塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

シャルケ、アディダスの後任がアンブロへ

2017-06-25 00:57:08 | 日記
 フットボール・ウエブマガジンによれば、シャルケはアディダスと現在まで55年もの長きに渡り、契約を結んできたとのこと。

 しかし両者は遂に別れることになり、シャルカーは今後、アンブロがデザインするレプリカを購入することになります。

 記事によれば契約金の減少や契約年数でアディダスが現行契約を上回る提示はしなかったということで、アンブロからすれば本国イングランドだけでなく、オランダ、ドイツでの影響力を増やす試みなのでしょう。

 オランダではPSVがアンブロと契約していますし、懐かしいのは1995年のアヤックスでしょうか。

 リトマネンにライカールト、そして若きクライフェルトなど多くの逸材が揃ったこの年のアヤックスは、念願の欧州王者に輝きトヨタカップでグレミオと戦うために来日しました。

 このときのアヤックスも、アンブロの代名詞

 「ダブル・ダイヤモンド」

 が胸元に輝いていました。

 アヤックスの輝きはあの「ボスマン判決」により崩れ去り、主力の多くがイタリアとスペインに移籍していくのですが、時代の趨勢というものが人の手によって変化するという良い教訓となりました。

 アンブロはエバートン、ボーンマス、そしてウエストハムとプレミアで多くのクラブをサポートし、J1ではFC東京とガンバ大阪と契約しています。

 以前にもお話しましたが、ナイキ買収後の彼らは思うような活動ができずにいましたが、ナイキの手を離れたことで自分たちの試みが、気兼ねせずに行えるようになったことが大きいと思います。

 柏レイソル、アスレチック・ビルバオ、そしてマンチェスター・シティ。

 アンブロのファンであれば彼らが輝いた瞬間を見守ってきたことが思い出されるでしょうね。
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