塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ミズノの持つ底力

2013-06-08 01:40:55 | 日記
 イトーヨーカドーの「ボディクーラー」、イオンの「クーリッシュ・ファクト」にユニクロの「エアリズム」

 服装に関心の無い方や亭主の為に肌着を買いたいという奥様からすれば、一体どこの店に出かけたら良いのか、さっぱりわ
からないと思います。

 僕の意見としては

 「好きな物を買ったらよいですよ。」

 というもので、もうここまでくれば価格、機能、素材に関してどこの会社も一定の水準を保っています。

 僕は先日お伝えしたゴールドウイン以外に、グンゼとワコールの肌着を着用した経験がありますが、やはり着心地とシルエッ
トは異なります。

 その点だけは考慮すべきです。

 今では一般的になった夏場の機能性肌着ですが、冬場の「ブレスサーモ」同様ミズノが手掛ける「アイスタッチ」の評判が
聞こえてきます。

 ミズノは周知のように日本屈指のスポーツブランドであり、五輪選手団に提供する衣料を筆頭に、その高い品質は世界中で
知られています。

 サッカーも同様で、1999年バロンドールと2002年世界王者となったリバウドが、ミズノの愛用者として有名でした
ね。

 古くはカレカとミューレルを支援していたせいか、ブラジル国内でもミズノに対する信頼はすこぶる高いと聞いています。

 アイスタッチはその接触冷感が評判で、僕の記憶に間違いなければ昔ユナイテッド・アローズが、これを肌着では無く外
出着として販売したはずです。

 スポーツブランドがファッションに特化することは曖昧な部分が出てきそうですが、ミズノの品質を知らしめるエピソー
ドと言えます。

 今季ミズノのデザインが抜群によくなった印象がありますが、まじめさの中に柔軟性を織り込むミズノ製品の愛用者は
今後も増えてゆくでしょう。
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重なって見えるベッカムとフィッツジェラルド

2013-06-08 01:26:53 | 日記
 最新号のメンズクラブには付録として米国エスクワイアが編集した、「華麗なるギャツビー」についての冊子が付きます。

 今テレビCMでレオナルド・ディカプリオ主演の一端が垣間見えますが、やはりフィッツジェラルドといえば、連想ゲーム
のようにこの作品が浮かびあがります。

 僕はもう手放してしまいましたが、新潮文庫版ではジェイ・ギャツビーが語り部であるニックのことを

 「ねえ、親友」

 と呼ぶことが印象的で、これはやがて仲違いしてしまうヘミングウエイにこう呼ばれたい、そう彼が願った気持ちがあった
のかもしれません。

 ギャツビーはかつての恋人、デイジーをふりむかせるために派手なパーティーを開催しますが、その資金は闇で手に入れた
代物でした。

 そしてフィッツジェラルド自身も、妻であるゼルダの浪費癖に手をやく面があったのです。

 僕はなんとなくですが、今のベッカムとヴィクトリアの関係が、この米国を代表する作家と妻を連想させるように思えるの
です。

 少なくともフィッツジェラルドはゼルダを必要としていましたし、ベッカムもそれは同様です。

 そして何より

 「夫が妻を光らせた」のではなく、「妻あってこその夫」という側面があることも確かで、僕は読んだことがありませんが、
ゼルダ・フィッツジェラルドに関する作品も随分あるのです。

 日本でも2000年代前半から中期に、ベッカムだけでなくヴィクトリアの生き様を描いた本が随分発売され、話題になっ
たものですが、彼女もまた浪費癖があるようです。

 「夫の稼いだ金をかたっぱしから使う」

 まるで悪妻の見本と言えますが、亭主がそれを悪ではなく当然のこととして認めたなら、何の問題もないわけですが、ベッ
カムにしてもフィッツジェラルドにしても柔和な態度で接するからこそ、妻が生き生きとしているのでしょうね。

 
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