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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カズの歩んできた道、根底にあるもの

2012-09-24 21:01:43 | 日記
 カズがブラジル留学中、母親にあてた手紙に中で

 「苦労は買ってでもしろと言われたけれど、苦労は店には売っていないよ。」
 
 と笑い飛ばしたという話を聞きましたが、それはカズの優しさ、異国の地で苦労している
と心配させない配慮だったと言えます。

 今は国の借金問題や就職難など、僕の20代前半よりも暗澹たる気持ちでいる方も多いで
しょうが、僕にも皆さんにも

 「苦労をしておいて良かった!」

 と言える日が来るといいですね。

 カズはブラジル時代のことを、今振り返ると「そうでもなかった。」と思うのでしょが、当
時はやはりそうは思えなくて当然です。

 「時が流れたからこそわかる実感」

 それは誰にでもあります。

 でもブラジル時代、腰が折れそうなくらいバスに揺られたことや、サントスで最初は役立た
ずと罵られながらも、結局は主力として活躍できた。

 その根幹が揺らぐことが無いからこそ、45歳の今でも

 「カズ、フットサルで日本代表に!!」

 という見出しが躍るんでしょう。

 フットサルは範囲が狭い分、ボールタッチが増え運動量もそう多くはありませんが、ひとつ
の判断の誤りが失点に直結します。

 F・リーグに限定1試合で出場した時、ファンは大歓声でカズを迎えました。

 代表のジャージを纏った「キング」の姿は、きっと多くに人間に祝福され、同時に有機を与
えるはずです。
 
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ファン300人が南長野に集まる。

2012-09-24 19:06:07 | 日記
 今日の信濃毎日新聞によりますと、昨日のパルセイロファン感謝デーに集まったファンは
300人との事です。

 僕のように降雨で行くのを止めた人間を加えたなら、その数はもっと増えたはずです。

 フロントも当日の天気を恨んだのでは無いでしょうか?

 昔セルジオ越後氏が

 「ファン感謝デーは年に一回だけだと思いがちだけど、別に何回だって行えば良いじゃな
  いか。」

 と提言していたことを思いだします。

 ですのでパルセイロにはシーズンオフにもう一度、ファン感謝デーを企画して欲しいもの
です。

 気温も下がり、風も随分冷たくなっているでしょうが、晴天ならば300人以上のファン
は集まると思います。

 シーズン終了後であれば、

 1・監督と選手がそれぞれシーズンを振り返る
 2・フロントからの今季総括

 が示しやすいですし、何よりスケジュールが一段落付いていますから、選手たちの予定に
随分とゆとりができます。

 今日は昨日とは異なりそれなりに暖かく、過ごしやすい一日でした。

 今日のような天気ならば、僕も出かけることを躊躇しなかったはずですが、天気ばかりは
僕たちではどうしようもないのですが
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90年代のサッカー漫画で描かれた世界

2012-09-24 16:53:17 | 日記
 塀内夏子氏は、高校サッカーを舞台にした「オフサイド」を週刊少年マガジンに連載して
以降、その緻密な心理描写で大きな評価を得てきました。

 「Jドリーム」

 の連載は丁度Jリーグ開幕とほぼ同時に始まり、だからこそ頭文字にJをつけたのでしょ
う。

 このJには二つの意味、日本代表とJリーグのふたつの存在が込められているはずです。

 先ほどご紹介したワールド・ユース編は、僕の記憶では90年半ばに週刊マガジンに連載
されていたはずです。

 この当時のJリーグはまだ降格制度が無く、ヴェルディの存在価値がまだ非常に高い頃で
した。

 またロッシの所属先がパルマであるように、当時このクラブの勢いは今では考えられない
程すさまじい物でした。

 当時はスポンサーである

 「パルマラット」

 の潤沢な資金に溢れ、不発に終わりましたがストイチコフ、フランス代表のチュラム、そ
して若きブッフォンとカンナバロが在籍していました。

 ちなみに主人公の赤星鷹は浦和レッズに所属しており、同僚だった北村大地はパルマに移
籍という設定です。
 
 これもカズのジェノア移籍に触発されてのシナリオだと思います。

 僕はマンガに精通していませんが、「シュート」、「ビバ・カルチョ」などを読み返しま
すと、当時の最先端の戦術と人気クラブがわかって興味深いですね。

 例えばこの「Jドリーム」でも「シュート」でも

 「ACミラン」
 「ゾーンプレス」

 が描かれている場面があり、当時のミランの凄さが伝わってきます。
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悪童たちを活かす為に

2012-09-24 16:39:03 | 日記
 塀内夏子氏の代表作である「Jドリーム」

 その飛翔編において、主人公の赤星鷹はスゥエーデン、アルゼンチン、そしてイタリア
を撃破し、日本を

 「ワールドユース優勝」

 の原動力となります。

 日本は決勝でイタリアと戦いますが、アズーリの攻撃を担う2選手が非常に対照的に描
かれています。

 ひとりがパルマ所属のロッシ。

 俗に言う正統派で、実力と容姿に秀でた選手です。

 もう一人がカリアリ所属のビアンキ。

 家が貧しくカルチョの世界をラジオで知ったロッシは、味方をも欺く意外性のプレイに
溢れ、日本も痛い目に遭います。

 そう、今のアントニオ・カッサーノやズラタン・イブラヒモビッチのような存在です。

 僕は今のJ1、そして日本代表が彼ら3人のような人物を扱える

 「器量」

 があるかと言えば、僕は無いと思います。

 意外性というのは戦術の枠からはみ出すことを意味しますから、監督としては面白く無
い存在です。

 彼らが活きるのは、マッツオーネや今季からローマに就任したゼマンのような、思い切
りのよい監督の下が多いのは、偶然ではないはずです。

 意外性に溢れた選手は、大半が守備力、言い換えれば前線からのプレス、後方に戻って
の守備が不得手です。

 ですから、他の選手の運動量がどうしても増えますし、彼らの為の

 「引き立て役」

 にならざるを得ない場面もあります。

 しかし、その意外性、閃きが時に監督を解任の座から救い、ファンに夢を与えることも
確かです。

 日本では「悪童」というレッテルを張りがちですが、つぶさに観察することで正当な評
価を与えなくては意味がありません。

 ロベルト・バッジョが2000年5月23日、パルマを3-1で下しチャンピオンズ・
リーグの出場権をインテルにもたらし、同時に

 「マルチェロ・リッピ」

 を解任から救った出来事が、その象徴的な出来事と言えます。

 (参考資料 ワールド・サッカーダイジェスト ロベルト・バッジョ 引退特集号)
 
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記者として飯を食うために

2012-09-24 00:17:05 | 日記
 僕が思う記者として不可欠な道具としては

 「文房具、デジタルカメラ、ボイスレコーダー、携帯電話」

 を連想します。

 以前どなたかが、ストップウォッチを持参するという話を耳にしたことがあります。

 また服装では、

 1・雨、雪に強いラバーソールの靴
 2・吸収速乾、発熱素材、ストレッチなど機能性を重視
 3・道具が簡単に一瞥できる鞄

 が不可欠だと思いますがどうでしょうか?

 ただ、国内と海外では持ち物も随分異なるでしょう。

 ロスト・バゲージの話はよく聞きますし、国際運転免許証の準備も必要でしょう。

 電車を使うなら現地の時刻表があると便利でしょうし、天候からイタリアでよくみ
られるショーペロ、日本語でいう

 「ストライキ」

 も観点としては避けられません。

 記者の先輩たちが

 「海外ではこんな目にあった。」
 「こうした問題が発生した際は、こういう手続きを取ればよい」

 と案内してくれたなら、新米記者だけでなく一般のファンの方も重宝する情報だと
思います。

 病気の心配もありますしね。

 逆に言えば、手軽に弁当が買えて安ホテルでも安全とお湯が配備された日本の機能性
が、ずば抜けて凄いという意味合いです。
 
 しかしサッカーで飯を食うならば、それに安住してはいけないというわけです。

 
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