塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

伸び悩みの背景と対処方法

2013-06-10 01:01:30 | 日記
 前回に続き、伸び悩みの背景を探りたいと思います。

 理由その2・入るクラブを間違えた。

 フェイエノールトの静止を振り切り、レアル・マドリードに移籍したドレンテ。
 ガンバからバイエルン・ミュンヘンに移籍した宇佐美

 チャンピオンズ・リーグで優勝を狙えるクラブというのは、選手層の厚みとメディア対応だけでなく、服装から嗜みに至るまで
多くの要素が求められます。

 例えば移動の際公式スーツをだらしなく着ている、ボランティアがフロントに対して労わりが無いようであれば、それだけで
多くの批判が寄せられます。

 練習での激しい動きだけでなく、戦術理解度と突出した個人の力量。

 10代、20代前半の選手が適切な経験を積むには、縛りがもう少し緩和されている中規模クラブに加入するか、移籍を
早いと決断する勇気も必要でしょう。

 理由その3 日本人の場合、ブームの乗せられてはいないのか

 スタンダール・リエージュに移籍した小野裕二
 デュッセルドルフに移籍した大前元紀
 ニュルンベルクに移籍した金崎夢生

 この3選手が海外に新天地に求めた背景には、香川真司が起こした「た日本人「ブーム」があるように思えます。

 言い換えれば海外クラブの乱獲です。

 「ブーム」というのは「ファッション」同様に流行、つまり一過性のものにすぎず、第二の香川真司など存在するはずも
無いのです。

 つまりブームはまだ確固たる「ムーブメント」、定着した形にはなっていません。

 「格安の移籍金で最高の結果」

 ドルトムントの成功例に他のクラブが追随する形になったことが不味いわけですが、語学不足を含めた日本人選手側にも
問題はあります。

 熟れる時期まで待つ。

 この点を再度考慮することが今後必要でしょうね。

 優秀な選手というのは、その多くが若い時に躓いておらず、だからこそ出血(失敗)の際止血(新しい方法)に関しての知識
が乏しいのでしょう。

 僕なんて毎日膝を擦りむいていますから、案外僕のような弱腰の方が力強いにかもしれません。
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伸び悩みとは何なのか

2013-06-10 00:50:37 | 日記
 サッカーではA代表招集以前に突出した結果を残した選手たちが躓きを見せると、

 「伸び悩み」

 という言葉を用いますが、では伸び悩みとは具体的にどんな出来事を指してその理由はどこにあるのかを検証することは
さほど多くありません。

 先日のスポーツナビのコラム、筆者は木村かや子さんだったと思いますが、今フランス国内では1987年生まれの選手
達に焦点があてられていると言います。

 その理由はふたつ

 1・彼らが2004年のU-17欧州選手権で優勝したこと
 2・その主軸を担ったのがベン・アルファ、サミア・ナスリ、ジェレミー・メネーズという心象の良くない選手であり、
   カリム・ベンゼマはレアル・マドリー移籍後停滞しているように見える

 からだそうです。

 この世代は既に日本でも特集され、ワールド・サッカーダイジェストは2008年2月7日号の26ページから4ページ
を割いて特集しています。

 日本では1992年生まれの選手たちを、便宜的に

 「プラチナ世代」

 と呼びますが、こうしてみますと1999年ワールドユース準優勝の選手たちのその後は、ある意味特殊な例として見る
べきだと感じます。

 僕が考える伸び悩み、言い換えれば躓きの理由を述べてみます。

 1・故障が出場機会を奪ってしまった。

 前回お話した宮市がこの例に当たります。

 故障が多い選手、少ない選手の差が先天的なものなのか、それとも筋力の維持と食生活で改善できるのかはわかりません
が、やはり故障の多さは気になります。

 故障している間の時間をどのように過ごすのか、この点も周囲かの助言も含めて大きな影響があるでしょう。

 
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