塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

松本山雅のJ3降格の余波

2021-11-29 17:45:19 | 日記
 逆説的な話で恐縮ですが。

 J3に陥落したことが、地元の信濃毎日新聞だけでなく様々な媒体で特集が組まれる松本山雅。

 降格の話がこれほど盛り上がることは珍しい(同じく降格する愛媛FCと比較すると媒体が非常に大きいと感じます)のではないでしょうか。

 地方クラブでありながら抜群の集客力
 エプソンと長野銀行、アディダスとスポンサーも豪華である
 J1で戦ったクラブでもある

 これらを考慮すればセルジオ越後のコラム「天国と地獄」のような形に見えるのは、致し方ないと思います。

 ちなみに僕は過去、長野銀行に口座を所有していましたが、今は解約しています。

 AC長野パルセイロが好き、という観点からすれば口座の鞍替えくらいしようかと思ったのですよ。

 J3は来季、ある種「ドル箱」が生まれます

 1・松本山雅のファンが、こぞって敵地に駆け付ける
 2・AC長野パルセイロとの信州ダービーの実現

 がそうですね。

 ただ2015年のレノファ山口、そして今季のデゲバジャーロ宮崎の、わずか1年でJ3に「グッバイ!!」を伝えられるのは、ある意味例外で、山雅と愛媛の両クラブもそんな簡単に事は進まないと思います。

 ちなみに来季、AC長野パルセイロが引き続きペナルティと契約を続行するのでしょうか。

 実はペナルティはデゲバジャーロ宮崎にもジャージを供給しており、ウイン・スポーツからすればパルセイロのスポンサーを続けても、もはや意味なしと考える時期のようにも感じます。

 アディダスが山雅のスポンサーを降りることはないでしょうね。

 AC長野パルセイロは若干ではありますが、長野県(長野市ではない)ゆかりの選手たちを獲得しつつありますが、この方針はもっと続けていくべき補強だと感じますね。
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運よく、インフルエンザのワクチン接種できました

2021-11-29 17:36:43 | 日記
 今日は運のよい一日でした。

 先日、かかりつけの診療所ホームページを閲覧し、インフルエンザ・ワクチンの接種状況を確認すると、ご年配優先とありました。

 午後の診療時間に合わせて問い合わせると

 「ワクチンは日によって入荷状況がまるで異なる」
 「でも、今日は大量入荷の日で来ていただければ、すぐに接種できますよ」

 との返事。

 既に入浴を済ませていたので着替えだけ済ませ、比較的早く接種が完了しました。

 新型コロナウイルスのワクチンそうですが、接種があくまで「予防」の意味合いを考えれば、僕はサッカーでいう楔のパスを入れたにすぎません。

 インフルエンザを軸に病気にならない方法
 外出を控えめにしてみる

 など、パスをシュート、得点に結びつけるような日常の動作が不可欠です。

 ちなみに近所に住む親せきのお姉さんに、今から来ればワクチン打てるよと連絡すると、家族そろって既に接種は終えているとのことでしyた。

 南アフリカ共和国を軸にアフリカ諸国から新しい新型コロナウイルスの存在が確認され、既に日本でも予防策が張られています。

 つまり、Jクラブは海外でキャンプを張る事はないでしょうし、同時に新外国籍選手の獲得も相当な準備が必要でしょうね。

 北海道コンサドーレ札幌がジェイ・。ボスロイドと契約を終えるのに対し、川崎フロンターレがレアンドロ・ダミアンとの再契約に成功しました。

 というように、既にJクラブでも外国籍選手の移籍話が進んでいますが、今季から来季にかけては国内シャッフルが基本でしょうか。

 例えばFC東京はラフ・プレイが多いレアンドロと再契約はしないようですが、鹿島アントラーズ時代同様、既に日本暮らしがどういう事か体感している点は、非常に魅力的で他のクラブからすれば大きい存在ではないでしょうか。
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飄々とした振舞の陰で

2021-11-29 00:10:34 | 日記
 礼儀正しさは力の象徴だ

 この一文は作家、ディック・フランシスの著作「侵入」で用いられると、服飾評論家の林信朗が2016年夏号のメンズ・プレシャス15ページで解説しています。

 「どんな危機的状況でも、平然と行儀よくづるまい、周りを安心させるのが本物の実力、本物の紳士という意であろう」

 とも綴られていますが、そんな単純な話はないとも感じますがね。

 僕は帰宅してから、鞄と財布を磨き一日お疲れさんと感謝しますが、財布をどこかに置き忘れて、何度か(自分の仕業ですが)冷や汗をかいて探し回ったことがあります。

 財布は買いなおせばよいのですが(面倒ですがね)、運転免許証が入っているために財布を紛失した瞬間、勤務先に出かけることさえ困難になります。

 そのような「自分で勝手に脳裏に描く恐怖」がさらに恐怖を増大させている、という間抜けさが僕にはあるんですよね。

 ただ少なくとも2014年ワールドカップ、日本代表対ギリシャ代表戦で指揮官ザッケローニが、練習でも導入していないパワープレイを突如はじめ、面食らったことがありますが、これは冒頭の文章を示唆すれば

 「エレガントではない」

 と言われるはずです。

 ただ、降格か否かというクラブにとって危機的状況の際、平然とした表情を浮かべる選手が存在した瞬間、ファンは彼を袋叩きにすると思いますよ。

 何故ボールを追わないのだ
 どうしてフリーランニングをしないんだよ

 こうした不満が観客席からピッチに流れ込めば、場の空気は最悪でしょうね。

 作家、開高健は「急がば回れ」という言葉を自身の修治によって

 「悠々として急げ」

 に変換させましたが、飄々としてはいるが内心は非常に焦っている、苦難を感じているという方もいるでしょう。

 だからこそ批判は冷静に行う必要があると思いますし、人権侵害のような形は当然あってはいけません。
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情熱大陸、あのピアニストを特集する

2021-11-29 00:01:32 | 日記
 日付変わって今日29日は非番です。

 そこでTBS23時から放送の「情熱大陸」で、ショパン・コンクール2位入賞のピアニスト、反田恭平の足跡を視聴しました。

 ポーランドと彼が次に拠点を置くオーストリアは、サッカーの世界では「現在」はさほど重要ではありません。

 (オーストリア代表は1930年代、欧州を席捲しましたが)

 しかし、ピアニストやソリストにとっては、常に大切な場所だということがわかりましたし、住民たちが音楽という文化に造詣が深く、東洋人だからピアノが弾けない、という感覚の持ち主でないことも伝わりました。

 ポーランドはロシアを筆頭に分割統治され、しばしば地図上から国そのものが消えた
 オーストリアは隣国ドイツの影響を近代受けてきた

 という観点が、人々を鷹揚にしているのでしょうか。

 受賞後、反田は応援する指揮者の佐渡裕が在住するウイーンに向かい、祝福の言葉を受けます。

 そこでショパン・コンクール2位の経歴が、世界へのパスポートとなるという言葉を聞いて、日本代表選手たちが求めているのも同様だと感じました。

 Jリーグではこの「世界」へのパスポートは得られない
 しかしベルギーやスコットランドへ移籍すれば、パスポート取得の足掛かりは得られる
 ならば早い段階で欧州へ
 
 という観点が年々増加傾向にあると思いますね。

 少なくとも欧州クラブの多くが借金経営かもしれませんが、中国リーグのような経済的失態には至っていません。

 広州FCは天河スタジアムでさえ売却し、本社の赤字補填に用いようとしていますが、これは住宅バブルを食い止めようとした習近平の政策だけに起因しているのでしょうか。

 三浦知良が1994年ジェノアに移籍する際

 アジアMVPが日本にとどまっても意味はない
 欧州でプレイできて初めてアジアMVPの価値がある

 と語りました。

 サッカーでもピアノでも、その概念が変わらない限り欧州を目指すことになるのでしょう。
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