なんとかクリア。久々に、足がつりそうになったにゃ。もしもワシが女性だったら、「あふんっ! 痙攣しちゃいそーんっっ!!」 などと叫んで、場を和ませるのだが。男はつらいにょ。
タイムは、ベストタイムから4分遅れ。ていうか、ワースト記録だったにゃ。まあ、2か月ぶりのヒルクライムだから、当然といえば当然だが。
こういう時のためのリア32Tだったのだが、効果なしにゃ。39×32Tは、34×28Tと同じくらいの軽さなのだが、今のワシには39×28Tと区別がつかない。やはり、徐々にコンディションを整えないとダメなのにゃ。
案下川沿いに上る。ウグイスの鳴き声が間近で聞こえる。峠から下ってきたうら若い女性ライダーが、すれ違いざまに「こんにちわ!」とあいさつする。
・・・・・・いや、お嬢さん。身に余るにょ。ただロードバイクに乗っているだけの、エロオヤジなのに。
峠のマジックにゃう。
1か月前に夕やけ小やけふれあいの里の手前のここで、事故ったのにゃ。確か、奥の方のガードレールに激突したのにゃ。
今通ると、なんでここで事故ったのかわからない。アルテグラ6800の操作に夢中になっていたのにゃ。人間が機械に溺れると、ろくなことはないにゃ。
落車してから1か月。もうロードバイクは卒業しようか、とも思ったが・・・・・・。
まあ、もういっぺん、やってみようかという気分になった。そのためには、お守りが必要にゃ。モンベルのポケッタブル・ライトパック8。こいつにナイキのランニングシューズを入れて、ロードに出る。これならトラブルが発生しても、歩くのに困らないにゃ。重量もトータルで600グラム程度。素材も、汗をかいてもべとつきにくいにゃ。
最初はドイターのロードワンにしようかと思ったが、値段が3分の1で重量が半分以下で容量も大きいのだから、モンベルの圧勝にゃ。しかもこいつは上下に短い(40センチ)。背負っても、腰に直接当たらないから、腰痛になりにくいにゃ(実際、そうだった)。
よーし、和田峠に出発にゃう!!
「第2次世界大戦は防衛戦争だった」、という説がある。
これは間違いなく、戦後の平和教育の産物だろう。「侵略戦争と防衛戦争は区別できる」。「侵略戦争は悪で、防衛戦争は善」。「侵略は絶対やってはいけないし、過去においてもあってはならない。だから大日本帝国も、侵略を犯していない」。
だが、果たして侵略と防衛を区別できるのか。これらは同一の戦争の二つの側面に過ぎないのではないか。
また、防衛というものは、侵略があって初めて成り立つ。侵略は防衛の生みの親だ。悪が善を生み出すなどということが、ありうるだろうか。
たとえば韓国の祖国解放神話は、大日本帝国の植民地支配抜きには、成立しない。これらは両方とも、神聖なる歴史である。
・・・・・・以上はもちろん、「詭弁」だ。論理ばかりで、倫理を置き去りにしている。だが、戦争の記録映画を考えてみよう。敵味方が激しく殺し合っている。そのどちらが侵略する側で、どちらが防衛する側なのか。それは、一目ではわからない。
侵略も防衛も、「相手の意志をねじ曲げて、自分の意思を押し通す」という点では変わらない。悪は悪を呼ぶ。そして、二つの悪のうち、より強大な方が勝つ。
「侵略か防衛か」よりも、「どちらが戦勝国か」の方がはるかに重要だということが、見落とされている。前者は「歴史についての解説」に過ぎないが、後者は「歴史そのもの」だからだ。日本人の思いとは関係なしに、アメリカ人の大部分はB29による無差別大量殺人を、「世界の自由と民主主義をファシストから防衛するための行為」だったと考えている。
だが、遅かれ早かれ戦争になる。ひたすら勝利のみが追求され、解説は忘れ去られるだろう。
「ウルトラQ」と「怪奇大作戦」を見る。
ガラモンが出てくる回。ウン十年ぶりかで見た。ガラモンの動きが意味不明で、今でも斬新。
「怪奇大作戦」の方は、やたらと喫煙シーンが多いのが、時代を感じさせる。内容も、怪事件のウラに太平洋戦争で略奪した財宝の奪い合いがあった、というものだった。
捜査にかこつけて女性をいたぶる岸田森の怪演。実相寺監督のサイケな演出。どれも、クセになるにゃ。
「長門有希ちゃんの消失」を見る。
平野綾たまが臆面もなく「超能力者・・・・・・」と叫ぶので、ビックリ。でも、これを初めて聞く新しいファンもいるかも。もしかして、再ブレイクするかもにゃ。
チョイ役が小見川千明たまなのもいい。なにしろメインのみなさまが強力にゃ。彼女のような奇人がちょうどいいのにゃ。
「わくわくステーション」を観る。
6年ぶりだけど、みんな、昔と変わらなかった。ただ、伊藤修子さんだけが、肥えた。メディア進出の影響か。
ギャグの切れ味は、さすが。今回はハリウッドスターたちも登場して、豪華だったにゃ。待った甲斐があったにゃ。
夜寝ていて、寝返りを打つ。例えば、体の右側を下にした体勢から、左側を下にした体勢に移行する。すると、枕が右の方に置き去りになってしまう。
こんな時、今までワシは枕のところまで体全体をずらしていたが、気がついたのにゃ。体を動かさずに、手で枕を新しい位置に動かした方が、ずっと楽にゃ!
人生の半分を過ぎても、まだまだ新しい発見があるのにゃ。
「Fate」を見たが・・・・・・。
いや、違う。メディアとヘラクレスに面識はないにゃ。コルキスに着く前にあるトラブルが発生して、ヘラクレスはアルゴー冒険隊から脱落してしまうのにゃ。
やーいやーい、凛のバーカ! ワーッハッハッハ!!
腕時計を買ったにゃ。
シチズン・プロマスターMARINEエコ・ドライブ200mダイバー。ルックスがいい。3万円の時計にしては、文字盤が高級な感じがする。インデックスが黄緑っぽいのがタマにキズだが、まあ許容範囲内か。それほどデカ厚でないところが実用的にゃ。
本当は、伝統的なセイコー・ダイバーズの方がデザインは好きだが、外胴がついていてデカ過ぎたり、電池交換が必要だったりするから・・・・・・。あのデザインで、200m防水程度のスペック、太陽電池式だったら買うのだが。
昔、ロレックスのアンティークのダイバーズ・モデルを持っていたことがある。もともとはタフな時計なのだが、アンティークなので雨の日は使えないし、文字盤の「日焼け」が怖いから晴れた日もダメ。これでは愛着が湧いてこないし、いかにもばかげている。こいつは違う。どんな時でも使えるにゃ。
「この地上に大学よりも美しいところはほとんどない」。ケネディ大統領が引用した、ある詩人の言葉だという。真理が脈々と受け継がれていく場所だから。だが・・・・・・。
この言葉には、皮肉がこめられているように思える。毎年多くの卒業生が大学から社会に出ていくのに、「美しさ」が広がっていかないのはなぜなのか。大学は「真理(概念)の世界」だが、社会は「事実の世界」だからか。この2つが交わることは原理的に不可能、ということか。サンデル教授の講義を聴いたハーバードの学生が、卒業してからリーマン・ショックに加担したように。