塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

各競技が刺激しあう中で

2019-10-02 00:25:04 | 日記
 僕は今月17日が休日なのです。

 この日はワールド・サッカーダイジェストが発売ということもありますが、同時にナンバーがラグビー・ワールドカップ特集を刊行するので、今から待ち遠しくて仕方がありません。

 またこの日はプロ野球のドラフト会議も開催され、横浜のファンである父とテレビ中継を見る形になると思います。

 Jリーグは各クラブが獲得選手を公式ホームページで報告する形ですが、野球のように

 「指名選手がその場でわかる」

 形は、ある意味「透明性」がある、だからこそファンの関心が高まるように思います。

 八村塁選手が指名されたときもそうですが、米国ではバスケットやアメリカン・フットボールのドラフトは、強化という点、そしてテレビ中継のいずれでも完全なビジネスになっているようです。

 ですから益々ファンも関心を抱く形になるわけです。

 バスケットの場合はルーキーからバッシュの大型契約が相次ぎますし、彼らを獲得することはナイキのような大手だけでなく、リーニンやアンタのような中国企業にとっても不可欠な要素になります。

 サッカーでは

 1・新作ジャージの投入、サードモデルやアンセム・ジャケットなど付随する衣料品
 2・クラブとの新規契約、契約更新

 が相当すると感じます。

 ホークスの千賀投手が日本代表に選出され、他競技の代表に負けない、恥じない戦いをお見せしたいと語ったそうですが、サッカー日本代表もそうあってほしいと思います。
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スポーツが主人公の個性を語る場面

2019-10-02 00:07:14 | 日記
 MLS続き、MLRが発足した米国プロスポーツ。

 従来は野球、アイスホッケー、アメリカン・フットボール、そしてバスケットボールの4競技を網羅していればよかった時代がありました。

 しかし今はサッカーが軌道に乗り、ラグビーもプロ化するなどその変化は着実に訪れています。

 一方でワールドシリーズの視聴率が囁かれる大リーグですが、いつの時代でも米国にとって大リーグはプロスポーツの基準ではないでしょうか。

 アーネスト・ヘミングウエイの作品「老人と海」の中では主人公である漁師のサンチャゴと少年の間では、大リーグの話が登場します。

 「野球の話をしてよ」
 「アメリカン・リーグはヤンキースで決まりだな」
 「今日は負けたね」
 「どうってことない。あのディマジオの調子が戻っただろう」

 この会話は光文社古典新訳文庫版の20ページに登場します。

 実際2019シーズン、ヤンキースはアメリカン東地区の第一シードでポスト・シーズンに挑みますが、この一文を読めば、どれだけ大リーグ、そして野球という競技が
 
 「米国の根付く形」
 「子供たちにとっての息吹」

 であるかがわかります。

 日本ではミズノやゼット、デサントの人気が強いようですが、米国ではローリングスのグラブは本当に憧れの存在と聞きました。

 僕は日本文学、欧州文学にも精通していませんが、サッカーに限らずテニスやラグビーが作品に登場する機会は、さほど無いのではないでしょうか。

 大リーグ好きでなくとも、スポーツの描写が登場人物の個性や人生を投影させる道具になると、それだけで引き込まれてしまいます。

 今、スペインで活躍する日本人選手が増加傾向にありますが、もし今、野沢尚氏が存命であれば新しい作品を執筆する力になったでしょうか。

 
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