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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーで儲けること

2012-09-17 22:32:07 | 日記
 正直言いますと、僕もサッカーで小遣い稼ぎを考えたことがあり
ます。

 その内容は

 「古着屋、リサイクル店で価値のありそうなサッカーとジャージ
を仕入れて、専門店に買い取ってもらう。」

 というものです。

 ただ、実際のところは考えただけで実行はしていません。
 
 差額で儲けるほど、うまくいかないはずですし、贔屓にしていた
店が閉店したこともあります。

 最近、専門店のホームページを見ると、非常に希少価値があると
思われる品が売られています。

 僕が依然集めていたインテルと日本代表のジャージを

 「ヴィンテージ・スポーツ」

 に買い取ってもらったことは依然お話しした通りです。

 誰かに着て欲しいという気持ちの反面、お金に変えたかったとい
う気持ちがあったのも確かです。

 ただ、こうしたお金目的の売買が増えると、90年代中期に突如
巻き起こった

 「ヴィンテージ・ジーンズの値上がり」
 「ナイキの靴の売買」

 のような、違法すれすれの商売が再び登場するかもしれません。

 当時はインターネット・オークションの需要が、現在ほど高くはあ
りませんでしたが、それでも偽物の流通と悪徳業者の存在が騒がれま
した。
 
 お金が欲しいのは皆がそうですが、一時でも

 「サッカーで儲けようか」

 と邪な気持ちを抱いた点を、僕は反省せねばなりません。


 
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日本人選手の明と暗

2012-09-17 22:13:56 | 日記
 週末の欧州リーグ、まずドイツでは

 清武が1ゴール、2アシスト
 宇佐美が1ゴール

 ロシアでは本田が2ゴール、そしてオランダではハーフナー・マイクが1ゴール
1アシストと、結果を残しました。

 その一方でウィガンの宮市、ユナイテッドの香川、ハノーファーとシュッツット
ガルトの両酒井に出番与えられないまま終わりました。

 また、インテルの長友は専門紙が無駄と切り捨てた形で警告を貰うなど、

 「明と暗」

 の差が選手によって浮彫となっています。

 出場機会が得られなかった選手には、二通りの見方ができます。

 まずは香川、酒井(ハノーファー)のように、コンディションが整って痛い為と
いう理由。

 そして宮市、酒井高徳のように、移籍が間もない、五輪の関係でクラブを離れて
いたために、周囲との呼吸を合わす時間が必要。

 そう指揮官が捉えている選手もいます。

 ただ、逆に言えば、それだけ指揮官の期待が希薄という側面があるのかもしれま
せん。

 清武のように、五輪直後から休み時間もないままクラブに合流し、実際周囲との
連携も取れている選手もいます。

 それだけ選手には

 「考える時間」

 が与えれた形と言えます。

 長谷部誠のように、とにかく自分を見つめ練習をおざなりにしなければ、200
7年のベッカムのように、必ず出番は来ます。

 あの時ベッカムがシーズン中にも関わらず

 「レアルの対談、アメリカへの移籍」

 を発表し、ファビオ・カペロから激怒されるも、ベッカムがレアルのリーグ制覇
に貢献したことは万人が認めたものでした。

 腐らないことは誰にとっても難しいものです。

 選手たちには誰かがきっと見守っていると伝えたいところです。

 
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対戦相手を利用すること、フロンターレとパルセイロ・レディース

2012-09-17 00:46:58 | 日記
 例えば昨日ベガルタ仙台レディースと戦った長野パルセイロ・レディースは、前回お話した
事柄を体験しました。

 ベガルタには鮫島彩選手がモンペリエから加入したこともあり、メディアの注目度も屈指
でした。

 また会場の松島フットボール・センターには9000人近い観衆が集まったと聞きましたし、
チャレンジ・リーグの知名度を考えれば、これはすごい数字です。

 つまり、パルセイロ・レディーズとしては結果論ですが

 「対戦相手のプロモーション」

 に上手く乗りかかり、自分たちの試合映像がニュースで流れた形になります。

 ちなみに僕は仕事が終わってから「すぽると」で、この試合のダイジェストを観ることが
出来ました。

 ファン・プロモーションは、選手のサイン会のようにスタジアムで気軽にできるものから、
サッカー教室や学校訪問、ファン感謝デーなど当然

 「費用対効果」

 を考えねばならないものもあります。

 ですから、対戦相手を巧みに利用してお金をかけないことも、一つの方策ではあるはずです。

 例えばアントラーズにどうしても勝てないフロンターレが

 「K点越え」

 というスローガンを公表した時は、やるねえ!と思った方多いと思います。

 普通、連戦連敗と相性の悪いクラブとの対戦は、どうしてもマイナスに考えてしまいがちで
すが、このような明るいスローガンならば、悪い気はしませんよね。
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対戦相手をプロモーションに使う意義

2012-09-17 00:36:54 | 日記
 シドニーFCに移籍するデル・ピエロが、ファン500人から大歓声で迎え入れられ
ました。

 もし来季シドニーFCやチャンピオンズ・リーグに参戦し、僕が彼らと戦うクラブの
フロントならば、以下の内容で広告を打つでしょう。

 「君も生で、イタリアの至宝を見たくは無いか!」

 普通、プロスポーツの広告、スポンサーというのは、対戦相手ではなく当然ホームの
スター選手の起用を希望します。

 つまり、

 「対戦相手のビッグネーム」

 を使うことを潔しとはしないのです。

 このある種の逆説を巧みに取り入れたプロチームが、1990年代のアメリカにありま
した。

 それは当時NBAで弱小と罵られていたニュージャージー・ネッツです。

 彼らが人気を挽回し、観客席をファンでいっぱいにする為にとった手段が

 「マイケル・ジョーダン、シャキール・オニールなど、他のチームの有名選手を広告に
  起用する。」

 という代物だったのです。

 当時のネッツにも、ケニー・アンダーソンやデリック・コールマンという素質ある選手
はいたものの、ネームバリューでは到底ジョーダンには勝てません。

 つまり、対戦相手の大物に焦点を絞り、プロモーションをかける作戦にでたのです。

 この話はきこ書房から刊行されている

 「エスキモーに氷を売る」

 の中で語られています。

 例えばチャンピオンズ・リーグでキプロスやイスラエルなど、辺境と呼ばれる地域に
レアルやユナイテッドが遠征すれば、それだけでファンが熱狂するのは、まさにこの例
ですね。

 従ってもしシドニーFCと戦う機会に恵まれたJのクラブがあるならば、それだけで
大きな販売促進の材料が入手できた形になります。
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