塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

下準備は毎日していますよね

2019-10-29 14:55:30 | 日記
 2003年に続き2度目となるワールドカップ優勝を狙う、ラグビーイングランド代表。

 指揮官は前日本代表監督エディー・ジョーンズであり、講談社α文庫から刊行されている「ハードワーク」のように、綿密な下準備を行ってきたに違いありません。

 それは前回大会、しかもホストでありながら予選リーグで敗れた代表の威信を取り戻すこともあるでしょうし、開催国日本の気候や国民性を過去に体感してきた、という意味合いもあります。

 僕らが下準備と言う言葉を伝えられると不安や焦り、大仰な気持ちを抱きがちである。

 でも、僕らは毎日下準備をしていますよ。

 僕の場合ですと

 1・先ほど靴磨きをしましたが、靴、服飾品の手入れを欠かさない事
 2・勤務で使う鉛筆を常に削っておく
 3・朝食は必ず食べる
 4・爪は短く、唇は荒れないように、床屋には定期的にでかける

 と言う事柄、皆さんも同様の措置はしているでしょうし、これらは立派な下準備ですよ。

 サッカー観戦の時も同様でしょう。

 1・車なのか電車なのか
 2・車ならばガソリンの残量を調べておく
 3・食事は事前準備か、それとも売店を利用か
 4.当日の天候から服装を考える

 皆、観戦の際には気を付けていますし、熟練者には細かい点も見えているものです。

 人間、何かを一気に変えようとしますと、それが他人からの押し付けであれば、反発や不安を感じて当然です。

 でも自分で準備しよう、何かを変えた方が良いな、と思う際は不安、失敗が気になりません。

 それは自分が主役であるためで、サッカーにおいて指揮官が布陣、練習内容を変化させるのは、あくまで選手が主役という点を考慮してのものでしょうが、当然伝える責任が生じます。
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秋口のサッカー観戦に関して

2019-10-29 13:30:01 | 日記
 先日の長野パルセイロ対カマタマーレ讃岐の一戦に出かける際、悩んだのは服装でした。

 これが冬ならばマフラーやロングコートが必須ですが、10月下旬はそこまで寒くないわけです。

 僕は綿の肌着、その上にシャツとシェットランド・ウールのセーター、下はボア付きのコンバースにスパッツ、その上はコットン・パンツという形で、念のためにライナー付きのナイロン・コート。さらや

 といういで立ちで観戦しました。

 スタジアムではここに、パルセイロのクラブマフラーを巻き付けたわけですが、着込んでよかったと思う反面、街中ではこの格好で暑くて仕方がない、という矛盾した気持ちでした。

 スタジアムではスパッツを着用していても寒さを感じましたが、これからは完全に防寒が観戦時のテーマになります。

 僕は先日購入した

 「サラヤの携帯用ハンドジェル」

 を持参しましたが、吹きかける習慣がないので、弁当を食べる際はいつものようにそのまま食べ始めてしまい

 「そうだ、消毒液があった」

 と慌てて取り出したくらいです。

 売店では冷え込んできても、31アイスクリームや冷えたビールを嗜む方がいて、サッカーは面白い競技だと改めて思いましたね。

 ちなみに温かい飲物が見つからず、ソーセージを買おうと考えていたら既に売り切れ御免の案内が。

 なるほど、僕だけでなく寒さを感じる方も多くいたようで、秋口の観戦が季節的に難しいと感じた次第でした。
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熾烈な競争を勝ち抜く中で

2019-10-29 01:01:25 | 日記
 我が母校、山梨学院大学が箱根駅伝への出場が途切れてしまいました。

 今山梨県内では、スポーツ欄だけでなく一面でこの落選が掲載されたとのことです。

 僕だって母校が出場権を得られない日が来る、そんな事は微塵も思いませんでした。

 逆に言いますと、出雲大学駅伝、全日本大学駅伝など、山梨学院は常に参戦してきた伝統大学だからこそ、落選がこれだけ大きく報道されている、との見方もできます。

 僕は我が母校のニュースを聞きながら

 「駅伝もチャンピオンズ・リーグと同様だな」

 と感じました。

 チャンピオンズ・リーグはレアルが近年3連覇、過去に5連覇を果たしていますが、箱根も東洋大学や青山学院が一時代を築いたように

 「時代の趨勢を担う存在」
 「練習方法やコーチの存在にスポットライトが当たる」

 時があります。

 また、伝統校が予選通過できない一方で、伝統の筑波大学が久々に本戦に出場できる点は、昨シーズンにレッドスターが参戦したような

 「名門がチャンピオンズ・リーグに復帰」
 「インテルが久々に本戦出場」

 という報道と似通っていると思います。

 箱根駅伝がほんの些細なミスでタイムを大きく落とすように、チャンピオンズ・リーグも競争やリーグの低迷が響きますと、ユナイテッドやミランでさえ、大きく遠ざかってしまいますよね。

 今後はクラブ・ワールドカップが拡大し、欧州リーグの厳しいスケジュールが緩和されてゆく形跡はありません。
 
 僕は箱根駅伝のような厳しい競争のある競技は、日本国内でも稀だと思うのですが、だからこそ選手、コーチのいずれも毎日自分と向き合い、大切に過ごしていると感じます。
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ファンが選手を語るときに

2019-10-29 00:50:19 | 日記
 小説「老人と海」の中で、主人公のサンチャゴはニューヨーク・ヤンキースというチーム名よりも、名手であるジョー・ディマジオの方に重きをおいて語ります。

 これは野球好きで知られる、作者のヘミングウェイの心情を代弁している形でもあるのでしょうが、今も昔もヤンキースの縦じまは、野球選手にとって憧れという意味もあります。

 サッカーにおいて

 「レアルとセレソンのジャージは別格」

 という形がそれに値すると思います。

 ただ、いかにヘミングウェイがディマジオを尊重しても、彼がニューヨーク・ヤンキースというチームを凌駕することはできません。

 日本も同様で、サード長嶋、ファースト王はいつの時代でも大きな敬意を集めてきましたが、そこにまず置かれるのが読売巨人軍という言葉ですから。

 よくアレックス・ファーガソンが

 「クラブを超える選手はいない」

 と語りましたが、競技に限らず真実はそこに集約されています。

 ファーガソンは自分が頭領であることを示唆し、同時にエゴが肥大化したと思われる選手は、すぐに移籍リストに掲載します。

 ロビー・キーン アイルランド代表 同僚やファンを厳しく批判
 デイビッド・ベッカム イングランド代表 妻ヴィクトリアの影響で、サッカーよりもショービジネスに関心があると指摘される
 ヤーブ・スタム オランダ代表 出版した自伝が暴露本を捉えられた

 ユナイテッドは各国代表が顔をそろえる名門ですから、ファーガソンは常に

 「クラブあっての選手」
 「エゴで調和を乱すことは許されない」

 と常に考えていたのでしょうね。

 それでもヘミングウエイがサンチャゴに語らせるディマジオの姿は、出版当時多くの野球好きを虜したのは間違いないでしょう。
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