体を引き締める

2005年06月22日 04時07分07秒 | Weblog
 ◆時間もお金もかけません

 ◇昼休みウオーキング

 事務職なので仕事中はほとんど座りっぱなしです。夫に「丸くなったね」と言われたのがきっかけで、4月から昼休みに歩いています。Tシャツに着替え、ウオーキングシューズをはいて腕をよく振り、背筋を伸ばして30分間、3キロほどを一生懸命歩きます。汗だらだらになります。6月からは週3日、歩いて通勤することにしました。片道5、6キロあるので1時間ほどかかりますが、慣れてきたら毎日歩きたいと思います。朝晩の往復だけで2万5000歩ぐらい。季節の移り変わりを感じ、自分のペースでできるので楽しいです。そのうえ体脂肪は3ポイントほど落ちました=東京都東村山市、会社員、矢崎綾さん(34)

 ◇ながらトレーニング

 家事をしながらの「ながら」トレーニングです。お皿を洗う時、ごはんを作る時はつま先立ちで、ふくらはぎを引き締めます。時々意識してお尻を引き締め、おなかをへこまし、おなか回りをスッキリさせます。洗濯物を干す時は腰を曲げて洗濯物を取らずに、しゃがんで取るとスクワット運動になります。駅やデパートの階段はつま先で上がります。電車で立つ時も、少しだけかかとを上げます。ただし揺れると危ないし、よろめいて隣の人の足を踏んではいけないので必ずつり革に手をかけています=東京都渋谷区、主婦、中村えりさん(41)

 ◇入浴前の100回

 下腹がぷくっと出てきたのが気になり、体操を始めました。足を肩幅に開き、両ひじを曲げて拳を上に向けたら、左ひざが右ひじに触れるまで高く上げます。次に右ひざが左ひじに触れるまで高く上げます。この動作を交互に100回繰り返します(始めたころは20回がやっとでしたが)。毎日入浴前に日課として続けたら、1年たったこの夏、体は柔らかくなり、下腹はペッタンコ、ウエストにはくびれができて太ももも細くなりました。腰痛や肩こりもなくなり、元気になりました=横浜市金沢区、主婦、生出友理さん(62)

 ◇背筋を伸ばす

 専業主婦から一念発起して社会人になり、1年がたちました。事務職なので午前8時半から午後5時までほぼ座りっぱなしです。仕事を始めてまもなく、腰が重くなってきました。このままではいけないと、背中にクッションをあて、おへその真裏に力と神経を集中させて背筋を伸ばして座るようにしました。すると腰の重たさはなくなり、背中の肉もすっきりしてきました。今では背中を丸くして座ると、かえって疲れます。緊張の連続と斜め前に座っている厳しい上司の視線を感じながら、身も心も引き締まりました=埼玉県川口市、会社員、佐藤正美さん(46)

 ◇テレビ見ながら腹筋

 毎年夏になると「今年こそはビキニを着る!」と思う。しかし、この夢はいつもかなえられないまま。過去に試した引き締め方法はダンベル、縄跳び、水中ウオーキング……。どれも面倒になって挫折しました。手間や時間、お金がかかるものはどうも続かない。そこで今年は簡単な方法に取り組むことにしました。その一つがテレビのCMタイムに繰り返す7秒腹筋。寝転んでテレビを見ている時、CMが始まったら開始。上半身と足を上げたV字形の姿勢を7秒間保つだけ。CM1本が約15秒とすると、3本のCMが入れば6回。一つの番組中に結構な回数をすることができます。今年こそ、ビキニの夢を実現させたいと思います=東京都杉並区、大学生、芦沢由香里さん(18)

 ◇掃除機の棒を活用

 つま先立ちをしながら、体の後ろに掃除機の直線ホースを後ろ手で抱えるようにして、「限界!」と思えるところまで腰をひねります。腹部に負荷をかけるのです。掃除機の棒の代わりにバットでもいいと思います。つま先立ちをするためにはダイエット用のスリッパを使っています。つま先立ちの効果で、階段の上り下りが楽になり、半年足らずでウエストも70センチから64センチまで締まりました=埼玉県草加市、看護師、土屋桂子さん(53)

 ◇号令は「モリミツコ」

 女優の森光子さんがヒンズースクワットを毎日150回やっているとテレビで知りました。80代の森さんに20代の私が負けちゃいかんと、メラメラやる気が出てきました。この気持ちを忘れないように、スクワットをする時は「モリミツコ」という単位で数えることにしました。「よし、今日は10モリミツコしよう。1モリミツコ、2モリミツコ……」と数えると、一回一回に気合が入る気がします。数が増えるほど数えにくくなるのですが、スクワットが続くのはせいぜい30回程度なので問題ありません。それでも体は十分引き締まりました=東京都中央区、学生、町永莉江子さん(22)

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 ◇次回のテーマは、家族まあるく暮らす

 「若貴確執」がテレビなどで話題です。兄弟や夫婦、親子でのけんかはどう仲直りしますか。仲良く暮らすには礼儀、家事分担や休日の過ごし方も大切でしょう。きまりや長年の習慣など円満な暮らしにつながる方法や心得を教えてください。締め切りは29日、掲載は7月5日予定。

 原稿は400字以内(削ることがあります)。住所、氏名、職業、年齢、電話番号を明記。掲載分にはクオカード進呈。投稿は(1)ファクス03・3212・0279(2)はがき〒100-8051(住所不要)毎日新聞東京本社夕刊編集部「毎日の知恵係」(3)Eメール t.yukan@mbx.mainichi.co.jp

 ■ワンポイントアドバイス--生活研究家・阿部絢子さん

 子供のころ、正月、ひな祭り、端午の節句などの季節行事は家庭行事でした。飾りつけをはじめ、だんご、ごちそう作りなどは一家総出で協力しあったものです。それは普段でも変わらず、掃除、食事の支度・後かたづけ、買い物、お風呂洗いを家族が分担し、支え合う暮らしをしてきました。円満に暮らすにはコミュニケーションが大切です。「ありがとう」と「ごめんなさい」がきまりで、買い物を頼んでは「ありがとう」、お弁当を残したら「ごめんなさい」と言葉を口にしていました。今でも手紙やはがきなどコミュニケーションを通じて、家族のきずなは固く結びついています。互いの抱える心配事、不安を相談し合い、家族寄り添っています。http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20050621dde012100019000c.html

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