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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

地味なスパイクの資料があればよいのですが

2022-10-13 19:31:43 | 日記
 米国に「エトニック」というゴルフシューズ、ランニングシューズで有名なブランドがあります。

 最近日本市場に再導入されていますが、実は僕の大学時代、1990年代中期にも展開はされており、何よりNBAの有名センター、ハキーム・オラジュワンを支援していたことで知られています。

 1990年代のバッシュは当然ナイキ人気が絶大であり、最先端技術を搭載したリーボックが追随する図式のほかに

 コンバース、アディダスという伝統企業もNBAに参入
 一方、プーマ、ミズノ、アシックスの影響力はほぼなし
 LAギアやザンザスなど、亜流のブランドも人気

 と、現在よりも情勢は混とんとしていました。

 ちなみに1990年代中期はフィラが一気に勢力を拡大し、一瞬ではありますがナイキを焦らせたものです。

 こららの状況はインターネットだけでなく書籍でも学ぶことができるので、NBA,バッシュファンでは知られた話なのですが、サッカー・スパイクもこれら、80年代と90年代の資料があればよいのにと思います。

 80年代は当たり前ですがプーマとアディダスの2強であり、パトリック、ディアドラ、ロットがある一方で、ミズノのモレリアは1986年にようやく披露されます。

 また1990年代にはこれら伝統企業のほかに、ナイキ、リーボックが本格参入、フィラも一定の評価を得た事故もある一方で、クロノスやクライフ・スポーツのように、今ではもう見かけないブランドも多数存在していました。

 サッカージャージの資料はありますが、スパイクの資料が乏しいのは、やはり消耗品としての側面が強いためでしょうが、仮に刊行されれば僕のように関心を抱く人間が飛びつく、と思うのですがね。

 2020年代の現在も、ある意味では混沌としたスパイク情勢なのでしょうが。
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クラブ・ブルッヘ、チャンピオンズ・リーグの予選ラウンドを突破する

2022-10-13 19:18:00 | 日記
 UEFAチャンピオンズ・リーグにおいて、クラブ・ブルッヘが決勝トーナメント進出を決めました。

 1990年代初頭、まだチャンピオンズ・カップの段階では現在ほどクラブ間による資金力の差がなく、例えばマンチェスター・ユナイテッドは有名なメガストアを所持しておらず、レアル・マドリードやFCバルセロナもスポンサー収入からは程遠い助教でした。

 だからこそ現在では中規模クラブであるアヤックス・アムステルダム、レンジャーズ・グラスゴー、アンデルレヒトなどもチャンピオンズ・カップや初期のチャンピオンズ・リーグでは、優勝の可能性は今よりも格段に高かったわけです。

 1995年優勝クラブ アヤックス・アムステルダム
 1997年優勝クラブ ボルシア・ドルトムント
 2004年優勝クラブ FCポルト

 このあたりまでは、戦術と適性に見合った選手補強で、チャンピオンズ・リーグ優勝が中規模クラブでも可能だったわけです。

 ただ、ディポルティボ・ラ・コルーニャのように、戦力を維持、拡大することで財政がひっ迫する事例も多く、イタリアならばASローマ、イングランドならばリーズ・ユナイテッド、スペインならばセルタもそうですね。

 クラブ・ブルッヘからすれば、今回の16強進出が望外の出来事かもしれませんが、ここからの判断が難しいですね。

 2019シーズンのアヤックスのように、4強進出であれば御の字だと思いますが、

 1・これからは強豪相手と戦えるボーナスステージである
 2・野心を見せて戦う

 かで、今後の彼らの未来と財政が大きく変化するのではないでしょうか。

 仮にさらに上位に進出できたとして、ふぃゆの移籍市場で選手を拡充したとすれば、ジュピラーでの優勝はともかく最後は選手が不良債権になる可能性、捨てきれないと思いますし、この判断は本当に難しいと思うのです。
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うっちゃりは今季のJリーグに存在するか

2022-10-13 15:15:00 | 日記
 1996年、セ・リーグでは広島東洋カープが2位の読売巨人軍に大差をつけて首位を維持していました。

 当時は当然、現在のようなプレイオフはなく、大リーグ報道も限定的(Jリーグに人気は完全に下火、海外リーグに在籍する代表選手は無しという状況でした)でしたから、野球の報道は大きな比率を済め、カープの優勝はいつか、日本シリーズで戦うパ・リーグ
のチームはどこか、が一番でした。

 しかし、長嶋茂雄監督がマスメディアに

 「メイク・ミラクル(この言葉は指揮官独自の言葉で英語には存在しません)」

 と放ち、リーグ優勝をあきらめない姿勢を明らかにします。

 すると巨人軍は一気に勝ち始め、首位と東洋カープとの差をどんどん詰めていきます。

 追う物の立場になれていない(広島東洋カープの優勝は1991年にまで遡る、この時は日本一)カープからすれば、優勝戦線になれている巨人軍の猛追は、さぞかし堪えたに違いなく、本当に巨人軍はカープを追い上げ、追い越し鮮やかにセ・リーグで優勝してしまいます。(パ・リーグの優勝はオリックス・ブルーウエーブ)

 この時ほどの驚きはありませんが

 川崎フロンターレの優勝をあきらめない姿
 横浜F・マリノスの躓き

 は、2022シーズンのJリーグ後半戦の目玉となりました。

 もちろんガンバ大阪、清水エスパルスにジュビロ磐田など、残留かそれとも降格かの問題も重要ですが、リーグ3連覇を逆転優勝で飾るフロンターレか、2019シーズン以来の優勝を手にするF・マリノスかでは、新聞んお構成比は大きく異なりますし、神奈川県民からすれば大きな話題でしょう。

 少なくともリーグ3連覇は過去、鹿島アントラーズしか達成しておらず、むしろセルティック、バイエルンにユベントスなど、リーグを9連覇、10連覇した名門のすごさが浮かびあがることも感じる次第です。
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政治的背景が競技に及ぶこと

2022-10-13 15:04:56 | 日記
 大リーグもワールドシリーズに向けて、ポストシーズンが始まりました。

 大リーグは地球で最も優れた野球選手が集まるわけですから、「ワールド」シリーズという名称を名乗ることに彼らは当然と思うのでしょう。

 今米国とキューバは国交が正常化していますが、過去には

 悪名高きグアンタナモ基地の存在
 キューバから亡命の形で大リーグでプレイ

 という事例があったものです。

 その代表例がリバン・フェルナンデスですが、米国の政治思想と国家の独自性の中で国の状況が揺れ動く中米とヴェネズエラにしても、野球で高額報酬を得るためには米国に行く、(日本と韓国もそうかもしれませんが)ことが一番となるわけです。

 サッカーでも東欧諸国が明らかにロシア的な形の影響に収まる時期がありました。

 ソビエト連邦がスターリンやブレジネフ、フルシチョフなど書記長の下で政治体制を構築していた地齋は

 ユーゴスラビア連邦はティトー
 ルーマニア共和国はチャウシェスク

 という、独裁体制の下で民は窮屈な思いをしており、西側諸国から移籍の打診があっても、選手たちは年齢制限、例えばユーゴでは28歳までは国内にとどまる必要がありました・

 もちろん西側でも貧しい国、例えばポルトガルではサラザールという独裁者が

 国家威信のために移籍を封じる
 ファン、民の意識を自分からそらすため

 英雄であるエウゼビオをSLベンフィカから話しませんでした。

 アルゼンチンとブラジルも軍事独裁の時期があり、1978年ワールドカップはマリオ・ケンペスの得点王と優勝だけでなく、人権弾圧という問題も抱えていたわけです。

 ワールドシリーズにしてもUEFAチャンピオンズ・リーグにしても、その背景にはキナ臭い話があったことは覚えておくことが肝心と思いますね。
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暫定的なワールドカップ選手名鑑を見つけました

2022-10-13 14:46:56 | 日記
 日本スポーツ企画出版とベースボールマガジン。

 2社から暫定的ではありますが、カタール・ワールドカップ選手名鑑が刊行となりました。

 日本代表選手26名は来月1日に発表となりますが、恐らく本番が迫るころには選手が正式に公表となった形の選手名鑑が登場すると判断し、今回は購入を見送りました。

 今回の選手名鑑で価値があるとすれば

 ルカ・モドリッチ クロアチア代表
 レオ・メッシ アルゼンチン代表
 クリスティアーノ・ロナウド ポルトガル代表

 という過去10年の欧州最優秀選手が記録される、最後の書籍というこでしょうか。

 もちろん彼らが2026年も目指す可能性はありますが、メッシは既に今回が最後と公言しましたから、恐らく他のふたりも同様ではないでしょうか。

 またそれ以上に過去類を見ないほど、アジア代表が注目されている点です。

 韓国代表 当然プレミア・リーグ得点王であるソン・フンミンの存在
 イラン代表 西アジアで最も欧州主要リーグに選手が在籍
 日本代表 代表の9割を海外リーグの選手で構成

 というように、侮れない形ではないでしょうか。

 特にドイツ代表とスペイン代表も、コスタリカ代表戦よりも日本代表戦を注視しているようで、(フットボリスタも最新号で各国の情勢を分析しています)その点では日本代表の成長が伺えます。

 また今回で32カ国構成が終了し、次回の48か国では試合もそうですが、選手名鑑や戦術指南も大きく変化する、つまり誌面の在り方が通じるのも、今回のワールドカップで一段落、というわけです。

 Jリーグでは優勝目前とされている横浜F・マリノスが足踏みしているように、リーグもワールドカップも「絶対」はないのではないでしょうか。

 日本代表にも掲げる8強進出が可能、問う観点は当然あるはずですよ。
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