塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レッズ、チャンピオンズ・リーグ決勝へ

2019-10-24 00:25:02 | 日記
 レッズが2017年以来となるアジア・チャンピオンズリーグの決勝に挑みます。

 対戦相手はその2017年同様、サウジアラビアのアル・ヒラルになりますが、仮に勝利すればレッズの優勝回数は3となり、ガンバとアントラーズが持つ優勝回数1を、軽く凌駕します。

 一方で彼らはJ1残留という大きな目的もありますが、チャンピオンズ・リーグ優勝に全力を傾けることは当然ですし、レッズ・ファンでなくとも勝負の行方を気にするはずです。

 気の早いファンは、チャンピオンズ・リーグの優勝よりも、レッズがいかに世界的認知を得るかの方が大切かもしれません。

 2007年はACミランと戦うことができましたが、2017年はレアル・マドリードと対戦する前に敗れてしまいました。

 2018年、鹿島アントラーズはそのレアルと対戦しましたが、力量さは歴然としており、活路を見出すことが出来ずに大会を去ります。

 2016年のアントラーズは、日本開催のクラブ・ワールドカップということもあり、地の利がある形でレアルと対戦し、彼らをてこずらせましたよね。

 ただ、レアルの関係者からすれば、アントラーズの善戦は

 「選手たちの憤怒を呼び寄せた形」

 ではなかったかと思います。

 ロナウドのゴールは唸るものでしたが、彼の心中は「調子に乗るなよ」という気持ちが昂った代物だったように思えます。

 リバプールの愛称が「レッズ」であることは有名ですが、そのレッズ同士が対戦するならば、実に興味深い対戦になると思うのです。

 代表とクラブの両輪で世界との距離を推し量るれるならば、それは日本サッカー全体にとっても大きな実りになり得るはずです。
 
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噂される日本代表ジャージの新デザイン

2019-10-24 00:08:22 | 日記
 アディダス・ジャパンが迷彩柄を施した日本代表ジャージを作成中のようです。

 僕はこのデザイン、東京五輪専用の形で用いられ、現在の「刺し子」を用いたデザインは、また別の形で更新されると勝手に考えていました。

 ただ、聞くところによれば、迷彩は五輪だけでなく、通常のA代表デザインでも用いられるとのこと。

 アディダス・ジャパンからの正式なアナウンスを求めるまでは、楽しみにしていたいと思います。

 迷彩はファッション分野ではポピュラーな柄として認知されています。

 コンバースは看板商品であるチャック・テイラーに、国旗や動物柄、そして迷彩を用いて単なるカラー・バリエーションを超えた提案を行ってきました。

 リアル・マッコイズのようにフライト・ジャケットの復刻で有名なブランドも同様で、迷彩柄というのは作りてに刺激を与え、ファンからも求められる稀有な柄のように思えます。

 逆にアディダス・ジャパンは迷彩を用いることで、転換を図ろうとしているのかもしれません。

 これまでの日本代表ジャージでは、富士山、日本刀、円陣に刺し子と、日本の伝統的価値観と風景を投影してきました。

 しかし一度、これらの概念から離れることで、新しい分野から開発のヒントを得ようと思う。

 そのような試みも僕たちは受け入れる時のようにも思えます。

 イタリアではプーマがサード・ジャージで提供した「緑」という、従来のアズーリでは考えられなかった色彩が、大きな話題を得ています。

 プーマからすれば

 「賛成でも反対でも、議論が起きることが大切」
 「その熱が、2018年ワールドカップへ出場を果たせなかった代表への奮起、そしてファンの情熱に繋がる」

 と感じたためではないでしょうか。

 伝統というものは、それだけ大きな価値観を持つわけですから。
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