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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

嫉妬の観点は勘違いか

2022-10-11 15:15:59 | 日記
 キリアン・エムバッペとネイマールの関係がどんどん悪化していると囁かれます。

 例えばNBAは1軍登録は12選手ですが、先発とサブの選手は成績面で大きな開きがあるのが現状です。

 ですからサブの選手の出場時間は先発選手と比べてもそう多くはありませんし、当然オールスターゲームのファン投票や、ブランドから専用バッシュを支給されるという待遇から疎遠ですから、嫉妬という概念はサッカーと比べた際は多くないと思うんですよ。

 よく知られる逸話に、マジック・ジョンソンとラリー・バードの不和があります。

 大学時代からお互いを知る者の、いずれも「いけ好かない奴だ」と感じていたといいます。

 ただ両選手はいずれもコンバース契約選手であり、ブランドの顔でもあった、その二人を起用したCMがコンバースの代名詞「ウエポン」であり、ここで彼らは

 「いけ好かないという印象は間違いだった」
 「実力と人間性が備わっている」

 と誤解だったことに気づき、付き合いは今でも続いています。

 ですからエムバッペとネイマールがお互いを「嫌な奴だ」と感じていたとしても、誤解、勘違い、思い違いという可能性はあるでしょうし、何よりマスメディアの報道が正鵠を得ているかどうかは定かではないでしょう。

 ナイキの顔 エムバッペ
 プーマの顔 ネイマール

 2020年にネイマールがプーマに移籍するまで、両者はナイキ契約選手であり、いずれはロナウドの後釜になるとみられていましたが、ナイキからすればネイマールが移籍したことで、「顔役」を選ぶ困難さが減ったのではないでしょうか。

 今アーリン・ハーランドはナイキを履いており、アディダスとプーマを加えた三つ巴が完全に消滅したわけではないようですが、契約条件にも嫉妬が見えてくる事を思うと、注意が必要でしょう。
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児玉駿斗選手、ペナルティを愛用する

2022-10-11 15:01:17 | 日記
 徳島ヴォルティスに在籍している児玉駿斗が、ペナルティ契約したと専門サイト「0014のブログ」が伝えています。

 ペナルティは男女ともにAC長野パルセイロと契約していますが、レディースには愛用している選手はいるはずですが、恐らくトップで愛用者はいないと思います。

 ペナルティは時代によってブランドロゴである「翼」のデザインを変えており、中には2000年代初頭のデザインが良い、という方もいるのではないでしょうか。

 大宮アルディージャ在籍 トゥット
 FC東京在籍 アマラオ

 ブラジル出身で日本でも高い人気を誇った両選手が、ペナルティを履いていたことは懐かしいですね。

 特に後者はファンから

 「キング・オブ・トーキョー」
 「都知事よりもアマラオの方が偉いぜ」

 と讃えられる、その存在自体でファンを魅了したものです。

 このころはコパ・トヨタで来日する南米クラブ、例えばボカ・フニオルスの選手たちもペナルティのスパイクを愛用し、1995年来日のグレミオは、ペナルティがスポンサード、ジャージを提供していました。

 今はアンブロと契約していますが、オールドファンには懐かしいと思いますよ。

 キング・カズが1990年サントスに復帰した際も、ペナルティがスポンサーでしたし、ブラジル国内での知名度は相当高かったに違いありません。

 ペナルティは日本のウイン・スポーツが版権を正式に獲得していらい、Bリーグのクラブを支援、モータースポーツにも参加と活躍の場を広げています。

 先ほどお話ししたブランドロゴをクラシカルな形からモダンな物へ変更したのも、時代の潮流に呑み込まれないという彼らの強い意志の結果、のように感じます。
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アーリン・ハーランド、彼はエレガントな選手か考えてみました

2022-10-11 11:49:19 | 日記
 ベルギー代表のエディン・アザルは過去に

 「レオ・メッシはエレガントな選手だろうか」

 と提言したことがあります。

 では今をときめくアーリン・ハーランドはエレガントな選手でしょうか。

 彼は今22歳ですが、僕個人の印象ですと同年齢のレオ・メッシとロナウドを「得点を奪うこと」という観点では明らかに凌駕していると思います。

 そこには選手としての資質、クラブの戦術、与えられた環境とポジションなど、同じ過程にいないことも確かですが、得点を奪うこと、そのことが勝ち点3に直結しクラブが首位戦線を走るという点でハーランドはすさまじい活躍を見せています。

 ただ、相手をなぎ倒すという豪快な点はエレガント、美しくある種の気品があるとは同列ではないように感じます。

 エレガントな選手と言えば多くの方がロベルト・バッジョという、かつてのイタリア代表の背番号10を今でも連想するでしょうし、中にはポルトガル代表のマヌエル・ルイコスタを考える方もいると思います。

 皮肉なことに彼はハーランドのような強靭な肉体を所持せず、フィジカル・コンタクトに長けていたわけではありません。

 ただそのひらめきと発想(ハーランドも持ち合わせてはいますが)は

 どうしてこんなことが出来るのだろう
 僕も真似してみたいな
 リプレイで確認したけれどもさっぱり動作がわからないぞ

 と、人々を感嘆だけでなく「陶酔」させる選手ではなかろうか、と思うのです。

 簡単に言えば子供が真似をしたくなるという点であり、ハーランドの場合はむしろ凄すぎるあまり、子供たちだけではく大人もその事実と動きを、そのまま受け入れているだけという感覚の気がします。

 ただ、ハーランドが今後FIFAバドンドールを受賞することは間違いなく、サッカーの世界は新しい価値観の中で生きていくことは確かでしょう。
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脳震盪の問題は二つのフットボールで起きています

2022-10-11 11:36:21 | 日記
 サッカーとラグビー、そしてアメリカン・フットボールは競技の特性上から3兄弟と言われます。

 一番の違いは前者が防具無しで試合をし、後者は防具をつける点ですが黎明期のアメリカン・フットボールはサッカー同様に防具無しでした。

 アメリカン・フットボールは米軍が兵士を鍛え、体力を身に着けさせるために行った形で発展し、あれだけのハード・コンタクトがある中で防具無しとは本当に驚きですよね。

 現在のアメリカン・フットボール、米国のNFLでは選手がヘルメットを着用し、そのヘルメットは「リデル社」が開発と供給を担っていますが、それでも選手が脳震盪に悩まされる根本的な解決には至っていません。

 サッカーではマルコ・ファンバステンが悪質なバックチャージに耐えられず、29歳で引退しますがNFLでも

 「クオーターバック・サック」

 と呼ばれるように、守備側が激しいタックルで相手のクオーターバックを封じ込めることで相手の攻撃権を失わせます。

 サッカーでは別の意味で脳震盪を防ぐことが目標とされています。

 それは空中戦、つまりヘディングによる脳への影響であり、味方センターフォワードと相手のセンターバック、もしくはゴールキーパーと激しい接触が起きるさい、興奮を覚えるファンが一定数いることは確かですが、逆に選手たちは故障の問題を抱えることになります。

 ヨハン・クライフとペップ・グアルディオラが

 3-4-3,4-3-3の布陣でオフェンス・トライアングルを構築
 マイボールを大切にし、ロビングやクロスに頼らない
 ボールを走らせることで選手が走らなければ、余計な体力を消費しない

 というのは、あくまで得点を奪うことに重点が置かれていますが、ハードコンタクトを防ぐという観点からも意義があるように感じます。

 もちろん試合中に突然起きる心臓発作への取り組みも不可欠ですし、レイトタックルの問題もあるわけですが。
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