塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

対戦相手に敬意を払う意義

2021-11-20 19:03:57 | 日記
 今のJリーグにとって一番胸がつかえることは、敵ながら天晴、と思える選手が皆無という点でしょうか。

 それは若年層の段階で海外リーグからの打診が激増し、ダービーを軸にファンが「ここぞ!!」と思う場面に出場しないまま、新天地を目指すという構図が出来上がっている点がありますね。

 プロ野球は黎明期から全盛期のかけて、主力が米国移籍をすることはなく、同じチームも留まるかトレードで鞍替えすることが基本でした。

 ですから主役は主役であり続け、チームの主軸でもあり続けました。

 阪神タイガースのファンならば、王貞治にホームランを打たれた、長嶋茂雄が後楽園球場でサヨナラヒットを打ったなら、致しかたないと思える
 読売巨人軍のファンならば、絶好の機会に王貞治が江夏豊に三振に切って捉えられたなら致し方ないと思え宇
 西部ライオンズのファンながら、清原和博が野茂英雄の前に凡打したならば、致し方ないと思える

 という事例は数多く確認できます。

 オリックス・バファローズ在籍時のイチローが、新人投手でありながら立ちふさがった松坂大輔を好敵手と認めた点もそうですよね。

 NBAならば、バスケットボールという競技だけでなく、地元ニューヨーク・ニッカーボーズへの並々ならぬ愛情で知られるニューヨーカーたちがそうでした。

 1998年、2度目の引退を表明したマイケル・ジョーダンが、マジソン・スクエアガーデンで最後の試合となる場面、残り55秒でベンチに下がる際、惜しみない拍手で彼に敬意を払った場面はよく知られています。

 例えばロナウドが古巣のスポルティング・リスボンで引退するとしましょう。

 最後のリスボン・ダービーの際、ベンフィカがロナウドに敬意の拍手を送る、もしレオ・メッシがFCバルセロナに復帰し、引退表明を出したならば、エスパニョールとレアル・マドリードも声明を発表する。

 このようなフェアな態度があると、サッカーも捨てたものではないと感じますがね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三才ブックス「ビジブル」を捲りながら

2021-11-20 18:17:21 | 日記
 三才ブックスが人気スニーカー店「アトモス」監修の下で手掛けた書籍「エア・マックスマガジン・ビジブル」

 この書籍は文字通り、エア・マックスだけに的を絞った靴紹介なのですが、ナイキの凄いところはエアー・フォース1,エアー・ジョーダンだけに絞った書籍も発売されている点です。

 最近もジョーダン4,5.6の3作だけに的を絞ったムックが刊行されています。

 逆説を言いますと、これらの人気シューズ「以外」のナイキを履くことが、他社との差別化につながるかといいますと、そうはならないと感じます。

 やはりナイキ、スウッシュを選択した時点で、「ナイキ」という集団に属していると思われます。

 むしろナイキやアディダスの限定品を血眼になって探すよりも

 日本製のパトリック
 アジア生産のニューバランス
 コンバース・オールスター100

 など、需要と価格が安定している靴を選ぶ方が差別化につながると思うんですね。

 僕は長野Uスタジアムにサッカー観戦に出向く際は、パトリックのスニーカー「スタジアム」を履きます。

 スタジアムという名称もサッカー観戦向きだと思いましたし、別ににプレミアム価格で入手困難になった、パトリックが製造を中止したという話にはなりませんから、店頭では常に販売されています。

 サッカー・スパイクの世界でも、ナイキの着用率はプロだけでなくアマチュアや日本の部活動でも段違いですが、ロットやヒュンメル、アスレタを愛用すれば、それだけで目立つ形になります。

 部活では学校にジャージを卸している企業、アシックスのジャージならばアシックスからスパイクを選択するという面があると思います。

 米国の大学リーグは基本この形ですが、ここでもナイキの強さが群を抜きます。

 だからこそナイキは消費者が胸のつかえとして感じていた

 「他人と違うナイキを履きたい」
 「不衛生な中古、高値ではないヴィンテージ以外の方法で」

 という欲求に配慮して個人オーダーを始めたのでしょうが、それすれ既に差別化がなくなりつつある気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皆さんは乳製品を食べますか

2021-11-20 18:06:15 | 日記
 スパーズが新監督に指名したアントニオ・コンテ。

 彼はクラブハウスで支給される料理にケチャップを用いることを禁じました。

 興味深いのは2000年、イタリア屈指の戦力を誇っていたラツイオの胸スポンサーは、そのケチャップの代名詞「デルモンテ」であったことで、英国ではブラウン・ソースも禁止するクラブもあるそうですよ。

 ハインツ社からすれば文句の一つも言いたいところかもしれませんが、MLSの動きは何かあるでしょうか。

 僕個人はもう何か月もポテトチップスを食べていませんし、コーヒーと紅茶は基本無糖です。

 以前は1か月に1度程度、かつ丼専門店のかつ屋を利用していましたが、最近は本当にご無沙汰でして、コンビニ弁当を食べたいと思う事もありません。

 これは昔から僕個人の「気質」によるところが多く、さほど豪勢な料理を食べたいと思う気持ちがなく、アルコールも父と晩酌する以外は接種しなくなりましたから、健康的な食生活の基本は維持できているように思います。

 悩ましいのは乳製品で、僕は牛乳ではなく豆乳を飲みますが、ヨーグルトとチーズは多少接種します。

 英国マクラーレンに在籍するF1王者のルイス・ハミルトン。

 彼は菜食主義者で一切乳製品を口にしないと言いますし、実際接種しないことがドライビングにおける集中力の向上に役立っていると言います。

 F1王者が乳製品を食べないのですから、僕も口にしない方が良いと思う反面、ヨーグルトがキムチと納豆(僕はこの2品は毎日食べます)同様に、発酵食品として認知されていることを考慮すると、多少ならばよいと考えるんですね。

 ヨーグルトを無視しますと、トルコやブルガリアの食文化を完全否定することになりますし、サッカーの代表合宿でもヨーグルトは提供されていると思いますしね。

 ただ、最近は両親が購入する「菓子パン」を、つい食べてしまいます。

 この栄養という観点からみれば何のメリットもない食品んを食べていると、罪悪感を感じながら「うまいなあ」と思う自分もいて、その矛盾に我ながら呆れてしまいます。

 ちなみにマンチェスター・シティではグアルディオラ就任の2016年以降、ピザの提供は禁止されているそうで、やはり乳製品の関連が感じられます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スニーカー通勤ではない僕です

2021-11-20 17:52:20 | 日記
 帝人が開発した最先端繊維「ソロテックス」

 抜群の速乾とストレッチに加え、洗えることで衛生面で配慮ができるということもあり、近年量販店でも専門店でもソロテックスを用いた上着とスーツをよく見かけます。

 この素材の柔らかさは名門にも大きな影響を及ぼしており、第42号のザ・レイクでもイタリアの老舗VBCが手掛けるジャージ素材が掲載されています。

 こうなりますと靴もスニーカーで軽やかに、というのが基本軸なのか、アディダスやプーマ、ナイキを購入する方多いようですが、果たしてその服装は適切なのかどうか、僕にはわかりません。

 公の場にアディダスの3本線、ナイキのスウッシュ、プーマのフォーム・ストライプなど、スポーツ、アスレチックの印象が強い物を用いてはだめではないでしょうか。

 恐らく皆さん「ジレンマ」なのでしょう。

 コンバースのキャンバス・オールスターには真っ黒の「オールスター・モノクローム」がありますが、これはキャンバス素材ですがら、素材が公にふさわしくありません。

 またパトリックがウイングチップのデザインを施した、オールブラックのレザースニーカーを提案していますが、これを買うならば最初からウイングチップを買うべきだと思うんですね。

  モノマガジンに代表される「商品特集」が十八番の本では、10000万円で買える革靴特集もありますが、それらの多くは修理が困難という側面もありますし、購入には検討が必要でしょう。

 コンバースのオールスター・クップのような、上品な佇まいの品であれば、ソロテックス素材の上下との相性が良さそうですが、服飾に関して保守的の僕は、革靴に背広、オーバーコートといういで立ちは「普遍」だと思うのですが。

 サッカーにおいてスパイク契約切れの選手は基本、黒塗りの形でブランドに配慮します。

 最近ではブランドが意図的に「ブラックアウト」のスパイクを支給し、ファンの話題を集めることもしますが、基本黒塗りはエチケットであり品位の問題だと思います。

 スニーカー通勤を検討されている方も、よく試し履きと手持ちの服との関連性は考えた方が良さそうですよ。

 選手たちはスパイク、ジャージは支給されたものしか使えませんけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする