僕が思う本革スパイクの魅力

　合皮スパイクが主流となる中で、今でも本革スパイクの愛用者が存在するのは、馴染んだ革の感覚が手放せなくなる為
でしょう。

　財布はベルトでもコードバン、カーフレザー、ブライドルレザーなど高価格でも高品質の革を用いた商品は、耐久年数
に加えて肌に馴染み、愛用していてよかったと思えるものです。

　例えば今多くの選手がナイキのスパイクを使っています。

　そのデザインに加えてコマーシャルの巧さ、そして先端技術の素晴らしさは万人が認めるものですが、僕の記憶では今
現在ナイキ製の本革スパイクは記憶にありません。

　ここにひとつの差別化が存在します。

　つまり本革スパイクが欲しければ

　アディダス（コパ・ムンディアル）、ミズノ（モレリア）というように、他のブランドを指名する形になり、ナイキとは
別の選択肢が生まれます。

　本革スパイクはそのブランドが抱える名人、職人の技術が味わえることも魅力のひとつですし、物づくりが後世に語り
継がれる点でも意義があります。

　近年サッカー市場でも勢いを増すアンダーアーマー。

　彼らは製作期間３年を経てスパイクを市場投入しますが、その品は合皮ではなく質の高いカンガルーレザーを用いた本革
スパイクでした。

　確かに本革は動物保護の面で厳しい批判にさらされる時があります。

　でも多くのブランドが保護だけでなく、使用する水の排水に気を付けていることも確かです。

　アンダーアーマーが意図的に本革スパイクを投入したのであれば、それは巧みな戦略と言えますし値段は張りますが本革
スパイクの愛用者が廃ることは無いと思います。

食生活を見直す大切さ

　先日お話したように、僕は最近食生活の中から出来るだけ糖分を削除しようとしています。

　はちみつやオリゴ糖などは別物なのですが、砂糖をできるだけ控えることで体というのは随分調子が良くなることは、間違い
ないようです。

　脂肪分０のヨーグルト
　砂糖を使わないチョコレート、そしてカカオ純度の高いチョコレートの購入
　おやつにはカロリー０のこんにゃくゼリーや補助食品を食べてみる

　それでも完全に砂糖を抜くのは難しいのですが、こうした食生活の改善で持久力が維持できることを期待します。

　栄養補助食品は手軽に鉄、ミネラル、ビタミンを得られるので便利なのですが、それでも味付けには砂糖を使っていますから、
食べ過ぎは良くないのでしょうが。

　サッカー選手が資本となる体を整えるには、当然摂取する食品が大きく関係します。

　栄養素とカロリー、そして水分補給は選手のみならず僕たちにとっても大切ですが、むしろ重要なのは選手が抱くメンタルに
あるはずです。

　「俺はこれだけ質の高い睡眠を得てきた。だから動ける！」
　「今日も栄養補給は満点だ、さあ行こう！」

　というように、適切な食事と睡眠は心の支えになると感じます。

　選手は煙草やアルコールなど、一般人ならば批判されない習慣を断ち切る事で仕事（試合）に向かい、報酬を得ることで生活
しています。

　ですから

　「選手生命を維持するには、食生活を大切にするのは当然だよ」

　と思いがちですが、そう思う方ほど実は見直すべき習慣が多い様にも見えます。

　僕はスーパー勤務ですから、仕事終わりに様々な食品を見る時間があります。

　男女問わず自分の食生活を見直すことで、選手の意識に近づけるかもしれません。