あらみゃっ、お客さみゃっ！

　月蝕歌劇団の「寺山修司」を観る。

　劇中劇の「盲人書簡」が強烈過ぎるのが、痛し痒しか。このまま最後まで「盲人」を観ていたい気がしてしまった（実際、月蝕は何度かこの作品を上演している）。
　
　物販で、「時代はサーカスの象にのって２００２」のDVDを発見。これ、森永理科さんが大活躍している作品なんだよね。ソロで歌うシーンがふんだんに出てくるし、それに、なんといっても「人力飛行機」。あれは、森永さんが一番だな。今度の公演の時に、金があったら・・・。

おーいっ、あけてくれにゃ

　
　演劇実験室◎万有引力から、１１月公演のDMが届いた。

　公演そのものよりも衝撃的な情報が載っていた。「アジアン・クラック・レーベル」って。「万有引力合唱曲集◎黙示録１９９４－２００７」って。にゃうっ！シーザーが、ついに本気になったのにゃっ！

あぢいにゃ

　もはや、ふつうに暮らすことさえ困難なのにゃ。

　年寄りが寝たまま熱中症で死ぬケースが続発しているが、私は暑さで目が覚めるので、事なきを得ている。しかし、枕元に必ず水を入れた魔法瓶を置いて寝ることにしているのにゃ。

　寝るのも一種のサバイバルにゃ。

地球へ

を観る。

　成長したスウェナがジャーナリストとして活動するのは、原作にはない展開だが、少し無理がある。コンピューターが人の心の中まで管理する世界では、ジャーナリストが探るべき謎などない、ということになる。そもそもジャーナリストという職業そのものが、タブーとされるのではないだろうか。

クリームのDVD

「リユニオン・ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール２００５」を、遅ればせながら買う。

　今さらこれを観てどうする。でも、やっぱり・・・。などと、迷っていたが、買ってよかった。

　昔、ビデオの「グッバイ・クリーム」を買ったが、顔のアップばかりで失望し、すぐ手放したのだった。もっとプレイしている手元を映してくれないと。歴史的な作品と言われている映像だが、観ていてストレスがたまるだけだった。

　「リユニオン」は違う。トラウマを癒してあまりある作品だ。音だけ聴いていると、「デレク＆ザ・ドミノス解散後に一時的に再結成された時のライヴ」、と言われても信じてしまいそう。演奏が曲の枠を超えて、どこまでも遠くへ進んでいくような、「あの時代」のロックだ。

　

女子バレーボールの

日本対オランダを観る。

　栗原以外にもう一人、バック・アタックを打てる選手がいないとだめだね。パイオニアの佐々木を呼ぶしかないんじゃないの。

　栗原がスパイクを打った後に、必ず左足一本で着地するのが気になる。あれでは故障が再発してしまうだろう。彼女の負担を軽くするためにも、佐々木の全日本復帰は必須だね。

DVD「グラストンベリー・フェア」

を買う。

　１９７１年の伝説のフェスの模様を収録したもの。一言でいうと、ぐだぐだにゃ。最初のテリー・リードから、ユルい。リハなのか本番なのか、わからないくらいにゃ。次のフェアポート・コンヴェンションも、残念ながらサンディ・デニー抜き。その分デイヴ・スウォーブリック（かな？）のフィドルが活躍。続いて、フリチン２人組が登場。えっ。ファミリーってこんなバンドだったっけ？と思ったら、やっぱり違った。
　
　バンドの中のハイライトは、アーサー・ブラウンズ・キングダム・カムかな。白塗りメイクは「クレイジー・ワールド・オブ・・・」の頃と同じだが、サウンドもパフォーマンスも洗練されている。天井桟敷の親戚といったところか。
　
　映画全体のハイライトは、インド人のグルが演説をぶつところ。舌っ足らずな英語でわけのわからないことをまくしたてる姿は、インパクトあり過ぎにゃ。

地獄少女

がMXで再放送されている。

　土曜の夕方だが、どうせなら、夏休みに合わせて平日の午前中に連続して放送してはどうか。

　もう２０年以上前の話だが、私の住む地方では「夏休みアニメ劇場」と題して、「妖怪人間ベム」が毎日再放送されていた。どんなにいいことをしても、その醜さゆえに日の当たる場所には出られない妖怪人間たち。彼らの姿は一陣の冷風となって私の顔に吹きつけたが、同じ効果が「人を呪わば穴ふたつ」、と依頼人に迫る地獄少女にもあると思う。

　毎年夏は、地獄少女の季節にしてしまってはどうか。

クレイモア

に森永理科さんが登場。

　男前なおねえさんが大勢出てくる作品なので、当然彼女の起用は予想されたが・・・。ちょっと役不足な感じ。覚醒者になって敵側に寝返り、主人公を窮地に陥れる、という展開が、あるのかどうか。来週が楽しみ。