられるめどがついた。これからの人生はどうする? 今のうちに、あの人とくっついてしまえ。

 このような思惑が渦巻く、昭和20年の9月だ。つまらないはずがない。「 私たちは、こうして団塊の世代をつくった 」。今が、90代の人たちに直接話を聞く、最後のチャンスではないか。あの時、男女はどのように出会い、交わったのか。天地創造にも匹敵する大きなムーブメントがあったのは、間違いない。あの時できたコトが、どうして21世紀の今、できないのか。

 まず、NHKが取り組むべきテーマにゃう。
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憂国

2017-08-27 18:26:19 | Weblog

 立川が、ヘンにゃ。駅員に、ナニを期待しているのやら。
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「 母権制 」 

2017-08-22 18:34:35 | 

を読み終える。

 物質的な母権制から精神的な父権制へと人類が進歩するのに、ヘラクレスが果たした役割は大きい、とバハオーフェンは主張する。アルゴ船の乗組員たちがレムノス島の女たちとヤリまくっている時、彼だけは船に残り、「 さっさと船を出せ 」 と仲間たちに説教する。また彼は、後に従者 ( 美少年 ) がニンフにさらわれた時に、船を降りて救出に向かう。これが、人類をより高い段階に上らせる契機になった、という。

 このようにバハオーフェンは、同性愛を 「 純粋に精神的なもの 」 だと賛美している。彼は、「 ライオス ( 後のテーバイ王で、息子のオイディプスに殺される ) がペロプスの息子クリュシッポスに懸想して、彼を誘拐した。これが世界初の稚児である 」、とも書いている。だが・・・・・・。

 ヘラクレスをそこまで高く評価するのは、どうか。他方で彼は、何人もの女性と交わり、多くの子供をつくった。「 ヘラクレスの後裔 」 は一大勢力となり、後にペロポンネーソス半島を支配するようになる。ヒマな人は、アポロドーロスの 「 ギリシア神話 」 でもチェックして、数をかぞえてみるといい。また・・・・・・。

 しかたがないことだが、バハオーフェンは、同性愛についてのフロイトの理論を知らない。フロイトによれば、同性愛の根底には、母親に対する強い愛情が潜んでいるという。どんなに母親を愛していても、母親と交わることは許されない。そのかわりに息子は、自分が母親であるかのように振る舞う。まず、母親がそうするように、自分自身を愛する ( ナルシシズム )。さらに症状が進むと、自分にそっくりな同性を愛するようになる。
 つまり、父権制の背後に同性愛があるとすれば、さらにその根底には母親に対する強い愛情、母親による支配=母権制があることになる。

 実は、バハオーフェン自身、このことを認めている。「 補遺 」 まで読んでわかったのだが、彼は次のように書いている。「 母性祭祀は近代諸国家の混乱が深刻化するにつれて、現代においてその究極の完成に達した。人間の肉体的本性に対する純粋に精神的な原理の勝利はかくも困難なのであり、プロメテウス的苦しみも人間を救い出すことは決してできないだろう 」。「 母権民族が示す諸現象は、人間の本性に深く根ざしたものである以上、微動だにすることなく存続するだろう 」。
 

 
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前回の続き

2017-08-19 17:40:05 | Weblog

 1988年のソウル五輪。女子バレー代表は、見た目は選抜チームだった。だが、実際に試合に出たのは、レフトが杉山、藤田。センターが廣、丸山。セッターが中田、ライトが大林。ピンチ・サーバーが高橋。以上が全員日立もしくは元日立で、藤田の控えがNECの佐藤。この8人でチームを回していた。実質的には日立の単独チームと言っていい。イトーヨーカドーの益子と斎藤が選ばれなかったのは、「 イトーヨーカドーに入っても、オリンピック代表にはなれない 」 と世間にアピールして、有力選手を日立に集中させようという山田重雄監督の意向によるものだ。彼は当時、全日本の監督、日立の監督 ( 総監督だっけ? )、日本バレーボール協会の常務理事、ナショナルチームの強化委員長を兼務していた。日本の女子バレーは、彼が支配していたのだ。 

 その結果が、メダルなし。準決勝のペルー戦、勝負所で丸山のスパイクがドリブルと判定されたのが痛かった、とよく言われる。だが、斎藤がいたら、丸山をオトリにしてレフトへの平行トスで決めるというパターンもあったはずだ。何しろ彼女は藤田、佐藤よりも高く、杉山よりも速いのだから。
 ソウルから数年後には、選手に対するセクハラ疑惑やら、外為法違反やらが表面化。恥辱まみれで、山田監督はバレー界から追われることになった。

 しょせん彼は、日頃自分が指揮しているチームでなければ能力が発揮できなかった。完全な選抜チームを率いてオリンピックに出た柳本、真鍋、そして、先日アジア選手権で優勝した中田監督の方が、はるかに有能だ。今度の東京五輪も、十分期待できる。

 今のバレーファンには信じられない話かもしれないが、そんな時代もあったのだ。
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バレーファン必聴

2017-08-16 17:34:34 | Weblog

 80年代から90年代にかけて、今はなきイトーヨーカドーバレー部のエース対角として活躍した、益子直美と斎藤真由美。いや、もしかしたら、日本のバレー史の中で最も愛されたコンビかもしれない。この二人の対談が実現。あす8月17日と24日の午前10時半~11時。レディオ湘南 「 マスコナオミのENJOY湘南SLOW LIFE 」。インターネットで聴ける。

 88年のソウル五輪で全日本女子がメダルを逃したのは、この二人がいなかったからだとワシは今でも思っているし、その後の90年代の全日本女子の低迷は、斎藤の不在が大きい。その辺の裏話が、出てくるかどうか。

 オリンピックには縁がなかった二人だが、いまだに一定の発信力を持っている。彼女たちから現役のバレー選手が学ぶところは、多い。なにしろ、オリンピックそのものがいつまで存続するのか、わからないのだから。

 

 
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現代における意味

2017-08-12 17:19:33 | Weblog

 知覧で研修を行う企業が多いというが・・・・・・。

 そういう企業は、おそらく 「 成果主義 」 を放棄しているのだろう。いや、そうでなければならない。

 なぜなら、特攻隊はこれといった戦果を挙げていないのだから。東京大空襲、沖縄の地上戦、ヒロシマ・ナガサキの原爆投下。これらに対して、特攻隊は何か影響を及ぼしただろうか。

 特攻隊員はただただ国を思って死に、戦果があろうがなかろうが、みな平等に靖国神社に祀られている。これを現代の企業に当てはめるなら、「 たとえ成果がなくとも、会社のことを思っているならその社員の地位は安泰 」、ということになる。

 いや、そうでなければならない。
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通過儀礼

2017-08-11 18:39:37 | Weblog

 防衛省の日報問題をめぐる閉会中審査について、ある専門家が 「 まるで通過儀礼 」 とコメントしていた。一瞬、意味がよくわからなかったが、どうやら 「 形式だけで、内容がない 」 と言いたいらしい。だが・・・・・・。

 「 通過儀礼 」 を、なめてないか。かつて、シャーマンになる人は、「 内臓を新しいものに取り換えられた 」 という ( エリアーデ 「 シャーマニズム 」)。これは、何かの比喩だろうが、それだけ厳しいものだった。

 似たような例は、現代にもある。大学の新歓コンパや、企業の新入社員研修。限界以上に酒を飲ませたり、眠らせなかったり。
 これらの趣旨は、「 それまでの自分を殺し、新しく組織の人間として生まれ変わる 」 というものであり、あくまでも 「 儀礼的な死 」 でなければならない。ところが困ったことに、「 実際に死んでしまう 」 ケースが後を絶たないのだ。

 「 通過儀礼 」 は、昔も今も危険なものだ。閉会中審査とは似ても似つかない。
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これだから保守派は・・・・・・

2017-08-08 17:28:02 | Weblog

 櫻井よしこ氏が野田総務相をバッサリ 「 哲学を感じられない。首相の資格ない 」、か。だが・・・・・・。

 今の時代、哲学はお呼びじゃない。理論にこだわるのはよくない。絶えず変化する現実にどう対応するか、それがすべてだ。自殺した電通社員も、東大の哲学科出身ではないか。哲学は、人を救わないのだ。

 憲法改正にしても、今の安倍総理よりは岸田さんあたりが 「 国民の基本的人権を守るために、武力の行使は必要なのです 」、とソフトに語る方が、よっぽど効果的だ。 

 現実に対応できなければ、保守派も護憲派も、同じカードの表と裏に過ぎないことになる。
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劇を探す

2017-08-06 17:13:42 | 演劇

 今ごろ三沢では、万有引力の市街劇が盛り上がってるんだろうにゃ。

 もう10年以上前の話だが、宮台真司がある本に、「 青森に行く途中、三沢でシーザーさんたちが市街劇をやっているのを見て・・・・・・云々 」 と書いていた。だが、万有引力の市街劇は、青森、松山に続く今回の三沢で3回目。つまり、三沢で市街劇を上演するのは今日が初めて、ということになる。

 宮台真司は、幻覚でも見たのだろうか。それとも、単なる・・・・・・?

 ワシは三沢には行かなかったが、劇を探しに深大寺に行ったにゃう。J・A・シーザーの弟子でもあるあの人の紙芝居を、堪能したにゃ。
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うにゃ

2017-08-03 17:55:09 | アニメ・ゲーム

 「 劇場版 生徒会役員共 」 を見る。

 その前に、サイゼリヤで一番高いワインを飲んで、景気づけにゃう。

 ・・・・・・うん。飲んで正解だったにゃ。しらふではとても見られたものではなかったにゃ。ワーッハッハッハッ!!
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