塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カマタマーレのファンに思い切って声掛けをして

2019-10-27 21:53:35 | 日記
 試合終了後、バスで篠ノ井駅に移動し、長野方面に向かう電車をホームで待つ最中、カマタマーレファンの男性に勇気を出して声を掛けました。

 「失礼ですが、カマタマーレファンの方ですよね」
 「僕は今日、集英社文庫の争うは本意ならねどを再読しているんです」
 「我那覇さんは、今日帯同しなかったようですが、最近は先発から外れていますか」

 と尋ねたのですね。

 長野駅ではその男性が僕に会釈をしてくださり、僕も

 「お気を付けて」

 を声を掛けましたが、再読していると様々なことを思いました。

 もし我那覇さんがドーピング問題で世間を騒がせなかければ(白なのですが)、日本代表の常連ではなかったか
 神戸や琉球、讃岐に移籍することなく、フロンターレに在籍できていただろうか
 彼は昨日フロンターレのカップ戦優勝を、どう捉えただろうか

 など、本当に様々な考えが浮かびました。

 それでも我那覇さんは、本文に登場する

 「自分にレッテルを張った人物」
 「レッテルを張った新聞社と記者」

 について、憤怒の感情や苛立ちの感情をみせていません。

 それは沖縄という、海の奇麗な土地で育った環境が与えた心情なのか、親御さんの言いつけが素晴らしかったのか、要員は様々だと思います。

 ただ、僕が思うに彼は

 自分の無実を証明しようと奮闘してくださる方に、ただただ感謝したい

 その気持ちだけで当時を過ごし、今もそう考え続けているのではないか、と言う形です。

 サッカー好きならず、スポーツと分野に関心を抱く方は、是非購入して読んで頂ければ幸いという内容です。
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ホクトを支援するために

2019-10-27 21:44:14 | 日記
 今日観戦した長野パルセイロ対カマタマーレ讃岐の一戦。

 僕が真っ先に出かけた場所は、ホクトが企画した「パルセイロ・カレー」を3箱買うことでした。

 僕はけち臭いので売店を利用する頻度は皆さんよりも少ないのですが、今回ばかりは先日の台風で大きな影響を受けたホクトを支援したいと強く感じていたのです。

 ちなみにゴール裏のコンコースには

 「長野を愛する想いを込めて共に戦おう」

 という横断幕が掲示されていました。

 また、試合終了後スタジアム外の自販機を初めて使うと、そこには

 「この自販機は災害対策用自販機です」

 という文字が確認できました。

 また、この交通網や様々な気配が完全に再開していない中、カマタマーレの応援に駆けつけてくださったファンの方に、今の長野市はどう映ったでしょうか。

 ラグビー・ワールドカップにおいて

 選手がサッカーと異なり、審判に意義を申したてない
 ファンが敵と味方関係なく、座席を共有している

 という指摘がありました。

 確かに暴力行為が頻繁に起きる中南米、欧州ではファンを隔てる行為は当然ですし、その慣例はJリーグでも同様です。
 
 しかし、基本シャトルは呉越同舟であり、パルセイロのファンがカマタマーレのファンに絡むことは、まず考えられません。

 試合は0-0
 パルセイロの観客動員は2000人を超えるのがやっと
 被災の後、最初のホームでゴールを奪って欲しかった

 と感じたことは幾つもあります。

 一方で2000人近い人間が、クラブを信任している、一方で3000人から4000人のファンが不信任を突きつけたからこそ、2014、2015年あたりの観客動員が保てない。

 という側面もあります。

 様々な課題を得ながらも、クラブは進んでゆくのですね。
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スポンサーの熱意が実る瞬間

2019-10-27 01:19:58 | 日記
 ラグビー・ワールドカップで一番株を上げたのは誰でしょうか。

 ミスター・ジョセフかもしれませんし、主将のリーチ・マイケルかもしれません。

 公式スーツを提供した青山商事かもしれませんし、ジャージを手掛けたカンタベリーかもしれません。

 僕は「大正製薬」ではなかろうか、と考えます。

 大正製薬はラグビー日本代表がここまで大きな尊敬と敬意を勝ち取る遥か前から、代表を支援してきたはずです。

 前回のエディー・ジョーンズ体制は当然支援していたはずですし、ジョン・カーワンが指揮を執った2011年大会も同様ではないでしょうか。

 つまり今大会は、長年にわたる大正製薬の支援体制が遂に実った、という見方ができると思うのです。

 何が言いたいかと言いますと
 
 1・勝敗や露出など、損得勘定抜きにサポートするスポンサーの大きさ
 2・日本サッカーでは大正製薬がキリンに相当する
 3・骨格となるスポンサーがいると、財政面で大きなメリットがある

 と思えたためです。

 週刊マガジンで描かれる「ブルーロック」の中で、日本サッカー協会のお偉いさんたちは、一癖ある人物として登場します。

 僕が講談社の人間ならば

 「こんな描き方であれば、サッカー協会の人間は嫌な気分にならないだろうか」
 「取材申請が必要な際、受理されるだろうか」

 と不安になると思います。

 しかし、田嶋会長以下、そんな事は考えないでしょうし、皆当たり前ですがあんな独特の考えはしていないはずですしね。

 ですから日本サッカーも、キリンやアディダス、ダンヒルにアウディと大口スポンサーはいるわけですが、感謝するところは感謝し、仮に是正が必要ならばその点を言及する。

 という、常にフラットな形を維持してほしいのです。

 ブラジルとナイキの間で噂されるのようなしぐさは、やはり考え物ですからね。
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履物から見る個性と人格

2019-10-27 01:08:56 | 日記
 足下を見るという表現があるように、人間は履物や靴で人格を見透かされてしまいます。

 本場欧州までサッカー観戦に出かける際は、移動やホテルで快適と思える服装で良いと思いますが、公の立場で出向くならば、背広や腕時計以上に靴の選択は慎重にならざるを得ません。

 ちなみに安倍晋三内閣総理大臣は、英国のエドワード・グリーンを履いて公務に励んでいると聞きました。

 僕はこの話を聞いたとき、ほっとしましたね。

 もしこれがフランスのベルルッティのような、デザインと色気が傍からわかる靴であれば、どこか違和感を感じたに違いありません。

 しかし英国の伝統を尊重し、質実剛健であるエドワード・グリーンであれば、総理でなくとも安心感を周囲に与えることができるはずです。

 靴を履く印象は、サッカー・スパイクにもあるでしょうね。

 アシックスとミズノ 生真面目な製品づくり
 アディダスとプーマ サッカーを黎明期から支えてきた歴史
 ナイキ 革新的なデザインと素材
 ヤスダとディアドラ 日本とイタリアの職人芸

 などが連想できます。

 ですから、ナイキがロナウドやエムバッペ、ネイマールをサポートしているのは、やはり彼らが従来の価値観では測り切れない、卓越した技量の持ち主だからと言えます。

 逆にアシックスがイニエスタに声をかけたことは、彼が本当に穏やかな心の持ち主であり、宿敵レアルのファンですら一目置く、性格の豊かさがあります。

 ですから、契約選手を見ていますと、ブランドが

 今後どのような商品展開を考えているのか
 契約選手とどのような形で未来を歩むのか

 なんとなくですが、想像できると思います。

 ちなみに八村塁はジョーダン・ブランドと契約していますが、サッカーもバスケットでもナイキの影響力を痛感します。
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