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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中村俊輔に引退報道が出る

2022-10-17 21:41:37 | 日記
 中村俊輔44歳が、今季で引退するといいます。

 逆にJFLに舞台を移し、55歳の現在でもボールを追いかける三浦知良のすごさが鮮明になります。

 鈴鹿ポイントゲッターズは、彼の保有権を持つ横浜FCに対して、レンタル期間の延長を求めるらしく、来季も「キング・カズ」の姿はJFLで確認できる模様です。

 さて中村俊輔の親友、遠藤保仁はJ2降格濃厚なジュビロ磐田との契約をどうするのか、他のクラブに移籍するのかという点も気がかりですが、両選手が持つフリーキックの卓越さは皆が知っていますよね。

 今でも語り継がれる

 中村俊輔 セルティック・パークで行われたマンチェスター・ユナイテッド戦で見せたフリーキック
 遠藤保仁 ワールドカップ2010,デンマーク代表での美しい軌道

 は本当に印象深い出来事でした。

 中村がこのUEFAチャンピオンズ・リーグ2007,対マンチェスター・ユナイテッド戦、ホームとアウエイの両方で得点を奪うわけですが、このフリーキックは皆が上位に挙げる代物でしょう。

 ですので僕は彼が日本代表で放った一撃を思い出そうと思います。

 それは2000年、キリンカップ対スロバキア戦の試合終了直後のフリーキックです。

 試合内容は90分通じて両国ともに凡庸な内容で、宮城スタジアムに集うファンも不満気だったと思います。

 ですから中村が放った美しい軌道で得た得点に、ファンは爆発的な感情で応え中村も手ごたえを得た一撃だったと思いますよ。

 現在の日本代表ではフリーキックを蹴る代名詞が存在せず。中継の際でもセットピースで得点が少ないことが指摘されています。

 その中村もワールドカップでは本調子ではなく、この点は彼の心に違和感を今でも与え続けている気がします。
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広島が天皇杯で敗れた事を考えて

2022-10-17 21:27:41 | 日記
 日本にもユヴェントスのような事例があるのですね。

 イタリアの貴婦人と讃えられるユヴェントスは、常にイタリア代表に選手を送り続けると同時に、ミッシェル・プラティニ、イアン・ラッシュ、ジネディン・ジダヌと活躍した、しないは別にして各国代表選手も在籍してきました。

 近年ではクリスティアーノ・ロナウドとパウロ・ディバラがそうですが、彼らを中軸にしても念願である

 「UEFAチャンピオンズ・リーグ優勝」
 「1996年から遠ざかる彼岸のトロフィー」

 を手にすることが出来ていません。

 そして今朝の信濃毎日新聞にも掲載されていましたが、サンフレッチェ広島はプロ化して以降、6度天皇杯決勝に進出していずれも敗北しているという、広島のファンと関係者からすれば昨日の敗戦は相当な苦しみを与えたと思います。

 ユヴェントスは過去2度チャンピオンズ・リーグで優勝しちえますが、初めての優勝は1985年、あのリバプールとの一戦、俗に言われる「ヘイゼルの悲劇」でもあり満足に優勝気分を味わえませんでした。

 また彼らは1996年から3季連続で決勝に進出するも、1998年はレアル・マドリードに敗れてしまいます。

 この時のレアルの優勝は実に32年ぶりということもあり、大きな反響があったわけですが「白い巨人」と畏怖される相手だったわけですから、ユヴェントスも板しかないと思ったかもしれません。

 しかし1997年の優勝はダークホースであるボルシア・ドルトムントであり

 1・ドルトムントにはユヴェントスを追われたポルトガル代表のパウロ・ソウザが在籍
 2・スコアも1-3で完敗
 3・ドルトムントはコパ・トヨタにも勝利して世界王者に

 という、ユヴェントスのファンからすれば、悔やまれる敗北でした。

 ただロナウド獲得は現在の財政を逼迫させてしまいましたし、広島の地道に戦うことが優勝を手繰り寄せる要因になると考えてみてはどうでしょうか。
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2023シーズンのヴァンフォーレ甲府を考えて

2022-10-17 21:17:31 | 日記
 冷静に2023シーズンのヴァンフォーレ甲府の姿を考えてみます。

 まず甲府ファンからすれば当然SFCチャンピオンズ・リーグの戦いを楽しみにしていることでしょう。

 スポンサーのミズノが大会用デザインジャージを企画するかもしれませんし、新型コロナウイルスの影響はまだありますが、甲府市内を訪問する海外ファンも当然出てきます。

 しかし、一番大切なのは

 「J1に昇格すること」
 「そのためにはどうすべきか」

 が問われてきます。

 つまり、このチャンピオンズ・リーグに天皇杯やスーパーカップなどを含めますと、小規模運営であるヴァンフォーレ甲府かすれば、シーズン通じて安定した戦いは事情に難しく、天皇杯優勝で得た賞金1億5千万円を、どの程度戦力圃場に回すかも首脳陣は考える必要があります。

 1億5千万円をすべて選手補強に使うとして

 5千万円ずつある程度の認知度のある選手を獲得
 3千万円ずつ選手層を拡充するために5選手を獲得

 など、補強内容も問われますし、ヴァンフォーレ甲府からすれば選手の売却で得た資金も不可欠ですが、オフシーズンはその点もこれまで以上に注意が必要です。

 J2の長丁場と多岐に割るコンペティション、つまり掛け持ち
 選手のほとんどがAFCチャンピオンズ・リーグ初挑戦

 ということもあれば、喜んでいられるのも年内に限られてきます。

 もちろん、既存選手への勝利ボーナスも考える必要がありますが、今季のUEFAチャンピオンズ・リーグにおけるクラブ・ブルッヘのように、ヴァンフォーレ甲府が快進撃を見せる可能性もありますよ。

 今は興奮している段階でしょうが、来季の今頃はJ1昇格で興奮しちたい、というのが吉田監督の本音ではないでしょうか。
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