塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーに起こるしがらみ

2013-06-24 23:31:15 | 日記
 月曜日が休日だった際に、ガリレオを見る機会に恵まれました。

 その時の犯人役を演じたのは蒼井優さんで、僕はテレビCM(ライトオン)以外で彼女の演技を見るのは初めてでしたが、
率直に大した方だと思いました。

 その蒼井さんは現在交際関係の破たんで様々な記事が掲載されています。

 僕が思ったのは

 「彼女はしがらみを何とも思わないのだろうか」

 というものです。

 僕のように交際関係と交友関係が極端に狭ければ、かつての恋人や険悪な友人と偶然出会うこともないでしょうが、芸能
の世界ではすぐに話は広まってしまいますし、顔を合わせるのがつらい時もあると思います。

 しかし、蒼井さんはその点を全く畏怖していないように見受けられます。

 サッカーの世界でもしがらみは強烈な存在を放つ時があり、それが宿敵に移籍した場合によく見られます。

 1・バルセロナからレアルに移籍したハヴィエル・サヴォイラ
 2・ドルトムントからシャルケに移籍したアンドレアス・メラー
 3・スポルティングからポルトに移籍したジョアン・モウチーニョ

 こうした「禁断の移籍」が実現すれば、選手と代理人に対しての嫌悪感は激増し、家族までが罵倒される覚悟を持つ必要が
あります。

 サヴィオラとモウチーニョのように、古巣との折り合いが悪くファンも

 「彼らは移籍した方が良い」

 と考える場合もあります。

 それでも移籍先が覇権争いを繰り広げる宿敵となると、それまで抱いていた慈愛はどこかに吹き飛んでしまいます。

 山雅からパルセイロに土橋が移籍する際も大きな話題になりましたが、アマチュアレベルでも激震が走るくらいですから、
プロとなればその衝撃が数倍に増す事は間違いありません。

 
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オランイエに見られる男のこだわり

2013-06-24 01:53:43 | 日記
 「男のこだわり」

 という言葉が誌面を賑わせることがありますが、この言葉を聞いてもさっぱり理解できないという女性が多いのは僕も頷け
ます。

 僕自身だってよくわかりませんし、言い換えればそのこだわりの為に柔軟な発想が遮られているという側面があります。

 逆に芯が強いとも言えるのでしょうが。

 このこだわりによって絶え間ない議論が続くのがオランダです。

 オランダは「ブラジルと真っ向から打ち合って唯一勝てる国」と呼ばれ、世界中にその動向を注目するファンが大勢います
し、それは日本も同様です。

 「2002年ワールドカップ予選でオランダ敗退!!」

 の報道で、目の前が真っ暗になったファンは多いと思いますし、専門誌もさぞやがっかりしたででしょうね。

 そのオランダのこだわりといえば

 「4-3-3の両翼を活かしたサッカー」

 なのですが、オランダではファンそれぞれがこの布陣について、必ず自論を持っているとさえ聞きます。

 つまり4-2-1-3や4-1-2-3、もしくは3-4-3や3-3-3-1というように、ピッチを広く使い相手を
間延びさせ、常にオフェンス・トライアングルを維持する。

 しかし

 「オランダは常にウイングを置かねばならない」

 という言葉がどこか強迫観念となり、選手と監督だけでなくファンと記者も金縛りになっているような印象もあります。

 2010年、ファン・マルバイクは時流と現在の代表に最も適切な布陣と考えたのは4-2-3-1でした。

 4-2-3-1もサイドバックも含めれば両翼に計4名の選手を配置できますが、従来のオランダにはない荒っぽさもあっ
た為でしょうか、その方法論は決勝に進んだとはいえ不評でした。

 つまりオランダ・サッカーにとって4-4-2や3-5-2は最初から無いも同然なのでしょうが、この強引さが陰を潜
め監督が4-3-3に固執しない柔和さが加われば、新しい代表が見られるように思います。

 しかしこの方法論が一定の評価を得ても

 「オランダ国内」

 で賞賛されることは無いのでしょうが。
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南アフリカから学ぶブラジル・ワールドカップへのヒント

2013-06-24 01:42:49 | 日記
 もしブラジルの地でイタリアが歓喜に浸るとすれば、通算優勝回数は5度となりブラジルと肩を並べます。

 仮にブラジルが開催国としての義務を果たせば、その回数は6度なりイタリアだけでなく3度優勝のドイツにですら脅威
となる

 「ダブル・スコア」

 となりますね。

 ではこうした優勝を狙う国と同居した場合、日本代表が勝ち点3をもぎとるにはどうしたら良いのか。

 現状では残念ですが

 「窮鼠猫を噛む」

 という表現しかあてはまらないのですが。

 サッカー批評48号が34ページから「高知馴化はなぜ成功したのか?」というミカミカンタ氏の記事を掲載しているの
ですが、この際のキーワードがスイスのザースフェーになります。

 ミカミ氏は三重大学教育学部の杉田正明氏にインタビューをしているのですが、このザースフェー標高が1800メート
ルあり、高地に3週間以上滞在すると

 1・ヘモグロビンと赤血球が増える
 2・増えた分多くの酸素を取り入れられる
 3・よって平地で走る事が楽になる

 というのです。

 つまり南アフリカ同様に16強進出を果たすためには、今回のコンフェデレーションズ・カップのように視察も大切ですが

 「対戦相手決定後のスカウティング」
 「合宿地の正確な設定と、誰もが理解しその効果が期待できる練習内容」

 が求められます。

 今回各国移動と試合に追われることに追い打ちをかけたのが、試合会場ごとに変わる気候でした。

 ブラジルはご存知のように国土が広いわけですが、その地域によって人々の気質が気候によって随分異なることが理解でき
ました。

 ならば、抽選会以後の迅速な対応が協会に求められるのは間違いありません。
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